「カサンドラクロス」(1976年)[画像クリック↖]
日本の政治はカサンドラクロス
カサンドラクロス、皆さんご存知かと思いますけどもそういう映画があります。最後列車が壊れる橋に突っ込んで、そのまま橋が壊れて列車ごと谷底にみんな墜落しちゃうというそういう映画になります。切り離した車両だけは助かるんですけどね。… [画像クリック↖]
日本の方なんですけども、やっぱりあの安倍暗殺から本格的なカサンドラクロスになってきましたね。もうなんか棒立ち状態ですね、岸田政権は。なんでこんな棒立ちになっちゃってるのかは私もよくわかりませんけども一番可能性としてありそうなことは、甘く見てたんだと思うんです。非常にやっぱり狭い了見で今までこうやってきたって言いますか。統一教会・勝共連合てのは、自民党そのものですから。だって、この自民党を作ったその結党資金はあの岸のところにあって、CIAが「作れ」って言ったわけであります。…
要するに戦後の日本の統治っていうのは、旧大日本帝国の統治ですよ。だからその韓国だとが北朝鮮に金持って行っているのもやっぱりその戦前の植民地経営のその続きをやっているわけであります。体制は違ってもです。まあ共産主義と体制は違っても同じ国として運営しているということですよ。ただそれを国民に隠していたわけです。
隠していてしかもそこで悪いことやってたわけであります。麻薬だとか武器だとかまた拉致だとかデタラメやってたわけで、これはまあ全く許されない話で、でも逆に言うと、統一教会・勝共連合はけしからんって話、ここまで出来るって事は、「アメリカ手引いた」ってことですよ。これアメリカの道具としてやってきたわけでありますから。アメリカ手引いたからここまで出来るわけでありまして。やっぱりそこには大きな時代の変化があったってことであります。
アメリカが、言ってみれば突き放しちゃって、「お前らもう勝手に行け」と言って、まさにカサンドラクロスしちゃった自民党が今まさに日本の政治はカサンドラクロスしつつあると、谷底に落ちつつあるということですよ。南ベトナムだとかアフガニスタンで起きたことが今まさに日本で起きているんじゃないですか。
或いは、昔のソビエトが東ドイツを見限った時もそうですよ。東ドイツ見限ったときもそうで、まぁ「後はどうぞ勝手にしなさい」っていうことで、属国だと思って一の子分で頑張ってたのです。気が付いたら切り離されて自分たちがカサンドラクロスしてたということなんだと思います。で、結局何かもう他にやりようもないし、言ってみればこの時代の枠組みの中でアメリカあっての戦後日本で、岸信介とアメリカが作ったシステムの上で…統一教会があり自民党があり今があるわけですから。
その親亀こければ子亀もこけるという話で、親亀がいなくなったその後どうするかっていうことはやっぱり分らないんですよ。全く訳の分からない話でありまして、もう何も考えられない世界なんじゃないですか。どうしていいか分からない、五里霧中って言いますか、何をしていいかすら分からないような、そんな状況なんじゃないですかね。…
で、もう安倍派の連中なんか出てこれませんわね、ずぶずぶで。でも、今その神道政治連盟の話出てきましたよね。神道政治連盟と日本会議、靖国神社とか出てきて、これ出て来たらもう岸田も全部アウトですね。これ出て来れば当然創価学会出てきますよね。そしたらもう与党全部アウトですよ。
あの戦争が終わった後、戦犯っていうのがありまして、戦犯は何回にも亘って、戦犯指示が出て、逮捕されているんですが、あと公職追放というのがあるんですね。これは何回にも亘って出て来るわけで、まあ言ってみると今はまさにそうですよ。公職追放だよ。それならもう二度と選挙に出て来れないんじゃないです。
だって壺売ってさあ、で、その金を韓国に流してて、その一番頭張ってた文鮮明が金日成と兄弟分の盃交わしてたと、兄弟分だったと、じゃあその北に対する対北制裁てなんだったんだと。なんかこの20年くらい北朝鮮に対して制裁とかやってますよね。あれ一体なんだったんですか。あなたたちは制裁を破ってたんじゃないんですか。それからその北の拉致者の問題とか、北はけしからんとか言って、北との接点がない人に接点が無いどころか一番太いパイプを持ってたのが統一教会・自民党じゃないですか。
この嘘は、まったくもう償うことができない嘘であって、まあ行ってみれば反逆罪ですよね、これ完全に。いくらアメリカに言われたとは言え、アメリカにでも亡命するしか無いと思いますよ。アメリカにでも亡命するしか無いですね、アメリカに言われてやったと言うならね。まあ、向こうが受けてくれるか知りませんけれども。
ダメだというなら北朝鮮でも亡命すればいいんじゃないですかね。兄弟分なら、多分大事にしてくれますよ。結構社会主義国って義理堅い所でありますから、文鮮明の子分だと言やですね、兄弟分の子分なんですね。大事にしてくれるんじゃないですか。飯食わしてくれるんじゃないですかね。自民党の連中なんかですね、北朝鮮に行ったらどうです。これ無ければ、行き場所無いんじゃないですか。まあ、本当カサンドラクロスしたなというふうに思うんですね。…
やっぱですから自民党であり、これおそらく公明党もそうなんじゃないかと思うんですよね。創価学会必ず来るでしょうから。あそこ同じだと思うんで、公明党もそうだと思うんで、これ本当のカサンドラクロスじゃないかと思うんですよ。気がついたらもう止められないわけですね。
今の段階でまあ何かしようと思って出来ないこともないかもしれないですね。誰か血祭りに上げちゃうんですよ。統一教会の誰か血祭りにあげて、それとうんと近しい人誰か血祭りに上げて、ここでその線を引くと。禊しちゃうというやり方ありますよね。よくあのトカゲの尻尾きりって言います。
けども、まあそういうこともやってできないことはないんでしょうけども、まぁ恐らくそれやるほどなんか学ばれてないと。要するに言ってみれば、もう同じ沈みゆく船なんでみんな顔を見合わせている状況で、怖い話はお互いにしないようにしている。というそんな状況じゃないかと思うんですね。で、頼るものは別にどこもないんで、まあ、ただひたすら状況を見ながら今日一日過ごしているというようなことなんじゃないですか。
もっとやっぱり根源的なこと言えば、こういうなんか意図的な投票の操作ですよ、いろんな宗教団体の組織票を使って投票する、投票結果動かす。なんかまあ言ってみれば、投票の操作ですね。こういうことしないと与党が維持出来なかったっていうところが本当のポイントですね。…
できない人たちが集まったわけでしょ。できる人たちは要するにそんな真ん中にいないでしょ。特に”バッジ屋”なんて商売やんないでしょう、まともな人は。考えてください。朝からですね、あんな街頭に立って、手振って、なんか聴く人もいないのに誰か喚く。そんなことやってる暇人いないですよ、はっきり言って。…
だからもう最初から、カサンドラクロスに決まってたはずなんですよ。本人達はいつまでも続くと思ったんだけど元々そんな実力ないですから。降りる奴は降りちゃったと思いますね、途中で。降りる奴は降りちゃって、賢かったですよね。早めに降りちゃって。最後行き場所がない奴だとか、誤解してた奴が残ってそれぞれのカサンドラクロスだったということですね。
ちょっと本当に、もうほんと前から言ってる通りですね。実力ないものはダメなんですよ。そんなインチキやって権力握ったり、インチキやって金握ったって必ず剥がれていくんですよ。そんなに甘い時代じゃないんです、もう今の時代。インチキやったら必ずそれは続かないというそういう時代であります。
ですから変なね裏で手握って金握ったとか票握ったとか利権握ったなんてものは全部それ剥がれていくし、アメリカの民主党見ればわかるでしょ。それからEUとかNATO見れば分かるでしょ。もうデタラメ放題やって結局何かすべて暴かれて、そのまま無残に敗北という結論に今は向かって驀進中ですよね。欧米もまさにカサンドラクロスですよね。あのウクライナなんか中東もそうだったけどとどめがウクライナで完全にカサンドラクロスですよね、もう欧米は。
だからああいうのは、まぁまともな人から見りゃあろくなもんじゃないよね。バイデン政権だって。ヨーロッパだって。NATOなんか滅茶苦茶ですよね。なんでその滅茶苦茶な奴ほど威張ってたでしょ。やっぱ多いなる誤解なんですよ。大いなる誤解でまあこれが誤解が解けると同時に、そのままなんかカサンドラクロスしちゃってたとそういう結末ですよね。これはなかなか見応えのあるドラマだったんじゃないかなというふうに思います。…
後は自分たちやるしかないと腹くくるしかないわけですよ。誰にも頼れないと。これは自分たちやるしかないと腹くくるしかないわけでね。それが大事なんですね。まだ何かその霞が関とか永田町を向くと何かあるんじゃないかと思ってる人が本当まだ結構いるんですよね。それが間違いの元なんで。何もないんだ、そこはね。何もないですからアメリカだって別に何のあてもないんですよ。全部置いて帰っちゃうってわけで、南ベトナムとかアフガニスタンと同じですから。全部置いて帰っちゃうわけですから。そら何もないんですよ。
そっから何かやるわけですからまあいい時代ですよ。今までの常識だとか慣習に捕らわれることはないですね。ただ何でも出来るようで、実はそれはなかなか難しいちゃ難しくて。こういう時は他の外国に何か見習えるものが今ないわけですからやっぱりそこは日本の歴史とか文化とかこういうものを原点に考えていかないと、なかなか次どういう道に進んだらいいかって分んないんじゃないですか。大きな流れではロハスとか持続可能性とかありますけども健康とか。やっぱりもっとより我々身近な部分で歴史とか文化を下敷きにして具体的にどう行動するか考えて決めてかなきゃおそらく成功しませんよ。
あんまりなんかトンチンカンな事やってもですね。一時のまあ大騒ぎで終わっちゃってなかなか続かないんですよ。こういうその変革の時代って言うのはね。やっぱりこう周り道しないで王道をまっすぐ行ったほうが絶対これは有利なんで、こういう時はですね。歴史や文化は大事にしてそこから何か物事見た方が宜しいんじゃないかと思いますね。
それからやっぱりこの日本の政治がカサンドラクロスしますと、これを支えていたいろんな学問だとか経済学とか政治学だとか吹っ飛んじゃいますよ。評論なんかみんな吹っ飛んじゃいますよ。だから、何を正しいと思うか、この部分についてやっぱり自分で判断しなきゃダメなんで、何かやっぱり自分で理解できる範囲から物事理解進めていくと。もう分んないものは分んないんで、全てが分かるなんてことないですから自分の分かる範囲で物事を理解してってそれが違うと思ったらそれ修正していくとこの繰り返しですよね。自分で仮説を立てて考えて実際見て違ったら修正していく。その繰り返しが生きるって事だと思いますんでね。まぁここは元気に頑張って行って欲しいかなと思っております。
日本の政治はカサンドラクロス/藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2022年8月17日 https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=5SLJkxh01es
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