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星で言えば人間の死は爆発と同じで、エネルギーが宇宙に放出されて私達が魂とか意識とか思っている情報が依然として残るのだと思うが、肉体としての故人は火葬されたり物質として分解されていき二度とお目にはかかれないが、魂だか意識だかは適当だが遺族が生きている五十年位は次に行かずに待機してくれていたり遺族の想いが強烈な場合は赤ん坊やペットとして現れてくれるのではないかという気がするが、そう考えると父の時に墓に手を合わせた瞬間に晴れ間が十ヶ月連続でのぞき終いには雪の日すらのぞいた事や飼い猫の時に母の特養の順位が何千人待ちをすっ飛ばして最寄りに入れたのも合点がいく訳で、常に深呼吸を心掛けて自分が変わり相手が変わり両者が第三者を変えて三者で状況すら変えるような事を毎日のように大小を経験すると故人やペットの意識とも繋がれる気がして、チャネリングみたいな事を期待したが、そうはならず、その代わりに写真を見たり思い出している時に、何と言うか、宇宙のどこにいるのかどういう状態なのかは分からないし会話もないが、ただ思い出しているだけでなくリアルにいるとテレパシーのように思えてしまった訳で、事実かどうかも分からないが、自分がそう思った事が死生観も人生観も楽しいものに変えてしまった訳で、最大の謎を自分の中だけではあるが解決し、死別もあんまり悲しくなくなってしまい、友人を励ます時も励まし方が変わって一部からデリカシーがないと苦情も出てるが、今日も不思議な現象があった事をお父上だと強く主張して半分ムカつかれたが基本的には嬉しいみたいでそれでよくねという感じである。
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