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プーチン大統領勝利に終わるのか? 苦戦ウクライナ軍「死傷12万人」の衝撃
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320162
2023/03/17 日刊ゲンダイ
ウクライナの戦闘地、ドネツク州バフムトの最前線で戦った後、暫しの休憩をとるウクライナ軍の兵士たち(C)ロイター/ Radio Free Europe/Radio Liberty
ウクライナ軍は、想像以上の打撃を受けているのか。ロシアの侵略に抗戦をつづけるウクライナ軍の死傷者が、最大12万人に達しているという。米紙ワシントン・ポスト(電子版)が13日、欧米当局者の推計として伝えている。ロシア軍の死傷者は、推定20万人だ。
ウクライナ軍は、最前線で指揮を執ってきた下士官の多くが戦死しているという。東部ドネツク州では、500人規模の部隊のほぼ全員が死傷し、弾薬も足りない状態だそうだ。実戦経験が豊富な兵士を多く失ったこともあり、ウクライナ軍の将校は、領土奪還に悲観的だという。
日本の報道では“ロシア苦戦”のニュースが目立つが、3倍の人口差を考えるとウクライナ軍はかなり苦戦を強いられている可能性が高い。軍事ジャーナリストの世良光弘氏がこう言う。
いずれ兵士が足りなくなる恐れも
「ロシア軍の死傷者が20万人、ウクライナ軍の死傷者は12万人という数字は、実態に近いと思う。ウクライナ軍は相当、消耗しているはずです。とくに、ここ2週間はロシアが攻勢をかけている。ウクライナ国民全体の士気は高いですが、最前線の兵士は限界に近づきつつあると思う。兵役逃れもあるようです。このままでは、西側から兵器を供給されても運用する兵士が足りなくなる恐れがある。一番の問題は、長期化するほど、人口が多いロシアが有利になる可能性が高いことです」
長期戦を避けるために、ウクライナやアメリカが停戦に動くことはあるのか。国際ジャーナリストの春名幹男氏はこう言う。
「来年、大統領選があるアメリカのバイデン大統領は、早く停戦に持ち込みたいのがホンネでしょう。アメリカ国民は“支援疲れ”しはじめているからです。ウクライナへの大盤振る舞いは、難しくなりつつある。ただ、現実問題として停戦は難しいでしょう。停戦に動き出すかどうかは、ロシアとウクライナの両国に厭戦気分が広がるかどうかがカギですが、まだ両国とも戦意を失っていない。戦争は長期化する可能性が高いと思います」
プーチン大統領の勝利に終わってしまうのか。
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