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世耕参院幹事長の鞍替えを阻む「二階俊博の壁」…和歌山知事選圧勝で“紀州戦争”が本格化
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/315127
2022/11/30 日刊ゲンダイ
力の差を見せつけた?(左から二階俊博元幹事長、世耕弘成参院幹事長)/(C)日刊ゲンダイ
自民党内では非主流派の二階元幹事長が存在感を高めている。
27日に投開票された和歌山県知事選で国民民主党の衆院議員だった岸本周平氏が圧勝。万歳する岸本氏の傍らに寄り添っていたのが二階氏だ。
「当初、自民党県連は世耕参院幹事長が中心になって県出身の官僚擁立を決めたのですが、わずか10日で覆された。陰で影響力を発揮したのが二階さんです。県内の21町村長でつくる町村会を動かし、党本部も野党出身の岸本氏の推薦を受け入れた。県連内で主導権を握ろうとした世耕さんに対し、二階さんは力の差を見せつけた形です。これから本格化する“紀州戦争”の前哨戦は二階さんの圧勝でした」(地元政界関係者)
和歌山1区で5連勝という強さを誇ってきた岸本氏が議員辞職して知事に転じたことで、来春には補選が行われる。焦点は、かねて首相を目指して衆院に鞍替えすると公言している世耕氏が手を挙げるかどうかだ。
和歌山は「10増10減」の区割り改定に伴い、県内の選挙区が3から2に減る。世耕氏の地盤は二階氏と同じ「新2区」だが、ここで1区の補選に立候補しておかないと、新2区に移る権利を失う可能性が高い。
「世耕氏の鞍替えを阻みたい二階氏は、補選には1区で岸本氏と長年戦ってきた門博文元衆院議員や、和歌山選出の鶴保庸介参院議員を擁立するつもりでしょう。2人とも二階派です。鶴保氏の鞍替えであいた参院選挙区に息子をねじ込んで悲願の世襲を実現することも考えられる。世耕氏の補選出馬は厳しいでしょうが、鞍替えを断念すれば安倍派内での影響力も弱まりかねない。微妙な立場です」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
83歳と高齢で、たびたび健康不安説が流れる二階氏だが、世耕氏と選挙区を争う“紀州戦争”で勝機が見えたせいか、最近は意気軒高だという。
「元気いっぱいですよ。最近は夜の会合中に寝ることも減った。世耕氏が衆院に鞍替えしてくるなら『迎え撃ってやる』と言っています」(二階派関係者)
知事選当日、世耕氏は帝国ホテルの高級フレンチで岸田首相とランチを共にした。選挙区争奪戦に向けたアピールとみられるが、立ちはだかる「二階の壁」を越えられるのか。
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