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赤木雅子さん心情を吐露「まだ手があったんだ!」 佐川元理財局長ら3人を告発 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/311541
2022/09/17 日刊ゲンダイ
告発状提出後に会見する赤木雅子さん(撮影・相澤冬樹)
赤木雅子さんが新たな一手に出た。元財務省理財局長の佐川宣寿氏と現職の財務官僚ら3人の告発状を、東京地検特捜部に提出したのだ。財務省の公文書改ざん事件で夫の赤木俊夫さんを亡くし、国と佐川氏を相手に裁判を起こしたが、真実の解明は道半ば。局面を打開する秘策とは?
告発されたのは、佐川氏と、中村稔氏(改ざん当時の理財局総務課長)、田村嘉啓氏(当時の理財局国有財産審理室長)の3人。2017年の森友事件発覚後、関連する文書の開示請求が出された際、その文書が実際には存在していることを知りながら、わざと「文書の保有が確認できなかった」というウソの理由で不開示を決定した。これは、虚偽を記した公文書(不開示決定通知書)を作り、それを開示請求者に渡したもので、虚偽有印公文書作成・同行使罪にあたるとしている。
今回告発された事実を発掘したのは、森友事件を追及してきた前衆議院議員の川内博史氏だ。情報開示請求を重ね、新事実に気が付いた。この話を、かねて親交のある赤木さんに伝達し、この日の告発につながった。
「受理して捜査してもらえると期待しています」
告発状提出後の記者会見で赤木さんは述べた。
「川内さんにお話をいただいた時に、私は涙が出ました。告発っていうことができるっていうこと。佐川さんとの裁判が終わりが見えてきたので、佐川さんに何も聞くことができないと、悲しみの中に沈んでいました。あっ、まだこういう手があるんだ、ということを知って、とてもうれしく思いました」
「家に帰って夫(亡くなった赤木俊夫さん)にも報告しました。『まだ手があったよ〜』って。夫は喜んでくれたと思います」
告発状を出した東京地検特捜部に思うことは?
「もちろん受理して捜査してもらえると期待しています。私だけじゃなく、たくさんの人が知りたい真実が隠されています。東京地検の方にはそこをきちんと調べてほしい」
「夫が亡くなって4年半になります。世の中から忘れられていますけど、記者の皆さんが取材して伝えてほしいと思います」
告発状は受理されなければ捜査は始まらない。東京地検特捜部は赤木さんたちの告発状を受理し、捜査の上、佐川氏らを起訴すべきだ。そんな世論が巻き起これば、検察も無視はできないだろう。
相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。
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