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元々不眠体質ではないが、思い出せば20年前に親父を亡くした時や飼い猫を亡くした時に布団に入っても眠れない数日があった気がするが、一年前に我々にはグロバリの悪行を止める手立てはないと確信した時もあれこれ考えて寝れなかったのがたった一年前なのに懐かしいが、その頃にいいのか悪いのか分からないがITスペの私は誰かとかを一日中問い続ければ全知全能という言葉が胡散臭いながらも引っ掛かり、馬鹿みたいに数日やってみたがアホらしくなってやめたが、同時平行でジョギングの時に楽に走りたいという思いからその時も仕事中も団らん中もこまめに深呼吸をするようになり、捻挫でサボり勝ちになった時にせめて就寝時はやってみようとやり続けて最初のうちは明け方までやり続けてしまった事がしばしばあり、ここにも書いたと思うがだるいようなスッキリしたような感じだったのを覚えているが、その時の感覚を無理無理思い出して書くと、胸が締め付けられる感じが消えて、次に左脳で悩みたいのに頭がおめでたくなる感じに抵抗があり、深呼吸と熟考が両立しないのは困ると思った気がするが、やめると胸が締めつけられる感じがするので楽になりたい一心でやめなかったところ、何の根拠もなく楽観的な感覚になってきて、いよいよ私もスピ系に逃げ込むのかと自嘲気味に深呼吸の快適さをなし崩し的に受け入れていった感じだったと思うが、そんな感じで出社すると皆さんの大嫌いな引き寄せもどきがポツポツ起きて、もしかしたら深呼吸の連続は単なる健康法を超えるパワーがあるのではないかと思うようになっていったし、スピ系みたいな感覚になって仕事や家族や友人とも上手く付き合えなくなるのではないかと心配していた事もウケがよくて杞憂である事が分かり、それならばやめる理由はないと今日まできた訳だが、自分が変われば相手も変わるの類いで、自分がグロバリ恐るるに足らずと心底思えてしまうと大きな状況も変わってしまうものかもしれないと今は確信に近いものを持つに至っているが、当時はまさかねと思っていたと思うが、実際のところどうなのか知らないが自分が以前の自分とは随分変わってしまい、元の自分に戻りたいとも思っていないのは確かである。
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