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ロシアと中国との戦争で敗北を認めたアメリカ
2023年6月20日
Moon of Alabama
最近人生の現実に直面して、バイデン政権は、実にとんでもなく妄想的な外交政策ゲームで二つの敗北を認めた。
ウクライナの反攻は失敗した。ウクライナ軍は戦場で虐殺されている。「NATOが訓練した」ウクライナ旅団の「反撃」は、どの戦線でも実際の進展をもたらしていない。人と物の損失レベルが高く、再び主導権を取り戻すのは不可能だ。
アメリカの狙いはウクライナをNATOに統合することだった。そうすればウクライナに米軍を駐留させ、モスクワをすぐ攻撃できる場所に兵器を配備できるので、ロシアのいかなる動きにも、差し迫った絶滅の脅威で対抗できるはずだった。
その目的を20年以上も追求した後、アメリカはタオルを投げた。
土曜、バイデン大統領はウクライナのためNATO加盟を容易にするつもりはないと述べた、ロシアと戦争をしている国は加盟国になるには要件を満たさなければならないと付け加えた。
「彼らは同じ基準を満たさなければならない。だから私はそれをより容易にするつもりはない」とバイデンは記者団に語った。「彼らは軍事的調整能力を示す上であらゆることをしたと思うが、彼らの体制がしっかりしているかどうかという全体的問題がある。腐敗していないか? 全ての基準を満たしているか...他の全てのNATO諸国は満たしている。」
そう、それは変化だ。大きな。
報道によると、バイデンは以前、ウクライナのNATO加盟のために、同盟に参加したい国々が軍事的、民主的に改革を行うことを要求するメンバー行動計画という障害を進んで取り除く用意があると表明していた。
それでも、それだけでは十分ではない。
バイデンは何も新しいことは言っていない。バイデンはアメリカは代理戦争に負けたと感じているが、それを認めてはならないし、認めることはできない。NATO拡大が始まった1999年まで引き戻せるるタイム・マシンがないので、15年前のあの瞬間はただの過去で、現在に引き戻せないかのように、MAPルートを通じてウクライナを同盟に迎え入れるという、2008年、ブカレストでのNATO首脳会議における初期値の立場にバイデンは単に戻っただけなのだろうか? ロシアはそれを受け入れるつもりはない。
美辞麗句で表現されているが、欧州連合はウクライナに同様の否定的な見通しを示した。(機械翻訳)
ウクライナ加盟問題に関するEU報告書は、キエフがこれまでのところ正式なEU加盟交渉を開始するために必要な7つの条件のうち2つを満たしていると述べている。
...
「進歩はある。レポートは適度に肯定的だ。これは現実の粉飾ではなく、進歩を認めるということだ、例えば、よく知られている腐敗防止の問題がある。特に最高裁判所クニャゼフ長官の場合」と匿名を条件に、ある当局者は述べた。
...
「改革に関しては、コップは半分で、現時点でウクライナに対し否定的姿勢取ることは決してない。司法改革はある程度進歩を遂げたが、実行する必要のある重要改革がまだある。全てが満足できるというわけではない。」
大いに喧伝された反攻は、実際アメリカとEUとNATOにとって死の罠になっている。
北京訪問の終わりに、もう一つのアメリカ敗北をアンソニー・ブリンケン国務長官が認めた。
この問題に関するジョー・バイデンによる一連の混乱した声明の中で、台湾が中国から離脱するのをアメリカは支持しないとアンソニー・ブリンケン国務長官は述べた。
中国の習近平国家主席との会談後、「我々は台湾独立を支持しない」とアメリカ外務大臣は北京で述べた。
これは、ブリンケンの口頭発言による変更以上のものだった。
アメリカ国務省は台湾に関するファクトシートを更新し、中国が主権を主張する民主的に統治されている島の正式独立を支持しない方針を復活させた。
...
台湾と大陸本土を隔てる海峡に言及して「我々は、どちらの側からの一方的現状変更にも反対する。我々は台湾独立を支持しない。そして双方の違いが平和的手段によって解決されるよう期待する」と文書は述べている。
先月国務省は台湾に関するウェブサイトを変更し、台湾独立を支持しないことと、台湾は中国の一部だという北京の立場を認めたこと両方に関する文言を削除して北京を怒らせていた。
他の中国高官に一連の説教を受けた後、習主席との極めて短い会談後ブリンケンの心境変化が起きた。
王は中国の発展と復活の歴史的論理と必然的傾向を包括的に説明し、中国近代化の特徴と中国の人民民主主義の豊かな実体について詳しく説明した。
強い国は必ず覇権を追求するという仮定を中国に投影せず、伝統的な欧米諸国の常識で中国を誤解しないよう彼はアメリカに促した。「これは、アメリカが本当に客観的で合理的な対中政策に戻れるかどうかの鍵だ。」
いわゆる「中国の脅威」を演じるのをやめ、中国に対する違法な一方的制裁を解除し、中国科学技術の進歩を抑制するのをやめ、中国内政に干渉しないよう王はアメリカに要求した。
国家統一を守ることが常に中国の核心的利益の中核だと彼は強調した。中華民族の未来はそこにあり、中国共産党の不変の歴史的使命だ。
台湾問題について、中国には妥協や譲歩の余地はないと王は述べた。
報道によると、ブリンケンと王会談の中国語発表は英語翻訳版より一層軽蔑的だ。
中国にとって次の措置は台湾海峡での米軍艦艇や飛行機による挑発的な「無害通航」立ち寄りを止めることだ。そのためには国連海洋法条約を適用する必要がある。
第38条
通過通航権
1 すべての船舶及び航空機は、前条に規定する海峡において、通過通航権を有するものとし、この通過通航権は、害されない。ただし、海峡が海峡沿岸国の島及び本土から構成されている場合において、その島の海側に航行上及び水路上の特性において同様に便利な公海又は排他的経済水域の航路が存在するときは、通過通航は、認められない。
地図を見れば、これが明らかに中国本土と台湾という名の中国の島との間の海峡に当てはまることがわかる。
拡大する
もしアメリカが本当に一つの中国政策を持っているなら、海峡が立ち入り禁止であることを受け入れなければならないだろう。
ロシアと中国に対する戦争での敗北というこの二重の悩みは落ち着くには時間がかかるだろう。
ウクライナ紛争では、ある種膠着状態を作り出し、ある種38度線のような朝鮮停戦境界線を実施する夢が依然ある。
ロシア-ウクライナ戦争が何年も、おそらく数十年も続く凍結紛争に変わり、朝鮮半島、南アジア、更に広い地域で、同様の長い対決に仲間入りする可能性を高めるようアメリカ当局は計画している。
バイデン政権内で議論された長期的「凍結」の選択肢には、ウクライナとロシアが越えないことに同意するが、公式国境である必要はない境界線をどこに設定するかが含まれる。議論は暫定的ではあるが、様々なアメリカ機関やホワイトハウスで行われている。
ロシアにはそのどれも受け入れるつもりはない。ロシアはウクライナ軍を徹底的に打ち負かすだろう。共産主義者が、その地域をウクライナ・ソビエト社会主義共和国に行政上割り当てる前、何世紀にもわたってロシアだったウクライナの部分を奪還するだろう。
海と東の豊富な鉱物から切り離された残りの中立ウクライナ部分は、ロシアが喜んで受け入れる下っ端に引き渡される。
「世界の他地域」に対する戦争での二重敗北はウォルフォウィッツ・ドクトリンの終わりだ。
このドクトリンは冷戦の終わりにソビエト連邦が崩壊した後、世界で唯一残った超大国としてのアメリカの地位を謳い、その地位を維持するのが主目的だと宣言している。
我々の第一の目的は、旧ソビエト連邦領土または他の場所で、以前ソビエト連邦や他の場所で、秩序に脅威をもたらす新たなライバルの再出現を防ぐことだ。これは新しい地域防衛戦略の根底にある主要な考慮事項で、統合された支配下で、世界的大国な生み出すのに十分な資源を持つ地域を、敵対勢力が支配するのを防ぐよう努める必要がある。
「一極支配」の終わりは、誰にでも見える状態だ。
もちろん共和党は、相手と同様に手を広げすぎる罪を犯しているにもかかわらず、これについてバイデンを大声で非難するだろう。バイデンは、ゲームに負けた駒として、ブリンケンを犠牲にしなければならないかもしれない。
とにかく、いずれにせよ彼の再選の助けにはならない。
ちなみに、アメリカが敗北を認めた同じ日に、パレスチナのレジスタンス戦士にイスラエルが攻撃されたのは単なる偶然ではない。これも中国が解決を熱望し、アメリカが支援している地球規模のもう一つの問題なのだ。
記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/06/us-admits-defeat-in-war-on-russia-and-china.html
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昨日見たマグレガー氏youtube
U.S. NATO Council to give the Russians a role in Europe | Douglas Macgregor About Russia Ukraine War 49:05
奇異なニュース
【ベルリン時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は22日夜のビデオ演説で、南部ザポロジエ原発を占拠するロシアが原発へのテロ攻撃を準備しているとの情報について、20カ国・地域(G20)の代表者らに伝えたと述べた。
我々が原発を攻撃するという宣言か?
ネオコン議院二人記者会見「ロシアのせいで放射能汚染が起きたら、ただで置かない。」というのはロシアがノルドストリームを破壊したというのと同じ異様な発言。原発を占拠するロシアが原発を破壊する理由は皆無。ウクライナ軍を使った原発攻撃を計画しているのだろうか?
Senators Graham and Blumenthal News Conference on Russian Nuclear Threats 24:57
日刊IWJガイド
「インドのナレンドラ・モディ首相が訪米! 国賓として招いた米国の思惑は、中露印3国同盟が成立するのを阻止するためか!?」
2023年6月24日 (土)
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