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2023年4月6日 20時19分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/242594?rct=world
【北京=新貝憲弘】中国の習近平しゅうきんぺい国家主席は6日、北京でフランスのマクロン大統領と会談した。ロイター通信によると、マクロン氏はウクライナ情勢について「(習氏は)ロシアに理性を取り戻させ、関係各国を交渉のテーブルに着かせることができる」と中国側の仲介に期待を示した。習氏は「中仏両国は対立を乗り越える能力と責任がある」と述べ、米中対立などの影響を排除して関係強化を進めるべきだと訴えた。
習氏はまた、ロシアとウクライナ双方に「和平協議と政治的解決を勧め続ける」と述べ、核兵器を使用しないよう求めたほか、食糧・エネルギー面の世界的な影響を抑えるため、フランスとともに国際社会に呼びかける姿勢を示した。
マクロン氏は欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長とともに5日に北京入り。6日は李強りきょう首相や趙楽際ちょうらくさい全国人民代表大会常務委員長(国会議長に相当)とも会談した。
ロイター通信によると、フォンデアライエン氏は李氏との会談で「EUと中国の関係はこの数年でより複雑になっており、今回の話し合いは非常に重要だ」と語ったという。
マクロン氏の訪中は2019年11月以来で3回目。フランス重電大手アルストムや欧州航空機大手エアバスなどの企業幹部ら約60人が同行しており、一連の会談では経済分野の協力強化も協議した。7日は広東省広州市に移動し、中山大学で講演するほか、現地のフランス企業関係者と会見する予定だ。
EUによる対中投資は22年に100億ドル(約1兆3000億円)に上り、前年比でほぼ倍増。中国からEUへの投資も前年比23.7%増の69億ドルと伸びている。
習氏は、昨年11月にドイツのショルツ首相、先月末には訪中したスペインのサンチェス首相らとも会談しており、EUとの経済協力の再構築で米国に対抗する姿勢を強めている。
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