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山口県民葬で昭恵夫人が発した「貢献」の真意 後援会は補選出馬に一縷の望みも 安倍家断絶 王国で何が起きているのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/315072
2022/11/29 日刊ゲンダイ
安倍元首相の県民葬で参列者にあいさつする昭恵夫人(C)共同通信社
「地元のためになんらかの貢献をしていきたい」──。夫が凶弾に倒れて以降、公の場では初の肉声だった。
10月15日、下関市「海峡メッセ」で行われた安倍晋三元首相の山口県民葬。最後の挨拶で喪主の昭恵夫人が語った言葉である。
このひと言に色めき立ったのが、安倍派といわれている県議・市議と支援者たちだ。「衆院山口4区の補欠選挙出馬への意欲」と解釈し、安倍氏亡き後に直面している後継問題に一筋の希望を見たのだ。忌まわしい事件当日のことを地元自民党関係者はこう振り返る。
「後援会の人たちは皆、ジッとしておれずに集まっていました。死亡が伝えられると、誰彼となく『後継はどうなるんだ』との話が出ましたが、その後、誰もが口をつぐんでしまいました」
存命中からの課題だった後継問題も手つかずに、安倍氏は逝った。本来ならば「弔い合戦」となるはずの補選が、戦いすらできない絶望的な状況なのである。
後援会では当初から「補選は昭恵さんしか勝てない」との意見があった。その先の総選挙までには地元が納得する後継者を迎えるので、それまで、なんとか選挙区を守って欲しいと。しかし、事件後、初の下関入りとなった8月1日、昭恵夫人は集まった支援者を前にこう語った。
「私は選挙に出るつもりはありません」
その場は静まり返った。
「それでも、後援会の一部はまだ昭恵さん擁立を諦めてはいないのです」(地元市議会議員)
地元でのバッシングの張本人は…
山口県下関市で行われた安倍元首相の県民葬(C)共同通信社
政治的な意識も高かった昭恵夫人は、政治家向きではないのか。
「以前の昭恵さんへの一連のバッシングで、本人にその気はまったくないのです。そもそも、地元でのバッシングの張本人が、実は後援会幹部の老人たちでしたからね」(同)
安倍後援会は先代の晋太郎から晋三まで続く、地元に根を張る強固な組織だ。もともと保守的な幹部たちは、ずっと「子どもはまだか?」などの心ない言葉を昭恵夫人にかけていた上、自由奔放にも映る彼女の言動に常々苦言を呈していた。
それでも、昭恵夫人は下関に居を移し、夫の弔いをして暮らす意向だという。東京・富ケ谷の自宅は姑の洋子氏と義兄の寛信氏が所有し、彼女に相続権はないが、下関の約1000坪、延べ床面積633平方メートルの安倍家の屋敷は夫名義だった。
「築50年以上の邸宅に最近リフォーム業者が入ったと聞きます。富ケ谷の自宅で洋子夫人と暮らすよりはマシなのでしょうね」(同)
「貢献」のひと言は、地元での市民とのボランティア的な活動を意図しているといわれている。
◇ ◇ ◇
目下、お家断絶の危機にある“安倍王国”の最前線をリポートする。(つづく)
日刊ゲンダイ編集部
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