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萩生田、加藤、武田“非主流派トリオ”が菅前首相と会食…岸田体制を揺さぶる三者三様の思惑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/320033
2023/03/14 日刊ゲンダイ
(左から)萩生田光一政調会長、加藤勝信厚労相、武田良太元総務相(C)日刊ゲンダイ
どんな狙いがあるのか──。12日夜、菅義偉前首相、萩生田光一政調会長、加藤勝信厚労相、武田良太元総務相の4人が会食したことが永田町で注目を集めている。
菅前首相は年初に増税批判などで“反岸田”のノロシを上げたといわれたが、最近は健康不安説が流されたりと、鳴りを潜めていた。今月に入って日韓議連会長内定で表舞台に出てきたのを機に、反岸田の動きを再開させるということか。
「萩生田、加藤、武田の3人は、菅さんが官房長官と総理だった時代に支えてきたメンバーです。萩生田さんと加藤さんは菅さんが官房長官の時の副長官。菅政権では、加藤さんが官房長官、萩生田さんが文科相、武田さんが総務相でした。久しぶりに3人で菅さんを囲もうという話になったようです」(自民党関係者)
会合では「防衛費増額の財源や少子化対策などについて意見が交わされた」「韓国との議員外交にしっかり取り組むことで一致」「10増10減をめぐる候補者調整で意見交換」などと報じられているが、要は会談の中身より「4人で会食した」という事実が話題になることが目的だろう。
焦りと牽制
「反岸田」の動き再開か(菅前首相)/(C)日刊ゲンダイ
4人に共通するのは、岸田政権では「非主流派」だということ。岸田政権を支える自民党の主軸は岸田派ー茂木派ー麻生派。岸田は要所要所で、茂木幹事長、麻生副総裁と会い、「三頭政治」で政権の方向性を擦り合わせている。そうした岸田体制への“揺さぶり”というわけだ。
事情に詳しい永田町関係者はこう話す。
「武田さんは非主流派である二階派の次のキーマン。麻生さんとは地元の福岡で犬猿の仲です。加藤さんは茂木派所属ですが、現状の茂木会長に納得しているわけではなく、自分こそが派内の『ポスト岸田候補』だと思っている。実際、茂木派は一枚岩ではありませんしね。そして、安倍派後継を狙っている萩生田さん。党三役に就いているものの、安倍派は最大派閥ながら岸田政権で中途半端な扱いです。増税など財務省中心の岸田路線でいいとも思っていない。つまり、武田氏、加藤氏、萩生田氏は三者三様に思惑がある。岸田政権との距離感を見せ、菅さんと会食することで、それぞれが存在感を高められると考えているのでしょう」
低位安定の岸田内閣の支持率がここへきて微増傾向にある。非主流派の焦りからくる牽制もありそうだ。
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