ITｽﾍﾟｼｬﾘｽﾄ氏は社会参加が胆であり行者になってはいけないとの趣旨の発言をされているが行者とはカラダを通して知る事を実践する人の事と言い変えられよう
　山奥の寺院に篭って修行する者だけが行者でなく家で「カラダを使って知る」ことを実践する人は皆行者であると思えばいい　　

　カラダが作るﾎﾙﾓﾝ(内分泌系)やｻｲﾄｶｲﾝ(免疫系)が脳幹下部から脳内に入る事がﾊｰ
ﾊﾞｰﾄﾞ大で確認されている　　脳で作られる神経伝達物質とこれらのﾎﾙﾓﾝは相互に交流、会話しているのであり脳とカラダは不可分の関係にある　　全身にある神経節がﾘﾄﾙﾌﾞﾚｲﾝと呼ばれ脳と補完関係にある事も合わせて「カラダは悩である」と考えるのが正しい　　そう言えば禅で最も戒められるのはカラダが動いていないのに頭だけ働いている状態である　　東洋の智慧、日本の智慧には驚かされる

　◎カラダを動かしカラダの発する声を聞く習慣は悩の土台部分である脳幹を刺激して
脳全体のバランスを取る上で大切である

　◎生命現象を直接司る脳幹は日頃知性脳に抑制されがち　　植物脳とも言われる脳幹部がカラダの刺激や運動で逞しく蘇ってくると「変性意識」と呼ばれる新たな意識状態が生まれ，いわゆる「悟り」などの契機ともなる　

　◎知性脳での学習や考察と併せてカラダを動かしカラダからのフィードバックを得る事が全能的、全人的な生き方となって日常生活にも大きく寄与する事となる　　いつか出た話題の、理を知って数を掛ける、反復してカラダで覚えると言う項目もこれに属するﾃｰﾏですﾈ

　ﾏｲ子　　ﾊ？　ﾜﾀｼはｱﾅﾀじゃないの　　大丈夫？　

　　(注；ﾃﾂｶﾞｸ者の場合はどこまでもｺﾚが許される