http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/589.html
Tweet |
国民民主党は“空中分解”寸前…あり得ない「予算案」賛成の背景に玉木vs前原の内輪モメ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/301663
2022/02/22 日刊ゲンダイ
野党なのにまるで首班指名で自民党総裁の名前を書くのに匹敵する行為(国民民主の玉木雄一郎代表)/(C)日刊ゲンダイ
もはや「ゆ党」を超えて与党入りに等しい。21日の衆院予算委員会で、国民民主党が政府提出の2022年度予算案に賛成した。首班指名で自民党総裁の名前を書くのに匹敵する行為で、野党としては異例中の異例。あの日本維新の会でさえ反対したのに「野党とはいえない選択」(立憲民主党・泉代表)などと物議を醸している。
さらに、採決前の締めくくり総括質疑で質問予定だった同党の前原誠司代表代行が欠席し、代わりに玉木雄一郎代表が登場。「何があったのか」と政界で持ち切りだ。
ガソリン税対策「トリガー条項」めぐり内部対立
「玉木代表は高騰するガソリン減税策『トリガー条項』凍結解除が持論。21日、岸田首相が『検討』に踏み込んだので予算案賛成を決断したが、前原氏は反発。岸田政権と対決姿勢を取る維新と距離を縮めており、賛成に納得できなかった。国民民主としては『党の方針に沿わない人物に質疑させられない』と判断。質問者を差し替えたのです。『前原氏は離党するのでは』と噂になっています」(永田町関係者)
離党するのか否か、前原事務所に聞いたが「同じ質問をいくつか頂いているが、詳細を把握できておらず答えられない」(担当者)とのこと。
とはいえ、前原氏の反発はしょせん小さなコップの中の嵐。目下、参院選へ向け玉木代表を中心に連携を模索中の都民ファーストの会への嫌悪感が背景にあるようだ。
「維新寄り」の前原代表代行は離党か |
小池都知事とは「二度と組みたくない」とこぼしている(前原誠司・国民民主代表代行)/(C)日刊ゲンダイ
「17年衆院選の際、小池都知事に近い議員が中心となって発足した『希望の党』への旧民進党議員の合流を主導したのは、当時代表だった前原氏です。ところが、結果は大失敗。前原氏にはトラウマのようで、小池知事とは互いに『二度と組みたくない』とこぼしている。当時、小池サイドは維新との連携も模索しましたが、こちらも頓挫。以来、松井代表との関係も冷え切っているようです」(官邸事情通)
国民民主と都ファの連携話は「まるで第2希望の党」と揶揄されているが、今度も大コケしかねない。連携以前に国民民主が“空中分解”する恐れもあるからだ。都ファ関係者もヤケクソ気味に話す。
「われわれに維新と組む気はありませんから、前原さんと維新の近さは気にはなっていた。彼は合同勉強会にも参加してなかったですしね。国民民主には他にも維新と近い議員がいる。今後も維新に近づき、離党騒ぎを起こす議員が出てくるのではないか。この際、国民民主は“維新派”と“小池派”に分かれてもいいんじゃないですかね」
衆参23議席の小政党が生き残りをかけて「つくのは維新か」「小池か」で右往左往。もはや維新以下の政党が雲散霧消したって、誰も困るまい。
来年度予算案が戦後2番目の早さで衆院通過 国民民主党は異例の賛成
2022/02/22 TBS NEWS
来年度の予算案が衆議院を通過しました。野党の国民民主党が異例となる賛成票を投じましたが、前原代表代行は本会議を欠席しました。
一般会計の歳出総額が107兆円を超える過去最大の来年度予算案が先ほど衆議院の本会議で採決され、与党などの賛成多数で可決されました。戦後2番目の早さでの衆議院通過です。憲法の衆議院の優越規定により年度内の成立が確定しました。
きょうの採決では、野党の国民民主党が賛成に回るという異例の対応に踏み切りました。
国民民主党 玉木雄一郎代表
「何が今の国民生活と経済にとって最良かという観点から、政治家として判断したものです」
国民民主党が原油価格の高騰対策として提案してきたトリガー条項の凍結解除について、岸田首相が選択肢に含め検討すると述べたことなどを理由に賛成に回りました。
ただ、予算案への賛成に批判的だった前原代表代行は体調不良を理由に本会議を欠席し、党内の意見の相違もあらわになっています。
(22日14:45)
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK285掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK285掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。