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G7広島サミットが中国に潰される? 開催前に習近平が訪ロ、ウクライナとの停戦画策
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/319243
2023/02/26 日刊ゲンダイ
訪ロが実現すれば2019年6月以来(C)ロイター
ロシアによる無謀なウクライナ侵攻開始から1年が経過したが、終戦に向けた出口は見えない。泥沼化の中、孤立を深めるプーチン大統領が頼みにするのが、中国の習近平国家主席だ。プーチンからモスクワ訪問を熱烈要請されている習近平は、3月上旬の全国人民代表大会(全人代)で国家主席に3選後、最も効果的なタイミングを模索しているとされる。
「米国との緊張が高まっている中国にとって、訪ロは強力な対米カード。習近平氏は4月末から5月上旬に訪問し、プーチン氏に停戦をのませ、大国の指導者としての存在感を示す狙いがあるとみています」(筑波大名誉教授の中村逸郎氏=ロシア政治)
中国外務省は24日、「ウクライナ危機の政治的解決に関する中国の立場」と題する文章を発表。訪ロの伏線とみられている。
中国は「ロシアとウクライナが互いに歩み寄り、早期に直接対話を再開し、最終的には全面的停戦で合意することを支持する」「対話はウクライナ危機を解決する唯一の道だ」などと表明。一方、ウクライナへの軍事支援や対ロ制裁を続ける米欧を念頭に「各国は火に油を注ぐことを控えるべきだ」「一方的な制裁に反対する」と批判を展開。「軍事集団の拡大で地域の安全保障を図ることはできない」として、NATO(北大西洋条約機構)の東方拡大に警戒するロシア側にも理解を示し、「中国は引き続き建設的な役割を果たす」と主張した。
「習近平氏はウクライナ問題が主要テーマとなるG7広島サミット(5月19〜21日)が開かれる前にモスクワを訪問し、停戦にこぎ着けさせ、G7首脳陣を出し抜く算段です。ウクライナ侵攻以降、ロシア経済は中国にどっぷり依存していて、プーチン氏は習近平氏の意向をむげにはできない。ウクライナ情勢に手を焼いている米国のバイデン大統領にとっても悪くない展開で、習近平氏は大きな貸しをつくれる」(中村逸郎氏)
中国企業がロシア軍に自爆型無人機100機を4月にも納入する交渉を進めているとも報じられているが、それはそれ、これはこれなのか。世界が待ち望む停戦に至れば、多少の悪事はウヤムヤになる。ウクライナ問題解決の道筋がつけば、サミット議長国ホストの岸田首相の見せ場なしだ。
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