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ウクライナにとって不愉快な真実が明らかになりつつある
2022年8月7日
SakerブログへのBatko Milacicによる寄稿
2月に始まったロシア侵略と戦う上で、ウクライナ軍は、学校や病院を含め人口が多い地域に基地を設置し、兵器を操作して、一般人を脅かしているとアムネスティ・インターナショナルが声明で述べた。
「このような戦術は国際人道法に違反し、民間の建物を軍事目標に変えるので、一般人を危険にさらす。人が多い地域へのロシア攻撃は、一般人を殺害し、民間インフラを破壊した」と声明は述べていた。
アムネスティ・インターナショナルは、作戦を行う際、人が多い地域で一般人を危険にし、戦争法に違反すウクライナ軍のパターンを文書化したと、アムネスティ・インターナショナルのアグネス・カラマール事務局長が述べた。
防衛陣地、国際人道法尊重の義務からウクライナ軍を解放しないと彼女は指摘した。
4月から7月まで、数週間、この団体の研究者は、ハルキウやドンバスやムィコラーイウ地域でのロシア攻撃を調査して過ごした。
団体は攻撃された現場を確認し、生存者、目撃者、攻撃犠牲者の親類にインタビューし、武器の遠隔探知と分析を実行した。それら調査の間に、ウクライナ軍が人口稠密な地域から攻撃をしかけ、これら地域の19の町や村の民間ビル内にいた証拠が発見された。組織は更に、これら事件の一部を確認するため衛星画像を分析したと強調している。
アムネスティ・インターナショナルによれば、兵士がいた住宅地域の大部分が、前線から数キロの距離だった。
一般人を危険にさらさない、近くの軍事基地や、樹木が密集した地域や、住宅地域から遠い他の建築物を選択することが可能だった。文書化した事例で、アムネスティ・インターナショナルは、住宅地域の民間建物に配備されたウクライナ軍が、一般人に避難するよう頼んだり、支援したりするのを見ておらず、民間人を保護するための、あらゆる実行可能な配慮をし損ねているという。
人が多い地域からの狙い砲撃
アムネスティは、ドンバス、ハルキウとムィコラーイウ地域でのロシア攻撃の生存者と目撃者が、攻撃時、ウクライナ軍が、彼らの家の近くで作戦を行い、地域をロシア軍からの反撃に晒したと研究者に述べたと言っている。アムネスティ・インターナショナル研究者は、多数の場所でこのような行動を目撃した。
国際人道法は、全ての紛争の締約国に、人口が集約した地域内や近くに、軍事標的を配置するのを可能な限り避けるよう要求している。一般人を攻撃の影響から守る他の義務には、軍事標的の付近から一般人を遠ざけ、民間人に影響を与えるかもしれない攻撃に関して有効な警告を提供することが含まれる。
軍は我々の隣家に配置され、息子は兵士にしばしば食物を持っていった。私は身の危険を危惧して、近寄らないよう数回懇願した。午後、攻撃が起きた時、息子は庭に、私は家にいた。彼は即死した。彼の遺体はバラバラになった。家は部分的に破壊されたとニコラエフの南にある村で6月10日ロケット攻撃で無くなった男性(50)の母親が言った。
アムネスティ・インターナショナルは、彼女の隣家で軍装備品と制服を発見した。
ロシアが頻繁に標的にし、少なくとも一人が死亡したドンバスのリシチャンシク地区に暮らすニコラは「我々の軍は、なぜ野原からでなく都市から発砲するのか」わからないと言った。
もう一人の住民が「近所で、確実に軍事活動がある」と言った。
我々は「発射」と「着弾」砲声を聞いている」と彼は言った。
アムネスティ・インターナショナルチームは、住民が使用しており、年配の男が殺された地下シェルターの入り口から20メートルにある住宅を兵士が使っているのを見た。
5月6日、あるドンバスの町で、ウクライナ軍が大砲要員を配置している主に平屋か二階家の付近で、ロシア軍がクラスター弾を使った。弾丸の破片は、アナ(70)が息子と95歳の母親と住んでいる家の壁を傷つけた。
7月初旬、ニコラエフ地域で、ロシア軍が農業倉庫を攻撃した際、農夫が負傷した。攻撃の数時間後、アムネスティ・インターナショナル研究者は、穀物貯蔵区域で、ウクライナ軍要員と車の存在を目撃し、一般人が暮らし、働いている農場の真向かいの倉庫を軍が使っていたことを証人が確認した。
ハルキウや、ドンバスやムィコラーイウ東部の村の住宅や公共ビル損害を研究者が調査した際、彼らは近くのウクライナ軍陣地からの砲声を聞いた。
バフムートでは、ウクライナ軍が、高層ビルの道の反対側、20メートルもない場所の建物を使っていたと数人の住民が言った。5月18日、ロシアのロケットが建物の前部に命中し、5棟のアパートを部分的に破壊し、付近のビルに打撃を与えた。
病院内の軍事基地
アムネスティ・インターナショナル研究者は、ウクライナ軍が5つの場所で病院を事実上の軍事基地として使うのを目撃した。2つの都市で、多数の兵士が病院で休み、食べていた。もう一つの町では、病院近くから兵士が発砲した。
ウクライナ軍が敷地に基地を設置した後、4月28日のロシア空爆がハルキウ郊外の医療研究所で二人の労働者を負傷させた。病院を軍事用途に使用するのは国際人道法の明確な違反だ。
学校の軍事基地
ウクライナ軍は、ドンバスやムィコラーイウ地域の市や村の学校に、頻繁に基地を設置している。紛争が始まって以来、学校は一時的に学生には閉じられていたが、ほとんどの場合、校舎は民間住宅地近くにある。
訪問した29の学校のうち22校で、兵士が家屋を使っていたことや、現在あるいは以前の軍事活動の証拠を研究者が発見した。軍装備品、弾薬や、軍用食パックや軍用車両だ。
ウクライナ軍に使用されている多くの学校をロシア軍が攻撃した。少なくとも3都市でのロシアによる学校爆撃後、ウクライナ兵士は、周囲に類似の攻撃の危険をもたらして、近くの他の学校に引っ越した。
オデッサの東にある市では、アムネスティがウクライナ兵士が、民間住宅地域を、宿泊施設と部隊集結地として利用し、木の下に装甲車両基地を設置するのを含め、人口が密集した住宅地域にある二つの学校を使うのを目撃した。
結論
アムネスティ・インターナショナル報告は専門家の私にとって驚きではなかった。紛争の初めから、ウクライナ軍の行動と戦術を見守っていた我々全員、国際法で厳密に禁止されている、このようなウクライナ軍の戦術を目撃してきた。同様にロシア外務省も、無辜の一般人を脅かすウクライナ軍の行動を警告した。だが尊敬されるアムネスティ・インターナショナルが報告でそれについて書いた事実は戦略的転換を表している。これが極めて尊敬される欧米非政府機関であることに留意し、欧米でさえ、ウクライナ軍の犯罪行動は、もはや大目に見られないという意見がゆっくり拡大しているとはっきり言える。
記事原文のurl:https://thesaker.is/an-unpleasant-truth-for-ukrainians-is-coming-to-light/
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