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https://mainichi.jp/articles/20230323/k00/00m/010/365000c
本来は「言論の府」として、国民から「正しい言葉の使い方、議論の仕方の手本」を示すべき立場にある「国会」での、先生方の「言葉の乱れ、議論の乱れ」」は、尋常ではない。
「嘘」あり。
「ご飯論法」あり。
「問題のすり替え」あり。
「論点ずらし」あり。
「記憶喪失」などは毎度のこと。
ここにきて新たに、私に「質問するな!」。
これには、さすがに、びっくりした。
今日も、岸田首相自ら、
「捏造という言葉の使い方については、高市氏から丁寧に説明させたい」と述べた。
と。
そんな情けない首相の記事。
記事は有料記事なので、途中まで抜粋する。
「岸田文雄首相は23日の参院予算委員会で、放送法の「政治的公平」に関する総務省の行政文書を捏造(ねつぞう)とする高市早苗経済安全保障担当相の主張を巡り「捏造という言葉の使い方については、高市氏から丁寧に説明させたい」と述べた。放送法文書の正確性に関し、高市氏や総務省の問題と位置付け、深入りを避ける思惑があるとみられる。松野博一官房長官は、内閣広報室がテレビの報道番組の記録を作成していると明らかにした。
文書は、2014〜15年に安倍政権下で放送法の事実上の解釈変更に至る経緯を記載。当時総務相だった高市氏に対し、15年2月に担当局長が解釈などを説明したと記している。総務省は22日に調査結果を発表し、捏造があったとは「考えていない」と表明。立憲民主党などが正確性を追及し、高市氏は「内容が不正確」と否定している。
この後に続く記事は有料会員向け・・・。
引用はここまで。
改めて、岸田首相のこの言葉。
「捏造という言葉の使い方については、高市氏から丁寧に説明させたい」
国民が固唾を飲んで注目しているのは、「放送法の解釈を変え、報道の内容に政府が干渉した事実があったことを証明する公文書」と国会で認定されるかどうかだ。
岸田首相の言いっぷりでは、「捏造」という言葉はどういう時に、どのように使うのが適切なのか、その説明を「丁寧に」させる、と言っているに等しい。
これでは、問題の所在を隠す、政府十八番の「ご飯論法」で答弁したことにするか、「問題のすり替え」でしかない。
そんなものはググれば済む話だ。
しかも同時並行的に、公文書の内容の「正確性」に「論点ずらし」が行われつつある。
役人は、何故「文書」を起こすのか。
政策の決定過程を克明に記述し、記録として大切に保管するのは、そのことがそのまま政治であり、行政に他ならないからだ。
人の記憶も、長い月日によって薄れることを、誰も否定しないだろう。
しかし、文書に起こし、保存することによって、人間の弱点は補完することができる。
今の国会の議論を聞いていると、役人が起こして文書よりも、8年も前の人の記憶の方が正確だ、と言っているに等しい。
そんな本末転倒な議論が、日本の「言論の府」で、まことしやかに行われている。
そして、やはり報道に対する監視は行われていたらしい。
「・・・松野博一官房長官は、内閣広報室がテレビの報道番組の記録を作成していると明らかにした。」
息苦しい「監視社会」がそこまで来ている。
ところで・・・、
岸田首相の好きそうな言葉「丁寧に説明」。
丁寧とは、
@「細かい部分に注意や気配りが行き届いているさま」
A「入念に丹精込めて行うさま」
B「礼儀に則り折り目正しく振る舞うさま」
説明とは、
@「物事がなぜこうなのかの根拠・理由を明らかにすること」
A「事柄の内容や意味を、よくわかるように解き明かすこと」
B「ある事柄について、よくわかるように述べること」
岸田首相の言う「丁寧」は、想像するにBだろうか。
不思議なことに、「説明」に至っては、該当する「説明」が見当たらない。
これまで「説明」など聞いたことが無いから、当然と言えば当然なのだが・・・。
困ったもんだ。
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