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https://www.yomiuri.co.jp/politics/20221226-OYT1T50190/
以下記事の抜粋
「防衛省が沖縄県・与那国島(与那国町)の陸上自衛隊与那国駐屯地を拡張し、地対空誘導弾部隊の配備を検討していることがわかった。台湾有事を見据え、台湾から約110キロの同島にミサイル部隊が配備されれば、南西地域の防衛体制強化がさらに進むことになる。・・・」
「・・・糸数健一・与那国町長は「国として、この小さな与那国も守る意思があると明確に示す必要がある」と述べ、ミサイル部隊受け入れに理解を示した。一方で、不安を抱く町民に対して「国が責任を持って説明すべきだ」と語った。・・・」
・・・・・(抜粋はこれだけ。記事本文も至って短い。)
「台湾有事」を見据え、同島にミサイル部隊を配備する目的は、ただ一つ。
沖縄の米軍基地から参戦した「在日米軍」との軍事連携、少なくとも、米軍支援、さらに言えば、「在日米軍」の防衛のため、なのだろう。
「台湾有事」と言って騒いでも、いくら国民の不安を煽っても、所詮は「他国の争い」。日本国憲法を守っていれば、日本は当事者にはなり得ない。
とすれば、「台湾有事」が、与那国にミサイルを配備することの正当な理由にはならない。
しかし、「台湾有事」に、日本がしゃしゃり出るようなことがあれば、そのまま「戦争」に巻き込まれることになる。
巻き込まれるというよりは、自ら「戦争」の泥沼に足を踏み入れることになる。
その時のための「緊急事態条項」も着々と準備されつつある。
台湾から約110キロの同島にミサイル部隊が配備されれば、「スタンドオフミサイル」の構想と大きな齟齬を生むことになる。
虎の子のミサイルを、敵正面に差し出し、「島ごと、島民ごと、どうぞ粉砕してください」と言っているようなものだ。
これでは、戦わずして、負ける。
日本政府は「相手が攻撃に着手した段階で、保有する敵基地攻撃能力を行使できる」と世界に向けて、既に発信している。
このことは、取り消すことは出来ない。
それを監視していた「敵」は、「日本が攻撃に着手した」と主観的に判断し、ミサイルの発射ボタンを押すことを正当化できる。
誰が言い出したかは知らないが、「とんでもないことを言ってくれたもんだ」。
このことは、取り返しがきかない。万死に値するだろう。
与那国の町民にとって、もう一つ問題なのは、糸数健一・与那国町長の認識だろう。
「国として、この小さな与那国も守る意思があると明確に示す必要がある・・・」
と町長は言うが、
日本が、小さな与那国を守るために、ミサイル基地を作り、自衛隊を配備すると、本気で思っているとしたら、大馬鹿ではないか。
与那国に、ミサイル基地も無く、自衛隊基地も無ければ、「台湾有事」という大変な時に、そんな小さな与那国を「敵」が攻め込むことは無い。
与那国に、ミサイル基地を置き、自衛隊基地を建設することは、すなわち、「敵」の格好の「標的」になるということでしかない。、
そうならないための、「スタンドオフミサイルの保有」ではなかったのか。
敵ミサイルの射程距離の外に、我がミサイルを保有するのではなかったか。
言行不一致はいつものことだが・・・。
国としては、「この小さな与那国を犠牲にして、本土を守る、もっと言えば、在日米軍を守る」という行動の一貫だと知るべきだろう。
厳しい言い方をすれば、かっての沖縄と同じく、本土防衛のための、「餌」にされていると思うべきだ。
「・・・一方で、不安を抱く町民に対して「国が責任を持って説明すべきだ」と語った。・・・」
とあるが、・・・いかがなものか。
これまで、国が責任をもって「丁寧に説明」した例はあったか?。
どの総理大臣も、必死にプロンプターに目を凝らし、「これから丁寧な説明をする」と、「丁寧に読み上げる」ばかりだ。
丁寧な「説明」など、一度として聞いたためしがない。
糸数健一・与那国町長は、自分の口で、「与那国の安全と危険が、客観的にどうなっていくのか」、責任を持って、そのことを、町民に語るべきだろう。
「国が責任を持って説明すべきだ」と言うのは、その後ではないか。
どうせ、「責任を持った、丁寧な説明」など、期待できないのだから・・・。
町長の立場では、政府への「幻想」は捨てるべきだ。
ちなみに、与那国島はどの辺にあるのか。
沖縄本島から南西へ約509km、石垣島から約127km、東京から約1,900km。 周囲27.49km、面積28.95kuの日本最西端の地、
人口約1700人
別の記事によれば、
町は台湾有事も念頭に、国民保護法に基づく避難想定例を策定済みだが、対象範囲は島内にとどまる。地区ごとに学校などに集めた町民を、空港や港にバスなどで運ぶ想定だ。
その先の島外への避難は、主に国が責任を持つが、町は明確な回答を得られていない。糸数町長は焦りを隠さない。
と書かれてあった。
町民は、非難のために、一番危険な「空港」に集められる。
始まる前から、「人間の盾」とされている現実が、ここにある。
与那国島の島民は、政府への「幻想」は捨てるべきだろう。
現在の島民の決断が、将来の島民の生命を守るか、危険に晒すか、を決定することになる。
同じことは、日本国民全体にも言える。
日本国民は、政府への「幻想」は捨てるべきだろう。
現在の日本国民の決断が、将来の日本が「戦争をする国」となって、日本の若者を「戦場」で死なすのか、
「戦争をしない国」を堅持して、将来の若者に、「平和な国」を引き継ぐのか、を決することになる。
今の政府の動きは、単に米国からの要請を、唯々諾々と受け入れ、「ポチ」のごとく、言われるままに行動しているに過ぎない。
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