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岸田首相“ちゃっかり訪英”画策は失礼の極み!2つの「国葬」で露呈した残念すぎる外交センス
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/311408
2022/09/15 日刊ゲンダイ
行くつもりだった?「弔問外交」はことごとく外れ…(2022年3月、G7へ向かう岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ
とんだ赤っ恥である。19日に予定されているエリザベス英女王の国葬をめぐり、参列を検討していた岸田首相が14日、見送る方針を固めたことが判明。政府は「英国で弔問外交を展開する必要がある」として、岸田首相の訪英を模索していたが、天皇と皇后が参列する見込みだ。岸田首相がもくろむ「弔問外交」は、ことごとくアテが外れている。
松野官房長官は14日の会見で、「英国王室の招待を踏まえ、天皇皇后両陛下にご参列を願うことにした」と発表。英国王室と皇室との関係の深さを理由に挙げた。
問題は、ちゃっかり訪英しようとしていた岸田首相の感覚である。
各国首脳が一堂に会する女王国葬を外交アピールの場とする狙いだったが、英国からの国葬招待状は各国2人分。参列者は各国トップとそのパートナーのみに限られるため、最初から岸田首相の出る幕はなかった。招待枠もないのに、首相訪英の準備を迫られていた関係省庁は不満を募らせているという。
女王国葬への「参列見送り」が報じられた直後、ネット上は〈行く気だったのか〉〈そもそも招かれていない〉などと岸田首相バッシングで大荒れだった。
「日本では国家元首の明文規定はなく、首相を国家元首と見なすマイナーな言説はあれど、外交上は『天皇=国家元首に相当』が一般的です。英王室と同等の立場は皇室であると解するのが自然でしょう。外交儀礼に照らせば、政府が首相の参列を検討する時点で『失礼』です。岸田首相が本当に弔問を望んでいるのであれば、一般参列者として列に並び、弔意を示せば良い」(高千穂大教授の五野井郁夫氏=国際政治学)
軍政ミャンマーへの対応の違い
安倍元首相の国葬もグダグダだ。岸田首相は14日の政府与党連絡会議で「各国の敬意と弔意に日本国として礼節をもって応えるため準備に万全を期す」と鼻息荒かったが、参列予定の外国要人にビッグネームは不在だ。
英国は女王国葬に国軍が全権を握るミャンマーを招待すらしていないが、岸田政権は安倍元首相の国葬の案内をミャンマーに通知済み。「弔問外交」をもくろむ割に、残念な外交センスが浮き彫りとなっている。
「軍事独裁は認めないと明確にノーを突き付ける英国の態度こそ、外交にふさわしい。岸田政権はロシアのプーチン大統領の参列は認めないとの立場だったのに、ミャンマーの軍事政権に受け入れ姿勢を示すとは、外交の一貫性に欠けていると言わざるを得ません」(五野井郁夫氏)
安倍元首相の国葬は女王国葬の8日後。岸田首相は恥を上塗りすることになりそうだ。
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