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安倍国葬強行 これは民主主義終焉のセレモニー(中)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/311972
2022/09/26 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
ゴマカシと自己矛盾で悶絶、迷走「危険水域」岸田首相はよく正気でいられるものだ
旧統一教会との関係が次から次へと飛び出している山際大志郎経済再生相(C)共同通信社
この2カ月あまり、岸田の対応はデタラメの連続だった。安倍の横死の背景に統一教会の関わりが浮上していたにもかかわらず、国葬実施を発表。
自民と教団の半世紀を超える癒着を掘り起こされると、慌てて「関係を断つ」とゴマカしたが、教団票の胴元だった疑いが濃厚な安倍の国葬を強行するという自己矛盾に陥った。
局面打開を狙った内閣改造の前倒しは大失敗。教団と関係のある議員を一掃できず、かえって世論の反発を招き、政務三役と統一教会の関係について「調査の必要はない」とする答弁書を閣議決定したのに、調査に乗り出すハメになった。党がまとめた所属国会議員の「自己点検の集約」によると、379議員のうち179議員に接点が判明。その後も、“申告漏れ”が続出し、内閣支持率は政権維持の「危険水域」入りした。
政権浮揚を狙った訪米も大失敗。先週、国連総会の一般討論演説に臨み、ニューヨーク証券取引所で講演するなど「岸田外交」をアピールしたが、見事なほど不発だった。
台風15号被害の対応をめぐっても、批判が集中。23日に官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置したはいいが、24日午後に静岡市清水区で大規模断水が発生しても動かず、政府職員の派遣を発表したのは26日午後。県が陸上自衛隊に災害派遣要請した後だった。ツイッターでは非難ごうごうで〈#国葬よりも静岡救済〉がトレンド入りした。
迷走の果てに悶絶しても不思議ではないほどのありさまだが、岸田が正気だとしたらそれはそれで気味が悪い。
政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。
「10月3日に召集の見通しの臨時国会では、野党の追及は主に自民党と統一教会の関係に向かうでしょう。教団とのズブズブ関係を裏付ける情報が次から次へと飛び出している山際経済再生相をどうするつもりなのか。閣内に残していたら標的になるのは必至です。有効な物価高対策の打ち出しも期待できない。支持率反転はまず見込めません。来春の統一地方選を控えた地方議員から『岸田首相では選挙に勝てない』という声が上がり、一気に『岸田降ろし』が始まってもおかしくありません」
「黄金の3年」など到底無理な話だ。
世紀の愚行を垂れ流すNHKと民放は“嫌がらせ”か“忖度”か
これだけ国民の批判が集まっているのに、テレビは安倍国葬に大騒ぎだ。NHKから民放まで一斉に特番を編成している。
NHKは午後1時40分から3時半まで特設ニュース番組を組み、フジテレビは午前11時45分から4時間にわたり「FNN特報 安倍晋三元首相『国葬』」を放送。日本テレビも午後1時45分から3時50分まで「半世紀ぶり『国葬』歴史的1日完全中継」と仰々しいタイトルをつけて放送している。
テレビ朝日は午前10時25分から午後3時48分まで5時間超にわたる特番……といった具合である。
テレビ各局は、安倍国葬を少しでも盛り上げようと“忖度”し、特番を組んだのだろうが、今回ばかりはかえって世論の反発を招くのではないか。
「安倍1強体制になった後、高市早苗総務相が『電波停止』に言及するなど、テレビ局は徹底的に押さえつけられてきました。その結果、テレビ局は官邸の意向を“忖度”するヨイショ報道が当たり前になってしまった。ただし、今回の国葬は国民の過半数が反対しています。『歴史的1日』などと持ち上げれば、逆に国民の反発を食らう可能性があります。自民党や岸田首相も国民感覚から相当ズレていますが、テレビ局もズレているとしか思えません」(本澤二郎氏=前出)
実際、ツイッターでは〈“政府への忖度”で中継するなら大問題〉〈こんなにも支持されない国葬をなぜテレビ中継するのかわからない〉といった批判的な投稿があふれている。
テレビ各局は、国民の声が分かっているのだろうか。
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前回記事
安倍国葬強行 これは民主主義終焉のセレモニー(上)何をやっても許されるという民主主義蹂躙の集大成が安倍国葬(日刊ゲンダイ)
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