http://www.asyura2.com/23/ban11/msg/761.html
Tweet |
要するに、アメリカの思想家は外向的な性格だ、というだけの事ですね。 それに対してヨーロッパやインドの思想家は内向的性格です。
ユング性格学「二つの態度と四つの機能 心理学的タイプ」
我々には、自我があります。自我により、それぞれのわたしを、わたしと感じることができる。“わたし”や“わたしでないもの”を、区別できます。また、自分の外側にあるものや自分の内側にあるものを知覚し、反応する。
それぞれの人間には、受け取り方や反応の、パターンがあります。人間には、物事を知覚し受け取る機能や、それに対して反応する機能が、備わっている。人間の「タイプ」というのは、いわば、その機能の使い方。どれを好んで使うかという傾向です。
ユング性格学 [二つの態度 心理学的タイプ」
外向的な人は
「社交的で、率直で、協調的で、与えられた状況にたやすく順応し、すぐに愛着を示し、疑うことを知らず、時とすると、軽率な確信をもって未知の状況のなかへと飛び込んでゆく」。
内向的な人は
「引っ込み思案で、内省的で、恥ずかしがり屋で、外界の対象になかなか近づこうとせず、殻に閉じこもりがちで、つねにどこか防衛的で、何事につけまず疑ってかかり、あれこれ詮索する」。
アメリカの思想家は外向的思考型が殆ど、それに対してヨーロッパやインドの思想家は内向的思考型か内向的直観型が多い。
特に、釈迦、イエス、ソクラテスやニーチェは内向的直観型
ユング性格学「四つの機能 心理学的タイプ」
人間は、四つの心の装置・機能を持っています。
ユングはそれを、“感覚”“思考”“感情”“直観”と呼びました。
人は生まれながらに、この四つの機能、すべてを備えている。
では、なぜ、性格に違いがあるのか?
前述の通り、人はこのうちのどれかを、好んで使うようになります。何を主に用いるかによって、性格は違ってくる。また、現実に対する態度が“外向的”か“内向的”かによって、同じ機能でも、違いが出てきます。
☆
[四つの機能]
感覚:物事を(五感により)受け取る機能。
そこに何があるのかを教えてくれる。
外界や内界にあるものを、知覚する。
思考:物事を考える機能。
それが何であるかを教えてくれる。
分類し、定義づける。
感情:好き嫌い、快不快、美醜などを感じる機能。
それが好ましいものかどうかを教えてくれる。
感情によって、分ける。
直観:可能性を知覚する機能。
それがどこから来てどこに行くのかを教えてくれる。
どうなるかを知覚する。
感覚は、五感を通して受け取る機能。景色や色、肌触り、温度、音、におい、味、などを受け取る。また、イメージも受け取ります(五感を通して感じるような、イメージ)。
直観は、可能性を受け取る機能。これは何になるのか? 何に使えるか? どうなっていくのか? それを――理屈を越えて――受け取ります。いわゆる、第六感というものでしょうか。
思考は、分類したり、照らし合わせたりします。それは何に属するのか? それはどういうものか? そういうことを考えたり、組み合わせたりする。それを判断材料にします。
感情は、言葉の通り、感情によって分類したり、判断したりする。好きか嫌いか? 心地好いのか、不快なのか? 美しいと思うのか、醜いと思うのか? そうやって、判断する。
http://jungknight.blog90.fc2.com/blog-entry-1880.html
- アメリカの思想家はユング性格学では外向的思考型か外向的直観型のどちらかです 中川隆 2024/5/23 06:23:00
(0)
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。