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(回答先: ハマスは、パレスチナをイスラエルが攻撃する口実作りの為に、被害が最小限のテロを行っている。 ハマスは実はモサドが作り、支… 投稿者 中川隆 日時 2023 年 10 月 14 日 19:18:57)
イスラエルが“あえて”自国民を見殺しにした理由とは?
そもそもハマスを作ったのはイスラエルです。1970年代の日本の連合赤軍や重信房子のような連中はアラファト議長がリーダーだったPLOと共闘していたのですが、イスラエルはそれに対抗する勢力としてハマスを作ったのです。
イスラエルはエルサレムのアル・アクサ・モスクを破壊したいんです。
イスラム教、yudaya教、キリスト教の聖地がエルサレムなのですが、yudaya人とすればイスラム教もキリスト教も追い出したいわけです。最低でもイスラム教のモスクは潰したいんですよ。というのも、いまモスクが建っている場所は二千年前にyudaya教の神殿があった場所ですからね。
ジェームズ:今回のハマスによる攻撃は単なるテロではなく、イスラエル戦争です。実際、イスラエルはハマスに対して宣戦布告しています。国家でもない相手に宣戦布告なんて本来あり得ないんですが、それをイスラエルのネタニヤフ首相は早々にしましたよね。つまり、これは戦争になるという宣言であり、巷間言われているようにのちのちイスラエルvsイラン戦争につながっていくということです。
──ハマスのバックにはイランがついていると盛んに言われてますよね。
ジェームズ:イランがハマスに資金援助や武器供与などをしているのは事実ですし、そのイランのバックにはロシアがいます。多くのメディアがイランのことは言うのですが、ロシアについてはなぜか言及していませんね。しかし、ハマスの代表ハリド・マシャルは去年からいままでの間に最低3回モスクワを訪れていて、最新が今年の4月でした。ですから、今回の奇襲でハマスがドローンを使ってイスラエルの戦車を破壊できたのもロシアの技術支援があったためです。
──イランだけじゃないんですね。
ジェームズ:興味深いのが10月8日つまり、ハマスの奇襲があった翌日にロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長がX(旧Twitter)でイスラエルに関して「期待通りのことが起こった」とポストしているんですね。ですから、ロシアはもう隠していないです。ということは遠からず、この戦争は拡大するでしょうね。
──ウクライナ戦争のように長引くということですか?
ジェームズ:長引くでしょうし、イスラエルvsイラン戦争につながる流れが今回の戦争の核心となるでしょう。
──でも、イスラエルの軍事力があれば、ガザ地区のテロ組織ぐらい簡単に制圧できそうですけど。
ジェームズ:本気を出せばできると思いますよ。しかし、本気を出さないでしょうね。イスラエルの地上軍がガザ地区に侵攻することはあるとは思いますが、それでも完全に殲滅しないで終わりにするんじゃないですかね。あるいはそうすることによってレバノンのヒズボラが動き出して戦火が拡大する結果になるとかでしょうね。
──なぜ、本気を出さないんですか? 自国民があれだけ殺され、拉致されているのに。
ジェームズ:だから、問題はそこです。今回、多くの報道で言われているのがハマスの奇襲を未然に察知できなかったイスラエルの国防能力の低下、モサドの諜報能力の劣化です。しかし、モサドの諜報能力は世界トップレベルですよ。しかも、モサドが最も警戒しなければいけないのは自国内のテロリストですよ。それが奇襲攻撃を受けたなどあり得ないんです。つまり、あり得ないことが「起きた」ということは、ハマスの動きを放っておいたということです。
──いや、でも、そうなるとイスラエルは自国民を見殺しにしたということになりますよ?
ジェームズ:実際、見殺しにしているじゃないですか。奇襲攻撃を受けてる地域を20時間以上も放っておいたんですよ。
──確かに大勢のイスラエル人たちが「なぜ、警察も軍も来てくれなかったの! 何時間も!」と怒ってましたね。でも、そんなことを平気でしますかね?
※この後、「エジプトほかの諜報機関からイスラエル政府に対してガザ地区でなにか起きるという事前警告があった」という記事が出てくる。
ジェームズ:エルサレムのアル・アクサ・モスクを破壊したいんです。アル・アクサ・モスクは有名な岩のドームがあるイスラム教の最高聖地の一つです。しかし、エルサレムには有名な嘆きの壁があり、yudaya教の聖地でもあります。また、キリスト教の聖地である聖墳墓教会もあります。要はイスラム教、yudaya教、キリスト教の聖地がエルサレムなのですが、yudaya人とすればイスラム教もキリスト教も追い出したいわけです。最低でもイスラム教のモスクは潰したいんですよ。というのも、いまモスクが建っている場所は二千年前にyudaya教の神殿があった場所ですからね。この神殿を復活させて救世主(メシア)を迎えるというのがエルサレム政府のアジェンダなのです。
ジェームズ:もちろん、本気で神を信用している人はほとんどいませんよ。みんな良識の範囲内で神を信じているだけです。しかし、狂信者は違います。聖書に書かれていることだけが真実であり、そして厄介なことにゴリゴリの狂信者の中に権力者が意外に多いんです。その最たるものがエプスタインやその周辺の人々のように宗教儀式としてのペドフィリアを密かにやっている人たちで、彼らはだいたい昔からの王族や貴族ですから古い宗教観をいまだに維持しているのです。最悪なのはそういう人たちにとって一般の人々は奴隷ですから拉致されようが殺されようがどうでもいいわけです。
彼らの望みはyudaya第三の神殿を作って、そこに救世主を迎えるということです。
ジェームズ:今回の奇襲でハマスの残虐性ばかりがクローズアップされていますけど、イスラエルもずっとひどいことをしてるんですよ、ガザ地区の人々に。土地を問答無用で奪ったり、住民を狙撃したり、いつ戦争になってもおかしくないことを繰り返しています。特にネタニヤフ政権が復活してからはそれがエスカレートしています。さきほど言ったエルサレムのアル・アクサ・モスクを今年に入って何度も襲撃していますし、10月5日にはモスクに乱入しようとした男が捕まっています。その男はモスクの中でヤギを生贄として殺そうとしていたのです。
──えーっ、その行為ってイスラム教の禁忌に物凄く触れてませんか?
ジェームズ:聖地を血で汚すことになりますから絶対にやってはいけません。しかも、男は「第三の神殿の建設を早めるため」と言ったと言われています。なにより最悪なのはその男はイスラエル政府の高官だったのです。
イスラエル側がこれだけ挑発しているんですからハマスが報復しないわけがないんですよ。ですから、今回の奇襲は奇襲ではなく、イスラエル側からの挑発にハマスが乗せられたという側面が十分にあるんです。
それに、そもそもハマスを作ったのはイスラエルですからね(苦笑)。1970年代の日本の連合赤軍や重信房子のような連中はアラファト議長がリーダーだったPLOと共闘していたのですが、イスラエルはそれに対抗する勢力としてハマスを作ったのです。ところが次第にイスラエルの言うことを聞かなくなったハマスがイランの支援を受けるようになったのです。
https://tocana.jp/2023/10/post_257267_entry.html
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