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https://parstoday.com/ja/news/asia-i105758
タリバンが中村哲さんの功績を賞賛、襲撃現場近くに広場が完成
10月 12, 2022 17:14 Asia/Tokyo
アフガニスタンの現支配勢力・タリバンの関係者や地元住民らが、日本人医師の中村哲さんの功績をたたえ、中村さんの襲撃現場ちかくの道路周辺に「ナカムラ」広場を設置しました。
日本の複数のメディアによりますと、アフガニスタン東部ジャララバードで2019年12月に殺害された医師の中村哲さん(当時73)の功績をたたえようと、襲撃現場からほど近い道路周辺に「ナカムラ」と名付けた広場が完成しました。
中村さんを追悼する広場は銃撃現場の近くに完成し、現地時間の11日火曜、自治体関係者や市民のほか、イスラム主義勢力タリバンの関係者らが出席して式典が開かれました。道路の中央分離帯にあるこの広場には、中村さんの写真入りの石碑に功績が現地語や日本語などで刻まれています。
タリバン暫定政権によりますと、広場の整備は地元の当局などが実施し、事業費は約550万アフガニ(約900万円)だったということです。
この計画は元々、旧政権時代に持ち上がっていましたが、昨年8月にタリバンが権力を握った後に停止されていました。
しかしアフガンでは、国際社会からの支援も減って財政難に陥りながらも、「中村医師は旧タリバン政権時代も含めて数十年にわたり、この国のために農業や医療支援などをされてきた」として事業の再開が決まったものです。
市民の1人は、「この広場ができたことに感謝しています。私たちは彼がアフガニスタンのためにしてくれたことを忘れてはいけないからです」と語りました。
また、中村さんの同僚は「彼はアフガニスタンに対して、とても誠実でした。今私たちは彼のやり方をまねようとしています。誠実に人々と国のために尽くしています」とコメントしています。
中村さんが亡くなって今年12月で3年となりますが、現地では中村さんの意思を継いだ市民らが活動を続けています。
医師の中村哲さんは、アフガンでおよそ30年にわたり医療や用水路建設など人道支援に取り組んできましたが、東部ジャララバードで2019年、武装集団に銃撃され死亡しました。
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