どんな組織でも必ず派閥や権力対立があり、それゆえに行動方針が度々分裂したり
ミスや失敗をしでかずものだということが田中宇の頭にはないようだ。
ウクライナ問題では必ずしも欧米のコントロールが効いているとは思えない。
とくに
ウクライナのアゾフなどがいつ欧米の意向を無視してマッチポンプの核爆発偽装
をするかもしれないので（とくに小型戦術核はいつでも爆発させる可能性がある）
頭から世界大戦の仮想現実と言い切ることには疑問を覚える。

バイデンが核戦争の脅威を煽ったことにより民主党の大統領候補にもあげられて
いた若きホープ、トゥルシー・ギャバードが民衆党から離島することを１１日に
自らのブログで宣言した。これが大騒ぎになっている。
　“I can no longer remain in today's Democratic Party that is now under the complete control of an elitist cabal of warmongers driven by cowardly wokeness, who divide us by racializing every issue & stoke anti-white racism,” （私はもはや、すべての問題を人種差別化することで私たちを分断し、核戦争を挑発すエリート主義者の支配下にある今日の民主党にとどまることはできません。）
下院軍事委員会の委員を務めたこともある若き民主党のホープがこういっているのだから、あきらかに核戦争を画策する集団があるということだろう。
いちがいに、仮想現実と決めつけるのはどうかと思うし、まして、核戦争を危惧する人たちを多極主義者の策略と断定してしまうのもどうかなと思う。