健康、ダイエット、IQ向上、引き寄せ力向上などの効果が期待出来る呼吸法をご紹介してきたが、ここで簡単に一覧にまとめようと思う。

◆深呼吸
これだけでも十分に効果がある。
朝晩、30秒から1分で良いので毎日実行すると良い。

◆「よかった・ありがとう」呼吸
志賀一雅博士が考案し、松下幸之助の不眠症を簡単に治した呼吸法でもある。
「よかった」と思いながら息を吸い、「ありがとう」と思いながら息を吐く。
いつでも、どこでも、いくらでもやればやるほど良いが、特に、就寝時に行うと抜群の安眠効果がある。

◆「４の呼吸」パターン１
イギリスの魔法使いW.E.バトラーが『魔法入門』『魔法修行』などで教えている。
（１）心で４つ数えながら息を吸う。
（２）心で２つ数える間、息を止める。
（３）心で４つ数えながら息を吐く。
（４）心で２つ数える間、息を止める。

◆「４の呼吸」パターン２（別名「三角の呼吸」）
（１）心で４つ数えながら息を吸う。
（２）心で４つ数える間、息を止める。
（３）心で４つ数えながら息を吐く。
慣れてきたら、数える数を５、６，７と無理のない範囲で増やしていくとさらに効果的。
政木和三さんは７から始め、20で超人化した。

◆「４の呼吸」パターン３（別名「四角の呼吸」）
（１）心で４つ数えながら息を吸う。
（２）心で４つ数える間、息を止める。
（３）心で４つ数えながら息を吐く。
（４）心で４つ数える間、息を止める。
これも、慣れてきたら、数える数を５，６，７と無理のない範囲で増やしていくとさらに効果的。

◆「ナ・ダーム」呼吸
心で「ナ」と唱えながら息を吸い、「ダーム」と唱えながら、やや細く長く息を吐く。
いつでもどこでも行うのに適している。
右まゆの内側付け根に意識を置きながら行うと、さらに効果があると言われている。

◆プラーナ―ヤーマ呼吸
（１）「私はこれではない」と心で唱えながら息を吐く。
（２）「私は誰か」と心で唱えながら息を吸う。
（３）息を止め「私は彼である」と心で唱える。
「私は彼である」は「私はそれである」や「私は神である」でも良い。
ここでの「彼」「それ」は神を指す。
極めて強い効果があり、超能力が得られるとも言われるが、危険もあるかもしれない。

以上の中から、自分に合ったものを行う。
負担にならない限り、いくつやっても良い。

ITスペシャリスト息の止め方について ( W.E.バトラー著書を参考にしたもの)
↓
・喉を閉じずに鼻から空気が出入り
しない状態

・息を吸っている時「これ以上息を
吸い込まない」
息を吐いている時「これ以上息を
吐かない」
これを、喉の気管を閉めずに行う

「普通の深呼吸でも、息を十分に吸った状態や、息を十分に吐いた状態では、喉を閉めなくても、自然に気管の空気の流れは止まっていると思う。そのようにやれば良いのだと思う。」