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歴史的高値の「金」を今から買って間に合うのか? 長期金利低下で「リスクオフ」鮮明に
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/320527
2023/03/25 日刊ゲンダイ
利上げ実施も長期金利は低下(FRBのパウエル議長)/(C)ロイター
「有事の金」に注目が集まっている。NY金先物(中心限月)は、今月6日に1トロイオンス=1818.6ドルの高値を付け、さらにそこから急上昇し、20日に年初来高値となる1999.6ドルを記録した。2020年8月の過去最高値2069.4ドルに迫っている。
「これだけ安全資産の金の価格が急騰するということは、いま起きている金融不安は有事に値するほど危機的なのか、と警戒する声が上がっています」(市場関係者)
米銀2行の経営破綻や欧州のクレディ・スイスの経営不安により、市場はリスクオフへとシフトしつつある。FRB(米連邦準備制度理事会)は22日、政策金利を0.25%引き上げたが、それでも長期金利は低下。日本の金利も下落傾向が続く。
金利がつかない金は、金利が下がれば、相対的に魅力が増し、買われる傾向にある。また、金融制裁により保有していたドルが使えなくなったロシアを“他山の石”に、中国などが脱ドルの一環として、金を爆買いしている。これが金相場を下支えしているのだ。
今は“買い”よりも“売り”の局面で
ほぼ堀り尽くされた(C)ロイター=共同
歴史的高値にある金を今から買って間に合うのか。まだ値上がりする余地はあるのか。元スイス銀行ディーラーでマーケットアナリストの豊島逸夫氏はこう言う。
「間に合いません。もう、当面の高値圏でしょう。すでに市場は、最近の金利低下や脱ドルの動きを織り込んでいます。その結果、1トロイオンス=2000ドルに迫っているとみています。ですから、今は“買い”よりも“売り”の局面でしょう。当面は、1600ドル台で買って、2000ドルで売るのが目安です」
過去1年の金価格の推移を見ると、ウクライナ侵攻直後の昨年3月は2000ドル前後だったが、9月には1600ドル台まで下がり、11月から上昇に転じている。今はしばらく様子を見て、押し目買いを狙うのがよさそうだ。
「長期的に見れば、金価格は上昇すると考えられます。ほぼ掘り尽くしており、掘っても出ないからです。海底には埋まっていますが、採掘しても採算が合わない。もし金投資するなら、毎月、3000〜5000円を購入するのを10年くらい継続する長期投資をお勧めします」(豊島逸夫氏)
のんびりと少額の長期投資をするのも悪くない。
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