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メディアの情報操作<本澤二郎の「日本の風景」(4416)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/32568907.html
2022年04月16日 jlj0011のblog
<猛毒トリチウム海洋投棄についてNHKの情報操作から身を守れ!>
幼いころ、NHKラジオから流れてくる名作「君の名は」に、必ず「忘却とは忘れ去ることなり」という文句が入っていた。自分流に勝手に解釈すると、それは戦争の記憶を忘れることで、明日を生きようとした日本人とも読める。歴史の教訓を学ばない、学んでも忘れる。そして政府が垂れ流す情報、新聞テレビが垂れ流す報道を信じきる。戦前の大本営発表という偽情報さえも、忘却してしまった日本人が目の前にいる。
メディアの情報操作から、身を守るという自覚が欠けている。筆者も以前は、NHKニュースを100%信じて育った。ついでに朝日新聞を日本の高級紙と信じて、それを購読してきた。宇都宮徳馬さんの口癖だった「50,60鼻たれ小僧」を卒業して、ようやく「男盛りは真っ八十」のレベルに到達して気付くことは、昨今のメディアの情報操作の悪質さである。
たとえば、放射性物質トリチウムは猛毒である。生き物は死ぬ。それをいとも簡単に海洋放出する東電と日本政府。命を大事にする日本人の多くは、魚貝類海藻を食べなくなる。漁業は成り立たなくなる。だが、NHKが昨日報道した記事は、以下である。「大丈夫、心配ない」と巧みに国民を誘導している。いまやメディアの情報操作から、身を守ることが、今世紀を生きようとする日本人に必要不可欠な素養であることを訴えている。遊んでばかりいられない日本なのだ。
(NHK)「トリチウム」は、放射性物質の1つで、自然界でも生成されるため、大気中の水蒸気や雨水、海水、水道水にも含まれています。水の一部として存在し、トリチウムだけを分離するのが現在の技術では難しく、ALPSなどの設備で大半の放射性物質は基準値以下まで浄化処理できますが、トリチウムは除去できず残ります。
<「軍隊と同じ入管職員」について報道しない新聞テレビ>
昨日、信頼する弁護士の話を聞いて、日本の玄関で仕事をしている入管(入国管理局)職員の悪質というか、ひどすぎる勤務態度に気付いて驚いた。確か最近、そこで東南アジアの女性が、乱暴な扱いを受けて亡くなった。この事件は報道されて、国民の多くが入管業務に反発した。しかし、この事件は例外的な事例ではなかった。
この事件の弁護を務めた弁護士は、入管職員の仕事ぶりが、およそ人間らしい態度でないことに衝撃を受けたという。弁護士は「まるで軍隊」と表現した。彼らは外国人を人間扱いしていない、というのだ。77年前の軍国主義時代の軍隊が存在している、というのである。
敗戦後、日本軍は解体された。ということは、現在の入管も解体されなければならない。しかしながら、新聞テレビは事柄を矮小化して、亡くなった被害者の悲劇を報道しながらも、入管職員の体質について報道しない。真実の報道をしないため、入管の恐ろしい業務体質は、今も存続していることになる。
外国人は、こうした日本をしかと理解しないと、安心して来日すべきではない。
<読売新聞の原発報道は、フクシマ外しの原発推進誘導報道>
読売の偏向報道は、いまでは国際的に知られているようだが、特に原子力ムラの先兵的報道に、311後のいまも徹している。友人が時々、そのような記事の切り抜きを郵送してくる。その新聞は、わざわざ買ったものではなく、オシガミといわれるタダの新聞という。
有難く切り抜きを読ませてもらうのだが、昨日届いたのは3月22日付の2面のトップ記事。フクシマの放射能問題に無関心?そんな記事ばかりと思われている紙面で、なんと「渡り鳥の鴨の鉛汚染」問題を大きく取り上げている。切り抜きの郵送人は「ふざけた記事だ。フクシマの汚染水を取り上げようとしない、まるでこれでは人間の命よりも動物愛護団体向けの紙面」と斬り捨てるメモも貼り付けてきた。
4月12日付12面では、ロッキード事件で一躍有名になった元検事の堀田力を派手に紹介している。「司法30年 福祉30年」と持ち上げて、88歳の本人の満足そうな顔写真を掲載、検察に食い込んでいる読売を言外に宣伝している?
彼のロ事件捜査は、田中角栄5億円を立証したが、本丸の児玉誉士夫・中曽根康弘の20億円を捜査しなかった。画竜点睛を欠く大失態捜査だった。そして彼が突如、検事を退官した特別な事情を、本人に糺していない。
2022年の元日号は「米高速炉計画 日本参加へ」と1面トップで大きく報道、原子力ムラ再生を宣言するような記事。同9日付で「高速炉の中核技術協力」と日米協力での新原発推進を宣伝した。同27日付では「次世代高速炉」と謳い上げ、日米が覚書を交わし、米計画に技術協力と、もんじゅ西村成生謀殺事件など吹き飛ばすような大報道だ。
筆者の分析だと、原子力ムラは4兆円五輪賭博で大穴を開けて、フクシマ放射能問題から目をそらさせた。さらに計画断念に追い込まれた旧動燃もんじゅを、アメリカで再生させて、新たな原発時代の到来をやんわりと国民に植え付けている。メディア誘導の典型であろう。
ヒロシマ・ナガサキ・フクシマの視点が全く欠けている。以下のURLはフクシマ被ばくジャーナリストの記録である。目を通して欲しい。
http://koukaishitsumon.blogspot.com/2014/03/to-jpn-bar-association.html
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メディアの情報操作から身を守る、そのためには、まずは信じ込むのではなく、疑問を抱くこと、そして自ら考えること、命と健康にプラスかマイナスか、と考える自立した日本人になることであろう。情報操作はネットで大々的に繰り広げられている。勇気ある正論には、カネで雇われた哀れな「水かけ人」を批判する体制が確立している。現代を健全に生きるには、それなりの覚悟と努力が必要である。諦めてゆでガエルになることは、自分の首を絞めるに等しい。
2022年4月16日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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