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https://parstoday.com/ja/news/middle_east-i108372
イエメン・フーシ派代表「サウジ・UAE・バーレーンのように米国の指図は受けない」
12月 08, 2022 18:16 Asia/Tokyo
イエメンのシーア派組織アンサーロッラー(フーシ派)代表が、「侵略者がイエメンと対立するのは、イエメンが彼らの要求に屈せず、(レバノンのシーア派組織)ヒズボラやイラク、イランとの敵対やイスラエルとの関係正常化を求めたりしないからだ」と述べました。
レバノンのニュースサイト・アルアヘドによりますと、イエメンのシーア派組織アンサーロッラーのアブドルマリク代表は演説で、「彼ら(=イエメンを侵略するサウジアラビア主導アラブ連合軍)とイエメンの対立は、我々がイスラエルと関係正常化をし、パレスチナ国民やイランのような自立した人々と無用な敵対をすることを彼らが求めていることにある」と述べました。
その上で、「イランは我々とは争っておらず、侵略をしていない。むしろどの国よりもイエメン国民に寄り添う姿勢をとっている。侵略者は、レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのような、我々にこれ以上ない高貴な姿勢で接する組織との敵対を望んでいる。また、イラクのような我々には何ら敵対行為をとっていない国の人々との敵対をも求めている」としました。
さらに、「敵はイエメンの石油・ガス資源を略奪し、イエメン国民が生活に困窮することを狙っている」とした上で、「(サウジ連合軍側との)停戦が発効した時、彼らはイエメン国民が自らの石油・ガス資源を利用することを妨害した。彼らは、イエメン船舶の略奪および拿捕を目論んでいる」と語っています。
そして、「侵略者による敵対的政策は、イエメン国民それも侵略者が占領している地域の国民にさえも甚大な損害をもたらしている。彼らは、占領された独立と自由のない国を望んでおり、国の独立と領土を守るような軍隊は欲していない」としました。
その上で、「我々は、サウジ・UAE・バーレーンとは違い、アメリカの指図は受けない。我々は、アメリカやイスラエルのために、イスラム諸国と敵対することは決してない」としました。
そして、「我々は、占領者がイエメンの政治情勢を握り、天然資源を略奪するなどということは容認しない。我々は独立と自由にこだわる。これは我々にとって宗教的教えであり、もし降伏を受け入れるなら、現世と来世を同時に手放すことになる。そして降伏の代償の方が高くつく」と述べました。
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