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本当に意味あるの? “まん延防止”延長決定で空虚と化す「岸田4本柱」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/301206
2022/02/11 日刊ゲンダイ
だらだらと「まん延防止等重点措置」だけじゃ…(岸田首相)/(C)共同通信社
「政府のコロナ対策の説明は不十分で、現状認識も楽観的過ぎだという声が多数ある」
昨年9月。自民党総裁選に出馬表明した会見の「総裁選公約」で、こう声を張り上げていたのが岸田首相だった。この時、コロナ対策「岸田4本柱」と題して掲げられたのは、「医療難民ゼロ」「ステイホーム可能な経済対策」「電子的ワクチン接種証明活用 検査の無料化・拡充」「感染症有事対応の抜本的強化」ーー。
岸田首相は畳みかけるように、「国民の協力を得るため納得感のある説明をしていく」「最悪の事態を想定し、先手先手で対応する」と強調していたが、あれから5カ月。今の日本国内のコロナ対応は、安倍・菅両政権時代と何か変わったのだろうか。
政府は10日午前、新型コロナ感染者増に歯止めが掛かっていないとして、東京や神奈川など13都県に適用されている「まん延防止等重点措置」を3週間延長、新たに高知県を対象に加える方針を政府分科会に諮問し、了承された。
政府はまた今月20日に期限を迎える北海道や青森、沖縄など21道府県について、来週半ばに延長の是非を判断する方針だが、仮に延長となれば、だらだらと全国規模で緊急事態宣言が発令され続けた昨年の状況と同じだ。
「医療難民ゼロ」だったはずが、自宅療養者は2日時点で約44万人と過去最高に。「検査の無料化・拡充」や感染症対応への「抜本的強化」は一体、どうなったのか。政府分科会は、オミクロン株の特徴を踏まえ学校や保育園などでの感染防止策を強化する必要がある、として基本的対処方針の変更を決定したが、オミクロン株の特徴などは昨年末時点でとっくに判明していたことではないのか。
ネット上でも<政府は一体、何をやっているの?><なぜマンボウ? 緊急事態宣言を出さない理由は><国と自治体が綱引きしているように見えるが……>などと疑問や批判の声が目立つ。
岸田首相は10日、菅前首相の事務所を訪ね、菅氏からワクチン3回目接種について助言されると、「そうですね」などと答えていたというが、菅政権に対して「現状認識が楽観的過ぎた」と指摘していたのではなかったのか。「そうですね」ではないだろう。
政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。
「コロナ対策に失敗した人の事務所に首相がわざわざ出向き、アドバイスをもらっているのだから呆れてしまいます。要するにいまだに、コロナ対策についてどうするべきかを理解していない。分からないのでしょう」
岸田首相は自身が掲げた「岸田4本柱」をよ〜く思い出すべきだ。
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