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中央だけでなく地方政治まで蹂躙する旧統一教会の「恐るべき実態」 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/310277
2022/08/25 日刊ゲンダイ
旧統一教会は地方政治にも食い込んでいる…(2019年統一地方選、有権者と握手をし支持を訴える立候補者)/(C)共同通信社
旧統一教会の「反日謀略工作」が中央政界を侵食してきた実態には日々驚かされるばかりだが、それに加えて地方政治への蹂躙にも目を向ける必要がある。
「毎日新聞」(8月17日付)が映像記録をもとに大々的に報じたところによると、2019年10月6日に愛知県常滑市の国際展示場で行われた「孝情文化祝福フェスティバル/名古屋4万名大会」には、なんと「東海・北信越地方を中心に200人もの国会議員や地方議員が顔をそろえた」という。
そこでは、特別に選ばれた「36組の『代表家庭』」すなわち「県議や市議とウエディングドレスを着たその妻たち」が登壇し「既成祝福」という教団の儀式に参加した。これは既婚の夫婦が改めて愛を誓う統一教会独特の行事で、ここまでやるからにはその36組の夫婦はおそらく教会に入信しているのだろう。
イベント後半には「真のお母様」と呼ばれる韓鶴子総裁がパレードカーに乗って登場。熱狂の中、タキシード姿の議員代表が韓総裁に贈り物を捧げた。
議員たちの多くは、その年の4月に行われた統一地方選挙で統一教会から選挙支援を受けた見返りにこのイベントに参加したようで、愛知県内のある自民党市議は「教団関連のボランティア数人に『電話作戦』を手伝ってもらった。ほどなくイベントのチケット3枚を受け取り、知人と参加した」。
付き合ってみると「一人一人はいい人ばかり。教会に顔を出すようになり、後援会の親睦旅行には(教会の)関連団体のメンバーも参加していた」というから、単に選挙の時に手伝ってもらっただけでなく、それを機に議員が教会に出入りし、議員の後援会に教会信者が紛れ込むなど、アリ地獄にはまるようなズブズブの関係になっていることが分かる。
また、19日付「東京新聞」の「こちら特報部」によると、過去の勝共連合の機関紙「思想新聞」が「住民投票法」「自治基本条例」を「左翼の地域乗っ取り策」「市民自治は国を壊す」などと敵意を剥き出しにしていた。こうした露骨な国家主義的な政治主張を実現するために、地方議員の陣営にも深々と浸透しているわけである。
来春の統一地方選挙に向けて彼らの策謀を徹底的に暴き、この反日・反市民自治の活動におめおめと屈したような議員は叩き落とさなければならない。
高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
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