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森雅子氏にLGBT議論「注視」連発の過去…“難アリ”議員が理解増進担当のドッチラケ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/319051
2023/02/21 日刊ゲンダイ
“人権派”を自負しているが…(森雅子首相補佐官)/(C)日刊ゲンダイ
岸田首相の“やってる感”にはウンザリだ。岸田首相は20日、自民党の役員会で、LGBTなど性的少数者への理解増進法案をめぐり、国会提出に向けた準備を進めるよう党幹部に指示。表向きはLGBTに寄り添っているふうだが、本気度は感じられない。
やる気のなさは、人事に表れている。岸田首相は17日、女性活躍担当の森雅子首相補佐官に理解増進担当を兼務させる人事を決定。しかし、肝心の森氏に「難アリ」だ。
森氏は現在、参院3期目。中学時代は借金取りに追われてつらい思いをしながらも、苦学して東北大法学部に進学。5回目の挑戦で司法試験に合格し、弁護士資格を得た。「弱者保護という立場で弁護士をしてきた」と明言し、“人権派”を自負している。
ところが、人権問題そのものであるLGBT関連の法整備については口が重い。安倍政権下で務めた法相時代、2020年1月30日の参院予算委で、こう答弁している。
「例えば、与党自民党におきましては、LGBT特命委員会の下で古屋委員長がLGBT理解増進法案というものを取りまとめたということで稲田朋美幹事長代行から伺ったところでございますが、また、そういった政党内での議論、そして、それがまた国会でご議論になる場面もあると思いますが、しっかりとそれを注視してまいりたい」
質問したLGBT当事者の野党議員から同性婚の法制化の検討を促されても、「国民の皆さま方のご議論、注視をしてまいりたい」の一点張り。この時、森氏が再三「注視する」と繰り返した議論は自民党内でまとまらず、理解増進法案の国会提出が結局、見送りとなった経緯がある。
現在でも自民党内は、「差別は許されない」という文言の修正をめぐりスッタモンダしている。岸田首相は党内調整を森氏に期待しているようだが、「議論を注視する」と言ってお茶を濁す人物では到底無理だろう。
森氏は野党時代、国会質問に立った際「基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする」とうたう弁護士法第1条を紹介。「私どもは弁護士修習のときに、この1条を大事に心に秘めて弁護士の仕事に出ていったものでございます」と続けた。
少しは、その矜持を見せたらどうか。
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