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2023年1月18日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/225800?rct=kanagawa
横浜港の米軍輸送拠点「横浜ノースドック」(横浜市神奈川区)に今年春ごろ小型揚陸艇部隊が新たに配備されることが決まった。ここは横浜駅やみなとみらい地区を含む中心市街地に近く、地元は施設の早期返還を訴えていた。突然の決定に関係者の間には戸惑いとともに「固定化」への不安が広がる。(志村彰太、神谷円香)
◆「保管場所」から「部隊拠点」に 横浜市「従来の説明と違う」
部隊の配備は12日、日米の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)で合意した。神奈川県が同日、防衛省から受けた説明によると、米陸軍が今年春ごろ、13隻280人の小型揚陸艇部隊を新たに編成する。既存の船舶を使うため隻数はこれまでの32隻から増えないが、随時派遣されていた人員が常時配置されるようになる。南西諸島などへ部隊や物資を迅速に輸送することを目的とする。
ノースドックは、横浜港の瑞穂ふ頭にある港湾施設で約52万平方メートルの広さがある。1945年に完成し、46年に米軍が接収した。米軍の物資陸揚げ拠点で、2002年から米陸軍が船舶を搬入し始めた。県と横浜市、市議会は毎年、早期返還を求める要望書を防衛、外務両省などに提出してきたが、今回、防衛省からは事前調整なく合意を知らされた。
提示された資料には船舶を「配置」と記されていたが、これまで同省からは、口頭で「保管」と説明されていたという。「保管場所」から「部隊拠点」へ役割が変わる事態となる。横浜市の担当者は「従来の説明と違う」と話した。
山中竹春市長は13日の記者会見で「新たに部隊をつくるのは基地の恒久化につながる恐れがある」と「遺憾」を表明。黒岩祐治知事も17日の記者会見で「人口密集地に実動部隊が配備され、地元に不安を与える」と述べ、詳しい情報提供を求めた。
山中市長が2021年に「カジノ反対」を掲げて初当選するまで、横浜市はカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致を推進していた。ノースドックは、その有力候補地の一つにも挙がっていた。IR誘致を進めていた自民党の藤代哲夫市議は「ノースドックは横浜港の正面玄関。防衛機能の強化はやむを得ないが、米軍施設のままでは、街づくりの面で弊害が大きい」と話した。
基地監視団体「リムピース」共同代表の金子豊貴男さんは「東京湾全体を軍港化する流れだ。横浜の一等地にこんなもの要らない」と批判した。ノースドックでは18年から米空軍のCV22オスプレイが陸揚げされている。それに続く役割強化となると指摘し、「相手次第では、攻撃対象になってもおかしくない」と話した。
ーーー以上引用(部分引用)
記事後半を、省略しています。
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