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福田三世と政教分離<本澤二郎の「日本の風景」(4521)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/33649091.html
2022年07月31日 jlj0011のblog
<雑巾がけ人物でも自民党幹部=主権者を愚弄してひどすぎる!>
自民党総務会長の福田赳夫の孫の達夫が、国民を小ばかにした発言が尾を引いて、昨日もblog読者からお目玉を食らってしまった。「もっと国民の怒りをしっかりと代弁して欲しい」という要求に2日連続して書かねばならなくなった。総務会長は自民党の意思決定機関の責任者である。それでいて、このような軽薄な人物を起用した岸田文雄の目は節穴だった。さっさと雑巾がけをさせるべきだろう。さらに問題なのは、このような世襲の無能人物を、国民の代表に押し上げる群馬県民の責任が、同時に問われていることである。知事の山本一太は大丈夫か。
政権党が、隣国の文鮮明の統一教会・勝共連合に操られていることに「どこがおかしい、僕にはさっぱりわからない」と放言した福田三世・世襲議員の政治信条に、改めて重大な懸念を抱く。
孫は文鮮明の会で、祖父が文鮮明を絶賛した映像を見たのだろう。祖父と文の抱擁に「統一教会はいい宗教に違いない」と信じ込んでいた可能性が強い。おそらく達夫は、父親の康夫よりも祖父の赳夫に心酔しているのかもしれない。それは安倍晋三が父親の晋太郎ではなく、岸信介を尊敬していたのと似ている。
いえることは苦労知らずの世襲議員は、歴史の教訓を踏まえた日本国憲法を読んでいないのだろう、厳しく指摘したい。政教分離を知らないのか。
<誰でも務まる自民党の3役=背景は3分の2議席>
自民党幹部になるには、それ相応の階段がある。誰でもなれるはずがない。それが今の自民党は違う。なぜか。
今の自民党に言論の自由はない。全議員が押し黙っている。民主的な政党ではない。したがって誰でも党の幹部が務まる、そんないい加減な政党に堕してしまっている。
野党を圧倒する多数の議席数が、そのことを可能にしてくれる。無党派が昼寝をしてくれている成果だろう。同じことは公明党にも言える。党内民主主義が機能していない。
<化けの皮をはがすと=神社本庁+公明党創価学会+統一教会・勝共連合=政教一致体制=重大な憲法違反>
自公体制は政教一致内閣である。この近代法の大原則に違反する憲法違反政党である。公明党創価学会は与党になって、権力の頂点に登ったことで、政教分離違反は明白だ。創価学会の信者を金と集票の組織として使うことは出来ない。信者の政治的自由を抑え込むことは、憲法に違反する。
もはや誤魔化しは許されない。堂々と分離する必要がある。信濃町の政教分離は、待ったなしだ。同じことが神社本庁にもいえる。自民党の組織に神道政治連盟を組織して、自民党のほとんどの国会議員をからめとって、改憲運動を強要してきた。一時は靖国神社の「国家護持」という途方もない主張をして、内外に波紋を投げかけてきた。
和歌山の生長の家(天皇教)信者の玉置和郎が、党内に「宗教政治連盟」を立ち上げ、金と票で政治屋を操作するようになって50年ほど経つ。その基盤となったカルト教団が、戦前の国家神道を継承した神道である神社本庁。玉置は中川一郎・石原慎太郎・森喜朗らと、反中勢力として岸信介の別動隊、血盟の青嵐会の中心人物でも知られる。
そして今回の重大事件のカルト教団が、岸と笹川一族(日本・東京財団)が韓国の文鮮明を、日本に招き入れ、なんとなんと宗教法人を取得させた。そして統一教会の暴走が始まる。インテリ層を巻き込むため、各大学に原理研という工作隊を用いて学生信者を獲得、彼らの頭脳を徹底的に出鱈目な霊感商法へと駆り立てる。
安倍銃殺犯の山上容疑者の母親を口説き落とした人物が誰か、まだ表面化していないが、それにしても1億円も巻き上げた手口に驚く。1冊3000万円の本を買わせ、それを5冊も買わされた哀れな信者がいたと、被害者救済の弁護団が明かしている。
その巨額な資金は、ソウルの本部に持ち込まれるが、これは脱税と外為法違反の容疑がかかる。犯罪であるが、法務検察は無視して捜査しない。警察もグルなのだ。こうした事実を福田赳夫だけでなく、康夫も知っている。達夫は父親から聞いていなかったのか。だとすれば、恐ろしい神経の持ち主だ。政治屋失格だろう。
<民意を反映しない選挙区制度=小選挙区制廃止が急務>
憲法に違反する政教分離とカルト教団の犯罪容認の歴史が50年以上も継続してきたことに、改めて驚愕するほかない。日本の民主主義も推して知るべしだ。市民活動家も、この憲法を定着させる運動の最重要課題が、政教分離を貫徹させることであることを、よくよく理解してもらいたい。
法律家も、である。日弁連の責任も大きい。最近自由法曹団というまともな弁護団の名前を聞いたが、是が非でも政教分離を徹底させる取り組みが期待されるだろう。
合わせて改憲目当ての小選挙区制を廃止し、民意の反映する中選挙区制に戻すべきだ。比例代表制も止めたらいい。諸悪の根源は小選挙区制にある。議会と司法の責任は重い。逃げるな、である。
<政教分離を貫徹する時だ!>
繰り返したい、政教分離を貫徹せよ。福田達夫にも勉強してもらいたい。分からなければ父親に聞いてほしい。康夫の靖国神社参拝NOという主張は正しい。政教分離の日本へと転進できれば、前途に明るさが灯るだろう。
余談だが、2011年の正月の記録を見ていたら、びっくりする報道が出ていた。菅直人の民主党政権であるが、彼は1日に近くの神社参拝、数日後に伊勢神宮を参拝していた。安倍とそっくりだが、その2か月余に311フクシマ東電原発大爆発が起きた。尾崎行雄は、憲法が天皇制を規定したことに対して「3度目の原爆投下」を予告していた。図星だった。
時は21世紀、神がかりの時代からオサラバする時だ。福田達夫にはそれを実行する責任があるのである。その前に反省と謝罪も。安倍暗殺事件が雨降って地固まるなら、日本の将来に希望の火が灯るだろう。改憲よりも憲法定着が時代の要請である。
2022年7月31日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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