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「【検証】厚労省データ 心筋炎リスク情報も不適格〜新型コロナワクチン未接種扱い問題だけじゃない!2つの不適格データ問題を独自検証〜」 (サンテレビNEWS 2022/6/7)
https://sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2022/06/07/53955/
新型コロナワクチンについて、厚労省の2つの不適格なデータについて検証しました。
【検証@】 厚労省がワクチン接種日不明者を未接種にカウント
(中略)
【検証A】 不適格なデータ 厚労省の心筋炎・心膜炎のリスクパンフレット
厚労省の不適格なデータは、これだけにとどまりません。2021年10月に厚労省が作成した10代、20代の男性と保護者に向けた新型コロナワクチンのパンフレットです。
男性で心筋炎・心膜炎が疑われた報告頻度を比較していて、左側がワクチンを打った場合、右側が新型コロナウイルス感染症にかかった場合で、それぞれ100万人あたりどれくらい心筋炎・心膜炎が発生するかを表しています。
比較するのであれば、本来は「ワクチンを打った場合」と「打たなかった場合」を比べる必要がありますが、厚労省は「打たなかった場合」ではなくて、「新型コロナにかかった場合」で比較。比較対象にならないものを並列しています。
例えば、新型コロナにかかった場合、15歳から39歳では、心筋炎・心膜炎の発症者数は、人口100万人あたり834人と記されています。しかし、この834という数値。データそのものが極めて不適格な計算方法で出されていた数値だったことが分かりました。
■ リスクを知りたいのに比較対象にならないものを並べている
宮澤大輔医師 「これを見れば、見た人はやはりワクチンを打った方が心筋炎も安全なんだなという印象を受けると思う」
宝塚市にある みやざわクリニック院長の宮澤大輔医師。2021年12月からこのデータに問題があるとTwitter(ツイッター)で発信し続けてきました。
宮澤大輔医師 「問題点はリスクを知りたいのに、比較対象にならないものを並べていることが問題になります」
データには「新型コロナウイルス感染症にかかった場合」と記されています。しかし、これも恣意的とも言える不適格なデータだと分かりました。
厚生労働省 佐原康之健康局長 「この数値は全国の医療機関に入院した新型コロナ患者さんの情報収集しまして、2021年5月31日時点のデータから必要な情報を抽出し算出したものでございます。集計可能であった15歳から39歳までの男性が4798名おりまして、心筋炎・心膜炎を合併したと考える方が4名あったことから4798人中4名。すなわち100万人あたり834人と算出しております」
■ 「かかった場合」と記されているのに「入院した場合」という想定で計算されていた
厚労省がデータを抽出した2021年5月31日時点では、10代から30代の陽性者数は約30万人。「新型コロナウイルス感染症にかかった場合」と記されているであれば陽性者数の30万人を分母にするべきですが、パンフレットでは30万人ではなく入院した4798人が分母に。パンフレットは、もし100万人が入院したらという想定で計算されていたのです。
かかった場合であれば、100万人あたり13人。しかし、パンフレットでは入院した場合で計算された834人が記されていた。
宮澤大輔医師 「そもそも(ワクチンを)受けた場合とかかった場合で比較するのも問題です。その上にさらにかかった場合と書いてあるにも関わらずどこにも入院と書いていないのに入院患者さんのデータを使っていることが二重におかしい。
さらに三重におかしいということを言えば、「ワクチンを受けた場合」は10代20代と書いてあるのに「新型コロナ感染症にかかった場合」は39歳まで含めている。だから少しでも「かかった場合の」グラフを高く見せようといろいろくっつけていって持っていって誇張しているような印象を私は受けます」
3月4日参議院予算委員会 梅村聡参議院議員 「これ入院した患者さんだけの分母に持ってきて載せることが私はパンレットとして考え直さないといけないと思う」
厚生労働省 佐原康之健康局長 「接種をこれから考えている10代20代の男性や保護者の方がワクチンのメリットとデメリットについてつまりワクチンを打った時のものと打たなかった時にどの程度発症するのかということについて理解しやすくなるようにお示ししたものでございます」
梅村聡参議院議員 「ワクチンを打った人の心筋炎と打たなかった人の心筋炎を比べるべきだと思う」
■ ワクチンを打った場合と打たなかった場合を比較 厚労省とは真逆の印象を受ける表に
そこで宮澤医師は、打った場合と打たなかった場合の表を作成。厚労省のパンフレットでは、ワクチンを受けるよりも新型コロナにかかった方が心筋炎のリスクが高いように見えます。
しかし、10歳から29歳までの男女がワクチンを打った場合と打たなかった場合を総務省の人口統計や厚労省の資料から比較すると、ワクチンを打った方がリスクが高く見えるデータに変わりました。
宮澤大輔医師 「ワクチンを受けずに心筋炎になる確率というのは実際に(当時)4人しかいない訳ですから数千万人中4人しかいないわけですから非常に低いものになりましてワクチンを受けた場合は特にモデルナですね。若い人はモデルナの心筋炎が非常に高くなると。心筋炎になった。なってしまった10代20代の若い方がたくさんいらっしゃるんですね。何十人も。その方々がこのグラフを見て打ったとしたらやはり後悔すると思うんですね。こういうものが正しかったということを知れば。そういう人たちに対して厚労省はこれをどう説明するのかと。やはり謝罪して訂正すべきでないかと思います」
このデータは、パンフレットに限らず現在も厚労省や全国の自治体のホームページで掲載されています。厚労省は今後も訂正や削除をする予定はないということです。
■ 厚労省 「不適切なものではない」と主張
厚生労働省は、サンテレビの取材に回答しました。まず、分母を感染者数ではなく入院患者で計算した理由について、分母と分子の両方の正確な数値が出せるものが国立国際医療研究センターの情報ベースだったため使用したと回答しています。
それなら「感染症にかかった場合」ではなく、「入院した場合」となぜ表記しなかったのか?理由について、国内と海外の事例が並べて表記してありますが、海外の事例の分母が「新型コロナと診断された人」で入院患者ではないことから国内と海外の両者を明記するので、分かりやすくするために「新型コロナウイルス感染症にかかった場合」と表記した。
審議会の先生方にも見ていただいて判断したもので不適切ではない」と主張しています。
-------(引用ここまで)----------------------------------
接種歴不明を未接種扱いにしていた厚労省の不正が話題になっていますが、
これとは別に、厚労省は、本来なら比較できないデータを無理やり使って、
心筋炎リスクがワクチン接種したほうがはるかに少ないように見せかけていました。
意図的にやったことは明白で、厚労省の悪質さにあきれます。
しかも不正がバレても訂正も謝罪もしません。
厚労省の発表するデータは全く信用ができないことが明らかになりました。
サンテレビは素晴らしい。これからも、政府の不正を徹底的に追及してほしいです。
(動画)
【検証】厚労省データ 心筋炎リスク情報も不適格〜新型コロナワクチン未接種扱い問題だけじゃない!
2つの不適格データ問題を独自検証 (suntv-news 2022/6/7)
https://www.youtube.com/watch?v=wrPxi5zg6hs
(関連情報)
「ワクチン打っても「未接種扱い」に 一体なぜ? 国のデータ開示に問題【大石が聞く】
(CBCニュース)」 (拙稿 2022/5/26)
http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/267.html
「厚労省の不正発覚 感染予防効果の論拠が完全崩壊
接種歴不明を未接種として大幅水増しし、未接種感染が多いように算出
実は2回接種済み感染者のほうが多かった」 (拙稿 2022/5/14)
http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/209.html
「厚労省が公式データ修正→「ワクチン有効」は嘘でした…の衝撃。 (森田洋之)」
(拙稿 2022/5/18)
http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/224.html
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