http://www.asyura2.com/23/ban11/msg/533.html
Tweet |
(回答先: >経済学の基本中の基本で、株式会社は我々株主の物ですから 投稿者 中川隆 日時 2023 年 12 月 29 日 16:07:52)
>長期投資は確実に資産を増やせる良い方法ですね、短期
ではいろいろ揺さぶりもあるでしょうが長期では問題になりません、
「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由
つみたてNISAによる株式投資ブームが最悪のタイミングで始まった。
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
だが金融庁にそそのかされた素人たちはこう言うかもしれない。仮にこれから株価が暴落しても、積み立て続けていれば長期的にはプラスになるのではないか? 特に米国株はこれまで40年、長期的には上がり続けたではないか。
株式投資ブームに乗った時点で個人投資家の損失はほぼ確定している
一方で、米国株はここ40年長期的には上がり続けている。それが彼らの頼る根拠である。しかし致命的な問題がある。それは、彼らのほぼ全員が何故米国株が40年上がり続けてきたのかについてまったく知らないということである。
米国株が40年上がり続けた理由
統計的相関関係と因果関係を区別できない人は多いが、論理的に考えてもらいたい。「米国株は40年上がり続けたからこれからも上がる」と主張するためには、40年上がり続けた理由をまず発見し、それが今後も存在し続けることを証明しなければならない。
当たり前だろう。これが出来ていない時点でその人の投資は破綻しているのだが、誰もそれに気づいていない。
では米国株が40年上がり続けた理由は何か。それは40年前に何かがあったからに他ならない。
金融緩和というのは、要するに金利を下げるということである。そこでアメリカの長期金利のチャートを見てみると、1981年を頂点にそこから40年下がり続けている。
何故ここが頂点になっているかというと、1970年代にアメリカでは物価高騰が起こり、金融引き締めを行なっていた。つまりは金利を上げ続けていたということである。
そしてインフレが1980年頃に収まったため、ようやく金利を下げることができるようになった。その後、アメリカの金利は上記のように下がり続けてきた。
株式市場が長期的に上がるというのはまったく事実ではない。これを正確に言い直せば、「株式市場は金融緩和を続けられる限り長期的に上がり続ける」である。
- 日本の物価も実質毎年5%は下がるから、5%の配当を貰っても配当込みでの価値は変わらない。 中川隆 2024/1/05 09:00:58
(3)
- この12年は金利が下がり続けたから株価が上がっただけだろ。 中川隆 2024/1/09 09:41:56
(2)
- ジム・ロジャーズ : バブルの頂点で買い始めるアホは個人投資家だけではない 中川隆 2024/1/09 19:02:04
(1)
- 「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た 中川隆 2024/1/09 19:07:20
(0)
- 「株式の長期投資はほぼ儲かる」という幻想は金融庁の「基礎から学べる金融ガイド」から来た 中川隆 2024/1/09 19:07:20
(0)
- ジム・ロジャーズ : バブルの頂点で買い始めるアホは個人投資家だけではない 中川隆 2024/1/09 19:02:04
(1)
- この12年は金利が下がり続けたから株価が上がっただけだろ。 中川隆 2024/1/09 09:41:56
(2)
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。