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石川県知事選「保守分裂」で自民共倒れの可能性 派閥の安倍会長に怨嗟の声!
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2022/02/10 日刊ゲンダイ
なんとかしたら?(安倍元首相)/(C)日刊ゲンダイ
「保守王国」の首長選挙が中央政界を揺るがしている。24日に告示される石川県知事選挙(3月13日投開票)が激しい保守分裂の展開になっているのだ。
現時点で立候補を表明しているのは、自民党の馳浩元文科相、自民党の山田修路前参院議員、山野之義前金沢市長、共産党が支持する飯森博子氏の4人。馳氏は昨年7月、「秋の衆院選挙に出馬せず、次の知事選挙に立候補する」といち早く出馬表明した。
石川県の谷本正憲知事は、現職では全国で最も長い7期目。1994年に初当選して以来、28年ぶりの知事交代となる。当初は、知名度バツグンの馳氏の楽勝とみられていたのだが、ここへきて雲行きが怪しくなってきた。
「馳が出馬表明した時点では、谷本知事の続投を求める声もあった。知事が退任を発表したのは昨年11月で、馳に外堀を埋められたと憤慨する地方議員は少なくありません。しかも、馳の後見人は石川県政に大きな影響力を持つ森喜朗元首相で、谷本知事とは長年にわたって対立関係にある。“森憎し”の知事派県議や地元の漁協などが中心となって、元農水官僚の山田参院議員に出馬を要請したのです」(石川県政関係者)
山田氏は昨年12月、知事選に立候補する意向を示して参院議員を辞職。この時点で保守分裂が確定した。慌てたのが党本部だ。茂木幹事長は会見で「馳氏が出馬を前提に準備を進め、党本部もその方向だ。参議院議員の任期も残っているなか、突然の立候補表明は驚きを隠せない」と話し、不快感をあらわにした。
さらには金沢市長も立候補表明で大混戦。1月に地元メディアや自民党が行った情勢調査では、山野氏がトップで2位が山田氏、大本命だったはずの馳氏は3位だという。馳氏と山田氏が票を食い合って共倒れの可能性が出てきた。問題は、2人とも安倍派ということだ。
「森氏や安倍氏の力が落ちていることを感じます。自民同士ガチンコで戦ってシコリが残れば、夏の参院選にも影響する。石川は1人区です。しかも、山田氏が議員辞職したため4月に補選もある。24日の告示までになんとか一本化するよう調整して欲しいと派閥会長の安倍氏に期待する声があるようですが、今さら難しいでしょう」(ジャーナリスト・横田一氏)
なぜ、こうなる前に派閥内で調整しなかったのか。分裂選挙の結果次第では、安倍会長に怨嗟の声が向かいそうだ。
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