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【 #週刊ポスト 2023年2月24日号目次】
— NEWSポストセブン (@news_postseven) February 9, 2023
◆「退職金」と「企業年金」が消える! 岸田“雇用大改悪”の本当の狙い
◆コロナ解熱剤で死亡例! 有名薬「新たな副作用103」
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カロナールで副作用 https://t.co/P6DkR9lxXT
— 一球入魂 (@ikehata3chan) February 10, 2023
解熱鎮痛薬カロナールに“重大な副作用” 添付文書に追記された「薬剤性過敏症症候群」とは
https://www.news-postseven.com/archives/20230217_1840802.html?DETAIL
2023.02.17 07:00 週刊ポスト NEWSポストセブン
新たに確認され追加された「解熱鎮痛薬」の副作用とは(写真はイメージ/AFLO)
コロナ禍で身近になった薬といえば、感染・発熱時の自宅療養などで用いられる「解熱鎮痛薬」だろう。ドラッグストアで買い求める人があまりに多くて「店から消えた」と騒ぎになったものもある。しかし、その薬を飲んだ患者たちに異変が起きていた。
1月17日、医薬品類の安全対策などを担う厚労省所管のPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)が確認した「薬の新たな副作用」が報告され、同省は医薬品の添付文書(使用上の注意)の改訂指示を出した。
今回の改訂で解熱鎮痛薬のカロナールに代表される「アセトアミノフェン」が含まれる薬(総合感冒剤、鎮咳剤など)の「重大な副作用」として新たに加えられたのが、〈薬剤性過敏症症候群〉だ。
一体、どんな症状なのか。PMDAの審査員を務めた経験のある谷本哲也医師(ナビタスクリニック川崎)が解説する。
異常を感じたら医療従事者に相談を
「薬の成分がきっかけで発症するアレルギーの一種です。今回、添付文書には〈初期症状として発疹、発熱〉があり、さらに〈肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加〉などを伴う〈遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある〉と記載されました。具体的な症状は人それぞれ違いますが、数分でも発症するアナフィラキシーと違い、数週間が経ってから起こる『遅発性』も特徴の一つです」
どんな薬でも、当然、効果とともに副作用のリスクはある。それらは医師や薬剤師が参照する「医療用医薬品添付文書」に記載されるが、注意すべきは、新たに確認され「追加」された副作用だ。谷本医師が言う。
「薬には、年単位で、数千〜数万人以上の多くの人に使われて初めて把握できる副作用もあります。アセトアミノフェンのように安全性が高く昔から使われている薬でも、製薬会社やPMDAなどに新たな副作用報告が一定程度蓄積されれば、添付文書の改訂が行なわれます」
注意したいのは、医師や薬剤師が新たな副作用を把握しきれず、患者への注意喚起が十分ではない可能性がある点だ。
「よく知っているつもりの薬でも、副作用情報について医療従事者すべてが更新内容に精通しているわけではありません。神経質になりすぎる必要はありませんが、薬を飲み始めて違和感が生じたら、医療従事者に早めに相談しましょう」(同前)
PMDAが公表した厚労省による主な医薬品の添付文書の「使用上の注意の改訂指示(重大な副作用の追記)」【その1】
風邪薬は長期の連続服用を避ける
最新の改訂指示から遡り、過去2年で追加された「重大な副作用」を下の表にまとめた。追加があると公表された薬(販売名)は、のべ103に及ぶ。常用する薬が含まれていないか、念のため確認したい。
過去、アセトアミノフェンの〈薬剤性過敏症症候群〉の副作用症例は配合薬を含めて48例、うち死亡が3例とされる。なぜ今、新たな副作用として追加されたのか。
薬剤師の長澤育弘氏(銀座薬局代表)が言う。
「このタイミングで副作用が追加されたのはコロナ感染やワクチンの副反応によって服用者が増えたことが原因でしょう。カロナールは比較的安全性が高いとして推奨されていましたからね。またカロナールに限らず、風邪薬などでアセトアミノフェン配合の薬を継続使用していた時期があれば、時間が経ってから症状が出る可能性があります。長期の連続服用は避けたほうがいい」
ロキソニン、抗生物質、降圧剤も追加
注意しなければいけないのはアセトアミノフェンだけではない。コロナ禍の解熱鎮痛薬として同じく重宝されているロキソニン(ロキソプロフェン)も、昨年10月に新たに「重大な副作用」が追加されているのだ。
ロキソニンに追加された副作用は〈急性汎発性発疹性膿疱症〉。38度以上の発熱と全身に赤い発疹が出る症状だ。
「薬疹のなかでも重症度が高く、アレルギー反応が起こったところが赤くなって膿み、ただれてきます。症状が出たら、すぐに服用をやめる必要があります」(谷本医師)
この数年で、ほかにも降圧剤や抗生物質など頻繁に使われる薬に新たな副作用が加わった。
「降圧剤のヒドロクロロチアジドなどに追加された『急性呼吸窮迫症候群』は本来、重症肺炎や敗血症などが原因で重度の呼吸不全が起こる症状です。抗生物質のサワシリンカプセルなどに追加された『アレルギー反応に伴う急性冠症候群』は心臓の血管が詰まる症状。いずれも国内症例はなく、海外で因果関係が否定できないケースが報告されたことを受けての追加でしょう」(長澤氏)
PMDAが公表した厚労省による主な医薬品の添付文書の「使用上の注意の改訂指示(重大な副作用の追記)」【その2】
脳梗塞や心筋梗塞の再発予防として処方されることの多い抗血小板薬プラビックス錠などには、「インスリン自己免疫症候群」の副作用が加わった。
「この疾患では、血糖低下作用のあるインスリンに対する自己抗体が産生され、インスリンが体内で過剰になり低血糖状態になります。特殊な免疫異常でもともとの体質とも関係しますが、様々な薬で起こりうることが知られています」(谷本医師)
飲み慣れている薬でも副作用が起こることがあると肝に銘じ、医師とのコミュニケーションを密にすることが肝要だ。
PMDAが公表した厚労省による主な医薬品の添付文書の「使用上の注意の改訂指示(重大な副作用の追記)」【その3】
PMDAが公表した厚労省による主な医薬品の添付文書の「使用上の注意の改訂指示(重大な副作用の追記)」【その4】
※週刊ポスト2023年2月24日号
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