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米国の圧力でウクライナ軍が始めた「反転攻勢」は日本軍が行った海上特攻に酷似
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202306060001/
2023.06.06 櫻井ジャーナル
ウクライナ軍が6月4日に大規模な攻撃を始めたと伝えられている。すでにウクライナの軍や親衛隊は壊滅的な状況で、日本にTNT爆薬を供給してほしいと頼み込むほどだ。イギリスから供給された長距離巡航ミサイル「ストーム・シャドー」はロシアの防空システムで破壊されているとされている。実際、大きな被害は報告されていない。航空兵力による支援もない。日本を含め、西側では「反転攻勢」が宣伝されてきたが、これはウクライナ軍が負けていると言えないために使われている表現なのだろう。
ウクライナの東部にはステップ(大草原)が広がっている。制空権はロシア軍が握っているため、そこへ侵入したウクライナ軍部隊は砲撃だけでなく航空機や高性能ミサイルで攻撃される。
昨年5月にロシア軍はウクライナ北東部のハリコフ州から撤退、西側の有力メディアは「反転攻勢」だと喜んでいたが、侵入したウクライナ軍部隊は壊滅的な打撃を受けた。トラップだった可能性が高い。その時にロシアが兵力を集中させていた場所がソレダル。そこには岩塩の採掘場を利用した全長200キロメートルという「地下要塞」が建設されていた。
キエフ体制を支援するアメリカ/NATOは2014年から兵器を供給して兵士を訓練するだけでなく、ドンバスの周辺を要塞を建設していた。その要塞線はバフムート(アルチョモフスク)の陥落で崩れたと言えるだろう。この戦闘でウクライナ側は大きなダメージを受けているが、アメリカ/NATOはさらなる「反転攻勢」をキエフ政権に命じていた。
ウクライナでの内戦は2013年11月から14年2月にかけてバラク・オバマ政権が実行したクーデターが発端である。その際、現場で指揮していたのがビクトリア・ヌランド国務次官補であり、ホワイトハウスにおける工作の責任者はジョー・バイデン副大統領、その国家安全保障担当の補佐官を務めていた人物がジェイク・サリバンだ。
バイデンが大統領に就任した後、戦争を推進しているグループを率いているのは、この3名とアントニー・ブリンケン国務長官である。そこにイギリスの政治家が加わる。EUの好戦派はこうした米英の好戦派に従っているだけだろう。このグループはウクライナ軍が敗北しているという事実が知られることを恐れている。
1945年4月、日本軍は戦艦大和を含む艦隊を沖縄へ向かわせた。いわゆる「海上特攻」だが、ウクライナの「反転攻勢」を見ていると、その出来事を思い出す。
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