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森元首相が内閣改造人事で“黒幕”気取り 岸田首相への「お願いがその通りに」と大放言!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309845
2022/08/17 日刊ゲンダイ
言いたい放題、いつまで続く(清和会OBの森喜朗元首相)/(C)日刊ゲンダイ
安倍元首相の急逝によって、政界は一気に“先祖返り”した感がある。会長を失って混乱する清和会(安倍派)は、OBの森喜朗元首相がやたらとメディアに登場して言いたい放題。人事についてもあれこれ口出しを始めた。
◇ ◇ ◇
10日の内閣改造で、岸田首相の後ろ盾を自任する麻生副総裁の影は薄かった。代わりに存在感を放ったのが、清和会の大ボス・森喜朗氏(85)と平成研(茂木派)のドン・青木幹雄元参院議員会長(88)である。森氏は2012年、青木氏は2010年に現役を引退。81歳の麻生副総裁よりさらに前の世代の政治家だ。
内閣改造を控えた岸田首相は3日夜に森、青木の両氏と会食。森氏が地元紙「北國新聞」(12日付)のインタビュー記事で、その舞台裏を話しているのだが、安倍派にとって今回の人事は、「私がお願いしたことはその通りになった」と黒幕気取りだ。
帰り際に岸田首相から「誰を起用すればいいか」と聞かれた森氏は、「萩生田、西村(康稔)、松野(博一)、世耕、高木(毅)の5人」の名前を挙げたという。その全員が重要ポストに起用されたり、留任したりした。森氏が得意満面なのもうなずける。
もっとも、この日の会食は「茂木さんの幹事長起用で悪化した青木さんと総理の関係を修復するのが狙いだった」。続投になった茂木幹事長については、「私は茂木さんが代わればいいと思っていた」「正直、私は茂木さんに財務相か外相に移ってもらい、萩生田さんを幹事長にしたかった」とケチをつけている。岸田首相も青木氏も、茂木幹事長については話題にしなかったという。
会食には茂木派の小渕優子組織運動本部長が同席していたが、「青木さんは、小渕優子さんの将来を一番心配している」と言い、「いずれ平成研は小渕派になるということだろう」と、他派閥の将来まで“予言”する増長ぶりだ。
政界は“先祖返り”で老害が跋扈
「茂木さん(左)は代わればいいと思っていた」、「あれは甘利さん(右)の自作自演かも」/(C)日刊ゲンダイ
さらには、臨時国会で甘利元幹事長が安倍の追悼演説を行う話があったことについて、「あれは甘利さんの自作自演かもしれない」と放言が止まらない。「遺族から頼まれたというが、安倍夫人の昭恵さんは『私は頼んでいません』と言っていた」と暴露し、「同じ神奈川の菅(義偉)さんへの対抗心なのだろう」とバッサリだ。
インタビューは「安倍派がどうなるのかを見届けるのが、最後のご奉公だと思っている」と結んでいたが、一体いつまでシャシャリ出るつもりなのか。
「安倍派の後継候補は誰もが決め手に欠け、派閥も岸田首相も森さんに頼らざるを得ないのが実情です。五輪の組織委会長をはずされて以来おとなしくしていた森さんが、久々に政治の舞台に復帰してすっかり元気になっている。政治家というのはそういう生き物なのでしょう」(政治評論家・有馬晴海氏)
だが、首相時代も組織委会長も自らの失言で追い込まれた森氏が、政界の中心に舞い戻るなんて悪い冗談だ。いい加減、老害をまき散らすのは勘弁してほしい。
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