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岸田首相“キーウ電撃訪問”日程は日刊ゲンダイ既報通り…計画バレバレでサプライズなし
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320399
2023/03/22 日刊ゲンダイ
キーウの鉄道駅に到着した岸田首相(C)ロイター
日刊ゲンダイ(3月16日付)が“予告”した通り、岸田首相が19日からのインド外遊に合わせて、21日ウクライナの首都キーウを訪問。ゼレンスキー大統領と念願の対面会談を果たした。ただ、極秘のはずの計画はバレバレで、サプライズ感のない“電撃訪問”になってしまった。
◇ ◇ ◇
テレビ局がポーランドからキーウ行きの列車に乗り込む岸田首相の姿を捉えていたため官邸の情報管理が問われているが、このタイミングでのキーウ行きは簡単に予測できた。情報漏洩以前の話だ。
G7首脳で唯一、キーウを訪問していない岸田首相の焦りは相当だった。5月に開かれるG7広島サミット前に行くとすれば、支持率へのプラス効果も当て込んで4月の統一地方選前とみられていた。さらに国会審議への影響を最小限にするには、18日から21日の飛び石4連休を使うしかない。このタイミングにインド訪問の予定を入れた時から、キーウ行きはミエミエだった。
予算審議も大詰めの3月後半にインドに行く急ぎの理由はないし、そもそも、そんなにインドとの連携を重視しているなら、直前にインドで開催されたG20外相会合に何としても林外相を出席させたはずだ。インド訪問で3日間、帰国時間は未定という日程発表も怪しかった。普通、インド訪問に3日間も取らないし、それだけ日程に余裕があれば、帰国時間もきっちり調整できる。
インドに発つ直前、19日の日中に地元入りして東京にトンボ返りしたのも「これは何かある」と思わせた。ふだんは公邸で過ごすことが多い日曜日の午前10時51分に広島空港着。広島市内の自宅や自身の事務所、後援会の会合などに立ち寄り、午後6時30分に羽田空港に帰着。いったん公邸に戻り、その後、再び羽田空港に赴いて政府専用機でインド外遊に旅立ったのだ。
「危険な戦地に行く前に地元に戻って家族や親しい人に会っておきたいという気持ちはよく分かる。これが最後の挨拶になるかもしれないという悲壮なヒロイズムを感じます。しかし、この行動が直後のキーウ行きを示唆し、極秘でも電撃でもなくなった。今は無事の帰国を祈るほかありません」(永田町関係者)
20日も22日も、参院予算委員会の集中審議など首相出席の国会日程が組まれなかった時点でキーウ行きは確実だった。インド外遊に同行した記者団は知らされていなかったというが、気づかない方がおかしい。
WBCサヨナラ打席に速報テロップという間の悪さ
もっとも、同行記者も出し抜いて念願を果たした岸田首相は高揚感に包まれているかもしれないが、日本国内はWBCの話題一色。準決勝のヤマ場に「キーウ電撃訪問」の速報テロップが流れたことも間が悪かった。サヨナラ打で日本が決勝進出を決めたWBCの盛り上がりにすっかりかき消されている。つくづく“持ってない”男だ。
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