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セクハラ疑惑の細田議長は「不信任案で逃げ切り」確定…“睡眠障害発症”で辞任の可能性も
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/306472
2022/06/09 日刊ゲンダイ
セクハラ疑惑があっても安泰か(細田博之衆院議長)/(C)日刊ゲンダイ
8日、立憲民主党が細田衆院議長に対する不信任決議案を提出したが、結果的に細田氏の逃げ切りをアシストすることになりそうだ。
野党の不信任案は逆効果?
確かに、細田氏は議長としての資質に欠ける言動を繰り返している。立法府を代表する立場にありながら、議会で決めた衆院定数「10増10減」の区割り変更に真っ向から反対したり、「議長になっても毎月もらう歳費は100万円しかない」という放言もあった。
加えて、「週刊文春」で報じられたセクハラ疑惑。野党が説明を求めても、国会の場でも記者会見でも説明責任を果たそうとしない。9日発売号でも新たに「選挙運動員買収」疑惑が報じられた。
細田氏に対する不信任案は、9日の本会議で採決。与党などの圧倒的多数で否決されることが分かっていながら提出したことは“悪手”だったのではないか。
「不信任案を粛々と否決すれば、『10増10減』に反対する発言なども問題ナシと衆議院としてお墨付きを与えることになる。セクハラ疑惑も“なかったこと”にされてしまいます。そんな機会をわざわざ与えるより、本気で議長の資質を問うのなら、説明責任を求め続ける方が得策だったかもしれません。今回、参院選前に議長を追及したというパフォーマンスに終われば、喜ぶのは与党の方です。これが“提案型野党”の限界なのでしょうか」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
安倍元首相だって逃げ切った
8日、岡田衆院事務総長(右)に不信任決議案を提出する立憲民主党の西村幹事長(中央)ら(C)共同通信社
通常国会の会期末は15日だが、不信任案が提出されたことで衆院は空転。本会議も9日が最後で、細田氏が表舞台に出てくる機会はなくなる。細田氏本人もホッとしているのではないか。
「このまま国会が閉じて参院選に突入、その後は内閣改造と政治イベントが続き、次の臨時国会が開かれる頃には議長の問題は忘れられているでしょう。あれだけ疑惑をしつこく追及された安倍さん(元首相)だって逃げ切ったんだから、細田さんの話なんてすぐ下火になる。セクハラだって週刊誌報道だけで証拠はないんだから。もちろん、本人の心労は大変なものがあるだろうけどね」(自民党幹部)
細田氏が心労から睡眠障害を発症して入院、スキャンダルではなく、病気を理由に議長辞任の可能性もあるということか。再び“甘利ケース”の辞任劇とは、国民もナメられたものだ。
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【否決】細田議長と岸田内閣への立憲“不信任決議案”否決 維新と国民は棄権・反対
2022/06/09 日テレNEWS
国会では9日、立憲民主党が提出した細田衆議院議長と岸田内閣に対する不信任決議案の採決が行われ、いずれも否決されました。立憲民主党は、不信任決議案は野党各党の立場を示す“踏み絵”と位置づけましたが、野党各党の反応は分かれました。
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来週15日に会期末を控えた国会で、野党第一党の立憲民主党は統一会派を組む社民党と共に、衆議院の細田議長、そして岸田内閣への不信任決議案を提出しました。“ダブル不信任案”提出の意義については、野党・各党の姿勢を洗い出す“踏み絵”になると強調しました。
立憲民主党 小川政調会長
「野党各党が一体政権に対してどう向き合っているのか、それの良い意味での踏み絵としてこの決議案は機能する」
一方、与党・自民党は──
自民党 福田総務会長
「『はいどうぞ』って感じです。選挙が近いからお出しになるのではなくて、本当にそれ(不信任)にふさわしいことが理由として並ぶのかどうか」
細田議長に対する不信任案では、その理由について1票の格差の是正案に否定的な発言を繰り返していることや、セクハラ報道への説明責任を果たさないこと、さらに、前回の総選挙で地方議員が細田氏側から金銭を受け取り、それが公職選挙法に違反する可能性があることなどをあげています。
9日正午ごろ、国会に登院する細田議長に、記者が「野党が不信任案を提出したが受け止めを」と質問しましたが、無言でした。
午後1時から不信任案を採決する衆議院本会議が開かれ、細田議長に対する不信任案では副議長の海江田氏が議長を務めました。
立憲民主党が「踏み絵」とした野党の対応。共産党は不信任案に賛成の立場を示しました。
共産党 高橋千鶴子議員
「細田博之議長不信任決議案に賛成の討論を行います。自らにかけられたセクハラ疑惑を晴らすことなしに、その職にとどまることは決して許されません」
一方、野党第2党の日本維新の会は、「態度を留保する」としました。
日本維新の会 山本剛正議員
「不信任決議案に対して、会派を代表して“討論”いたします。セクハラ疑惑や選挙買収等、昨今の週刊誌の報道については、今後、細田議長本人より真実が語られることを期待する所存であり、それらを踏まえ、本日時点では、不信任案に対する態度は“留保”いたします」
そして、この“討論”の後、所属議員は採決をまたずに退席し、棄権しました。
また、国民民主党も棄権し、野党各党の足並みの乱れがあらわになりました。
投票の結果、細田議長に対する不信任案は、賛成105票、反対288票(投票総数393)で否決され、その瞬間、細田議長が議場に現れました。
引き続いて、岸田内閣に対する不信任案の決議が行われました。
立憲民主党 泉代表
「今こそ衆議院は党派を超えて、この不信任案に賛成しようではありませんか」
立憲民主党 後藤祐一議員
「物価対策に無策の岸田総理には一刻も早くお辞めいただくべきではないでしょうか」
岸田内閣の不信任案については、共産党は賛成しましたが、日本維新の会は、反対を表明しました。
日本維新の会 足立康史議員
「反対の立場から討論します」
また、国民民主党も反対の立場で、否決されました。
◇
“ダブル不信任案”の否決は参議院選を前に与党の追い風になるとの見方もある一方で、自民党内からは「支持率が高いことで緊張感がなく緩みが出ている」と懸念する声もあがっています。
(2022年6月9日放送「news every.」より)
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