http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/357.html
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「ノーベル賞受賞者が言ったから、イベルメクチンを『盲信』していいのか?」
(石戸諭 Newsweek 2022/6/14)
https://www.newsweekjapan.jp/ishido/2022/06/post-28.php
<「新型コロナの特効薬」としては既に懐疑的な見方が広がっているイベルメクチン。しかしこの抗寄生虫薬を強力に推す本が売れ続けている。編者は薬の生みの親であり、その成果でノーベル医学生理学賞を受賞した大村智氏だ>
最初に断っておくと、私は大村智氏が2015年にノーベル医学生理学賞を受賞した業績については、称賛以外の見解を持たない。大村氏が静岡県伊東市内のゴルフ場の土から見つけた新たな細菌、そしてこの細菌が出す化合物から生まれた画期的な抗寄生虫薬「イベルメクチン」は、科学史に名前が刻まれるべき業績だ。だが偉大なイベルメクチンの誕生秘話と、新型コロナ特効薬になるか否かは別の問題だ。
本書は大村氏の編著という形を取っており、執筆陣には科学者だけでなく、大村氏を長年取材してきた科学ジャーナリストも名前を連ねている。一読して気になったのは、「被害者感情」とでも呼ぶべきものだ。本当なら新型コロナにも効果があるイベルメクチンが積極的に使われないのは、何か裏の事情があるはずだ──そんな思いが、そこかしこに滲(にじ)み出ているように読める。実際に、件(くだん)のジャーナリストは終章でこう記している。
<<イベルメクチンをめぐる世界の動向はこの薬剤が新型コロナに有効かどうかという医学的テーマだけでなく、薬剤開発を展開する医薬品企業の思惑、それを監督する立場の政府機関、パンデミックの対応を迫られる国際機関と公衆衛生機関などの思惑が複雑に絡んで、見方によっては政治問題の様相を見せ始めています。>>
本当にそうなのだろうか。イベルメクチンが新型コロナウイルスに効果があればどれだけ良かっただろう、とおそらく世界中の医療者が思ったはずだ。だからこそ、医学的な知見からの検証が続けられてきた。最新の状況を知るために、今年3月にこんなニュースが流れた事実を示しておこう。「新型コロナウイルスの患者に投与しても、入院に至るリスクを下げる効果はなかったとする臨床試験の結果を、ブラジルなどの研究グループが発表しました」(2022年3月31日、NHK)
本書に推薦コメントを寄せている東京都医師会の尾 治夫会長は、イベルメクチンを診療の場で使えるよう積極的に提言してきた1人である。私が取材していた範囲では、新型コロナ患者を診療してきた医療従事者には少なくとも21年に入ってからはイベルメクチン使用に懐疑的な見方が定着していた。本書が出版された21年12月時点では、尾 提言に冷ややかな反応のほうが多くなっていたように思う。そして、現時点においては、正しかったのは現場で知見をためていた医師たちのほうだった。
■ 「権威」の言うことが常に正しいとは限らない
もう1つ、本書で気になるのは編集の在り方だ。大村氏を前面に押し出すのは良かったのだろうか。ノーベル賞は確かに権威であり、受賞者の発言は重く受け止められる。普通の科学者やジャーナリストの発言とは社会的な影響力が違うのも事実だ。政府とも、医学界の主流とも異なる見解を述べる姿勢を痛快に思う人もいるだろう。なんといっても、本書は全国学校図書館協議会選定図書だ。しかし、権威が「こう言っているから」といっても、それが正しいとは限らない。
イベルメクチンは救世主候補だったことはあっても、救世主になり得る可能性は後退している。現状を覆す論文が発表されるのなら、早く読みたいと心から思うのだが。
-------(引用ここまで)--------------------------------------
御用記者による負け犬の遠吠え記事ですね。
イベルメクチンの効果については、60以上の論文で実証されています。
また、長尾和宏先生など臨床の現場で働く医師も、効果を確認しています。
ノーベル賞受賞者が言ったからではなく、エビデンス、実績があるのです。
たまにイベルメクチンを否定する研究が発表されますが、よく調べると、
ワクチン屋のビル・ゲイツから研究資金が出ているのです。
イベルメクチンが効くと、誰もワクチンを打たなくなって商売上がったりです。
だから必死でイベルメクチンを叩くのです。
こういうデタラメ記事も真に受ける人が激減しているようで、結構なことです。
(関連情報)
「63にのぼる論文のメタ分析で、イベルメクチンの驚異的な治療・予防効果が判明。
インドの複数の州はすでにイベルメクチンでパンデミックは完全に終了済。しかし、どの国も一切報じず」
(阿修羅・てんさい 2021/8/18)
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/238.html
「50人超のコロナ患者にイベルメクチン投与の現場の医師 厚労省が認めるも
“ノータッチ”の医師会に苦言 (AERA dot.)」 (拙稿 2021/10/27)
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/598.html
「イベルメクチン臨床試験 新型コロナの入院予防効果認められず (NHK)」 (拙稿 2022/4/2)
http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/802.html
「テネシー州、COVID-19治療に薬剤師によるイベルメクチンの処方を許可 (The Epoch Times)」
(拙稿 2022/4/29)
http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/141.html
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