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「最悪の花粉症」にはこうして打ち勝て! 飛散量は過去10年で最多
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/319355
2023/03/01 日刊ゲンダイ
マスク生活は続く(C)日刊ゲンダイ
マスクとティッシュが手放せない。花粉飛散量が過去10年で最悪といわれている今年は、これまで花粉症を発症しなかった人も要注意だ。
2月下旬のこの時季は、すでにスギ花粉が大量に飛び始めている。来月下旬までにスギ花粉がピークを迎え、ヒノキ花粉が飛び始める見込み。日本気象協会によると、28日は全国的に気温が上がり、それに伴い花粉が大量に飛散する恐れがあるという。
花粉飛散量は1平方センチメートルあたり「50個以上100個未満」(日ごと)が「非常に多い」。100個以上が「極めて多い」に分類される。すでに都心部(千代田区)では20日、124.4個/平方センチメートルもスギ花粉を観測。「極めて多い」日が出始めている。
最強クラスの飛散量にどう対処すればいいのか。NPO「花粉症・鼻副鼻腔炎治療推進会」理事長の大久保公裕医師(日本医科大大学院教授)に聞いた。
「新型コロナ禍でのマスク生活により、鼻の粘膜がナイーブな状態になっています。加えて、今シーズンは例年よりも花粉飛散量が増加する可能性があり、今まで発症しなかった人が発症したり、軽症者が重症化したりする恐れがあります。マスクを着用すれば吸い込む花粉の量を3分の1程度に軽減できるといわれているので、スギやヒノキの花粉シーズンが終わる5月ごろまでマスクを着けておいた方がいいでしょう。1日に10回もくしゃみをしたり、鼻をかんだりする人は重症者。こういう人はシーズンを迎える前に、体を慣らして過剰な免疫反応を抑制する『舌下免疫療法』などを受けておいた方がいいでしょう。シーズン中は飲み薬や点眼・点鼻薬に加え、抗体療法も有効です」
都の集計によると、本格的なマスク生活が始まった2020〜22年の1〜5月のスギ・ヒノキ花粉飛散量は、累計2500〜4587個/平方センチメートルだった。今年は同時期1万4100個/平方センチメートルが飛散する予想だ。
「ここ数年、飛散量が落ち着いていた影響で、今年は花粉への免疫反応がより一層、強く出るかもしれません。体内に入ってきた異物を取り除こうとする反応を適度に抑えるには、例えば、いろんな菌を体内に取り込んで共生することも大事。つまり、異物への反応を花粉の一点に集中させないことです。日ごろから発酵食品などを意識的に摂取すると、過剰な反応を抑えられる体質になることが期待できます」(大久保医師)
政府は来月13日からマスク着用を個人の判断に委ねる方針だが、しばらくはマスク生活を続けた方が無難のようだ。
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