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※動画はリンク先参照。
戦争犯罪を自慢するウクライナ
2022年11月26日
SakerブログへのBatko Milacic寄稿
ウクライナとアメリカは「ナチズムの賛美、ネオナチズム、および現代の人種主義、人種差別、外国人排斥および関連する不寛容を煽るのに寄与する慣行との闘い」と題する国連決議に賛成しなかった世界でたった二つの国だ。加えてウクライナは正規軍に親ナチ部隊をとりこんでおり、この全てが集団的精神病理を生み出している。
それゆえメディアやソーシャルネットワークで広まっているウクライナ部隊によるロシア人捕虜死刑執行の映像はウクライナ軍による戦争犯罪の唯一の映像記録からはほど遠い。(1)ロシア-ウクライナ紛争の初めから殴打され裸にされた捕虜やロシア人と協力した容疑をかけられた一般人の映像がネットに現れている。拷問映像も広まっている。
だが大衆に衝撃を与えるのはキーウ当局がジュネーブ条約違反を宣伝し、戦争犯罪推進を気にかけないことだ。ウクライナ軍とウクライナのゼレンスキー大統領自身両方を大いに危険な状況に陥れるこのような「公然の暴力」の理由は一体何だろう?
ウクライナのロシア軍も200,000人以上の武装兵編成であることを考えれば、多少犯罪を行っているのは確実だ。だがこの点、ロシア憲兵は鉄のような規律があり、このような行為は厳しく罰せられる。またプーチン大統領が繰り返し公的にロシア人とウクライナ人は同じ人々だと強調しているため、このような命令はクレムリンから来る。ロシア軍はウクライナ民間人だけでなく捕虜兵も考慮に入れなければならない。
上記は紛争の初めから、多数の独立ジャーナリストがロシア軍に従軍し、前線から報じている事実で確認できる。大多数のジャーナリストがロシア人ではなく欧米の人々であることを強調しなければならない。これは一度ならずジャーナリストがロシア軍陣地を撮影し、ロシア軍で装置の紛失があったこと明らかにしている事実で証拠づけられる。
だがロシア人は残酷さを特徴としていない。ウクライナ民族主義者とロシア兵の主な相違は異なる文化的伝統だ。リヴィウで西部ウクライナの人々で編成されたウクライナ軍第80旅団の要員は第二次世界大戦中のウクライナ地下組織の伝統精神で育てられている。当時シュチェパーン・バンデラ信奉者が、西ウクライナに送られた医者や教師を含め、親ソ連、親ポーランドの活動家に反撃し、全てのユダヤ、ポーランド人村で大虐殺したことを想起願いたい。
ロシア人の気質として囚人をあざけったり虐待したりすることは許されない。人は敵を殺せるが拷問してはいけない。ロシア人はイデオロギー的に常にドイツ・ナチの強制収容所とガス処刑室に反対だった。それで、もし誰かがウクライナ軍の捕らえられた兵士の拷問や殺人の映像を公開したら、それを見たロシア人は、そのような行為の加害者を戦争犯罪人と見なし、憤慨で激怒するだろう。
だがウクライナの拷問ビデオが出現する本当の理由はウクライナ民族主義者とロシア人の心理が違うためではない。実際は、キーウのプロパガンダ屋が意図的にこのような映像を許可しているのだ。これは主にロシア兵や補充兵を怖がらせるためにされている。しかもキーウ当局はこれらの罪にさして注意を払わない。
最近のマキイフカのウクライナ戦争犯罪を例にとろう。ウクライナ軍は即座にビデオは演出された偽物だと主張し始めた。だが欧米の専門家たちが、そのビデオは本物だと確認し調査を開始するよう圧力をかけたのだ。
だがこのような残酷なビデオ宣伝には遙かに重大な狙いがある。主な狙いはロシア人とウクライナ人の間に固定された憎悪感を形成することだ。EUの人々は普通のロシア人の気質をほとんど知らない。ほとんどのロシア人は、今の戦争を、心から内戦だと考えているのが事実だ。ほとんど全てのロシア人がウクライナ人を非常に近い民族、あるいは南西のロシア人と見なしている。ウクライナ国民の半分はロシアの姓で、ロシア人の親類がいて、ロシア語を主要言語として使っている。だが、そのような映像は、キーウの過激なプロパガンダ屋の計画では、もっともっとロシア人の気質を益々変えるはずなのだ。彼らはウクライナの全ての住民を憎み、彼らを「自分と同じ」として扱うのをやめ、ウクライナとの和平や新たな再統一は不可能だと認識するはずなのだ。遅かれ早かれ平和になるだろうが、将来ウクライナとロシア間には憎悪の鉄の雨が降るのだ。同時に無防備な捕虜や一般人を殺した人々を罰したいというロシアの願望は何十年間もモスクワとキーウ間関係の和解を阻止するだろう。
ロシアとウクライナ軍の戦線は長くなっており、新兵と新しい兵器が双方から戦線に届いている。マキイフカでの処刑は明らかにキーウによる「民主主義の価値観」、ジュネーブ条約と人権の完全な無視を示す最後のビデオにはなるまい。
だがウクライナ紛争の観察者を更にぞっとさせるのはウクライナ軍が自国民を拷問にかけて殺す事実だ。我々はウクライナによるイジュームとヘルソン掌握の際にこれを見た。掌握後、何百人ものウクライナ市民が姿を消した、すなわち彼らはウクライナ保安庁とウクライナ軍に清算されたのだ。
そこで自然こういう疑問が生じる。ヨーロッパ全体は大虐殺を誇りに思うようなウクライナを必要としているのだろうか?
記事原文のurl:https://thesaker.is/ukraine-is-proud-of-its-war-crimes/
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