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2023年4月10日 20時31分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/243302?rct=world
【北京=石井宏樹】ブラジルのルラ大統領が11日から中国を訪問し、習近平しゅうきんぺい国家主席と会談する。中国は米国との対立を深める中、欧米と一定の距離を置く左派政権のルラ氏との関係強化を図る。一方のブラジルは最大の貿易相手国である中国との経済的な結び付きを深めたい考えだ。
ルラ氏は3月末に訪中する予定だったが、インフルエンザの療養のため延期していた。ブラジル大統領府によると、貿易や投資、気候変動などが主な議題になるという。
同氏は昨年の大統領選で、対中強硬派で右派政権のボルソナロ前大統領を破っており、中国は前政権で冷え込んだブラジルとの関係改善を目指す。中国紙「環球時報」は「ルラ氏はボルソナロ時代の『政冷経熱』から『政経双熱』を推し進めるはずだ」と期待する専門家の見解を紹介した。
ルラ氏不在の中でも、3月30日に多くのブラジル企業関係者が訪中し、北京で貿易関連の会合を開催。中国商務省の幹部は、米国による対中デカップリング(経済の切り離し)を念頭に「サプライチェーンの安全と安定をともに維持し、貿易の多元化を推進する」と強調した。
中国が重視する食料安全保障でもブラジルの存在感は増している。中国は米中貿易摩擦で大豆の主要な輸入先を米国からブラジルに切り替え、現在は約6割が同国産。牛肉や鳥肉の最大の購入先にもなっている。トウモロコシでも中国はこれまでウクライナから輸入していたが、ロシアによる侵攻で物流が滞り、ブラジル産を増やしている。
ブラジルメディアによると、ルラ氏は今回の訪中の間に、衛星や次世代通信などの技術分野で20近くの協定を締結する見通し。ブラジルの輸出品は農産品や鉄鉱石など市況の影響を受けやすい原材料が多いため、ルラ政権は中国からの投資や技術協力を引き出し、ブラジル産製品の高度化を進めようとしている。
ルラ氏は2月に米国でバイデン大統領と会談し、対米関係を重視する姿勢を強調した。中国も訪問することで、大国間のバランスを取りながら、自国の利益を追求していく姿勢だ。
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