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元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2047340.html
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子宮頸がんワクチンと新型コロナワクチンに警鐘を鳴らす池田利恵(としえ)氏(63、無所属)が2月20日投票の日野市議会議員選挙で6期目の当選をした。2021年3月に自民党を除名され、刺客を送られる逆風の中、ワクチンに懐疑的な新たな支持層が後押しした。
ふたを開けてみれば、4年前の選挙より370票多い2278票を得た。刺客の伊藤鮎美氏(42)や、もともと池田氏が擁立した鈴木洋子氏(65)といった自民党公認候補を上回った。
午後11時10分、同市選挙管理委員会のウェブ開票状況に「池田利恵2000票(開票率85%)」が表示されると、池田事務所では30人ほどの支援者が「やったー」と歓声を上げた。
午後11時50分、開票が完了し、「池田氏2278票」が伝えられると、支援者にもみくちゃにされながら、カメラの前に立った。
「子宮頸がんワクチンは勧奨接種が始まったし、コロナもブースター接種、3回目が行われている。これだけの死者が出ているワクチンを5〜11歳の子供たちに打たせようとしている。選挙はそれを訴える新たなスタートに立たせていただいた」と意義づけた。
「ワクチンの真実を語って当選される方が過去にいなかった。応援してくださった皆さんと共に、小さな責任を果たせたのかなと思うと同時に、これから大きな挑戦もしていきたい」と展望した。
自民党が池田氏を除名した理由は、ワクチンの安全性や新型コロナウイルスに疑問を呈す活動をしていたというもの。通知者は、同党日野支部長の西野正人・前都議会議員。池田氏は2021年9月、西野氏を提訴し、現在係争中にある。
西野氏の背後には、与党議員でつくる「ワクチン予防議員連盟」会長、鴨下一郎・衆院議員が控える。刺客を彼らが送り込んだのは彼らで、「伊藤あゆみ応援団」には丸川珠代、三原順子、武見敬三ら著名国会議員が名を連ねる。前回池田氏を応援した片山さつき氏も、伊藤氏らの応援に入っている。ワクチンの危険性を訴える池田氏をつぶしたい意図が見える。
前回選挙から4年の間、コロナ対策を批判したり、自民党を除名されたことで、離れた支援者も少なくない。高齢化も手伝い、ポスター張りもままならないかに思われた。窮地を救ったのは、池田氏の活動に賛同して全国から手伝いに来た人たちだった。
「日野の方と一緒に若い方たちが付いて回ったので、有り難かった」と池田氏はしみじみと語る。
今後の活動について問われると、「日頃の地域の活動を今まで以上に手厚くしていきながら、命に関わる問題、日本の、日野の子供たちのワクチンが本当に安全なものであるのか、多くの皆さんとともに検証しながら、この実態を伝えていきたい」と意欲を見せた。
落選した5人の候補について、「落選された無念さはいかばかりかと思う。そういう方たちの施策も拾い上げながら前に進めていきたい」と日野市の代表としての覚悟をにじませた。
神戸から応援に駆け付けたナカムラクリニック院長の中村篤史医師は、「一地方議員が再選されたというレベルの意味でなく、日本が救われたくらいの大きなことだと思っている。他の地方議員でも、谷本(誠一)議員とあと数名くらい。2年前からいち早く取り組まれてきた。僕を拾い上げてくれたのも先生ですし、本当に良かった」と顔をほころばせた。
動画URL: https://www.bitchute.com/video/XyJY7g18lWZZ/
当選後、記者の質問に答える池田氏(2022.2.20筆者撮影)
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