ほお?長野県民の体は酸化グラフェンだらけなのか?酸化グラフェンって変な単語も急に出てきたな。陰謀論者お得意のデマだな。酸化グラフェンがそんなに問題なら原発事故直後のマスク着けてる人に対して既にこういう批判が出たはずだ。 アホか、クソ陰謀論者。 カイコやイナゴやハチノコやザザムシ食ってる国や地域あるわ。コオロギは食用じゃないとか言ってるバカは自分で調べる努力もせずに陰謀論を唯々諾々と受け入れるらしい。 https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000303796 提供館 (Library) 県立長野図書館 (2110021) 管理番号 (Control number) 県立長野-21-111 事例作成日 (Creation date) 2021年8月18日 登録日時 (Registration date) 2021年08月28日 12時57分 更新日時 (Last update) 2021年09月15日 20時12分 質問 (Question) 長野県は昆虫食が有名だが、コオロギを食べる食文化はあるのか。 回答 (Answer) 『長野県史 民俗編』に、以下の記述あり。 ・『長野県史 民俗編 第1巻(1)東信地方 日々の生活』 長野県編 長野県史刊行会 1986 【N209/11-3/1-1】 「2 特色ある食べ物」 p.541 (6)こおろぎ こおろぎをいって食べた。(戦中-小田井) ※小田井は地名。(御代田町小田井) ・『長野県史 民俗編 第3巻(1)中信地方 日々の生活』 長野県編 長野県史刊行会 1989 【N209/11-3/3-1】 「2 特色ある食べ物」 p.721 こおろぎを食べる。(長尾) こおろぎをつくだ煮にして食べる。(新橋) ※長尾、新橋は地名。(三郷村長尾)(松本市島内新橋) ・『長野県史 民俗編 第2巻(1)南信地方 日々の生活』 長野県編 長野県史刊行会 1988 【N209/11-3/2-1】 「2 特色ある食べ物」 p.802 こおろぎを煮付けて食べた。(上古田、青島) ※上古田、青島は地名。(箕輪町上古田)(伊那市美篶青島) ※照会した『長野県史 民俗編』の例言に、下記の記述がある。 一 習俗の実施状況の表記については次の事項に留意した。 (一) できるだけ文末表現によって示すよう配慮し、調査時点においておこなわれていたものは 現在形で、すでにおこなわれていなかったものは過去形で表記した。 (二) いつ頃までおこなわれていたか報告されたものについては、その旨を地点名と共に示した。 なお、M・T・Sはそれぞれ明治・大正・昭和の略称であり、戦後は第二次世界大戦後を 示す。(以下略) ※上記資料の調査年は、『長野県史をふりかえる』「長野県史をふりかえる」発起人会編・刊 1992 【N209/11-7】「民俗編の構想と編さん刊行」p.322-325の記述を参照すると、試案として昭和48年8月小県郡依田窪調査、昭和49年2月南安曇郡穂高町有明調査を行い、昭和49年飯水地方調査が軌道にのる最初の調査となったようである。その後、全県調査は昭和50年6月から昭和53年4月にかけて各地の調査発会式が行われているようである。 下記資料で、以下の記述がある。 ・『なんでも食べるゾ信州人』中田敬三著 郷土出版社 2002 【N383/35】 「9 珍味」 p.168 信州では、全地域でいろいろな昆虫を食べた。「長野県史」の「民俗編」に、特色ある食べ物 を全県下で聞き取り調査した結果が載っている。(略)このほかコオロギ(南信・中信・東 信)、(以下略)
・『昆虫食古今東西』三橋淳著 工業調査会 2010 【486/ミジ】 「コオロギ類」 p.72 (略)長野県では、太平洋戦争末期に、疎開児童にコオロギを採らせて、それを乾燥して粉末と し、味噌汁に入れて栄養を補給したというし、またイナゴと同じようにしてコオロギ味噌も 作ったという。(以下略) 下記資料は、他県情報と共に長野県内のコオロギ食(コオロギの種類・地域・食べ方等)について、出典を元に紹介している。地域は諏訪・佐久地方と、信州新町(北信)等があり、信州新町について以下の記述がある。 ・『昆虫食先進国ニッポン』野中健一著 亜紀書房 2008 【N383/49】 「10 バッタあれこれ」 p.154-158 p.157 コオロギもまたイナゴと同じように小学校へ持参させられたそうだ。 [長野県信州新町・男、(略)] 下記資料にも記載がある。 ・『信州人 虫を食べる』田下昌志著 信濃毎日新聞社 2015 【N383/63】 p.219-225 「コオロギ 雑食性昆虫の味とコクは上々」 ※捕獲や食べ方等について記載がある。 ・『昆虫食入門』内山昭一著 平凡社 2012 【N383/56】 p.165 ※「"ピンピンコロリの里"長野県佐久市の「ゲンゴロウの会」(p.161-166)」内で 「ゲンゴロウの会」の活動について記述があり、第17回(2008年)開催時の食材(秋)一覧の中に コオロギがある。 ・『世界昆虫食大全』三橋淳著 八坂書房 2008 【486/ミジ】 表あり「表2 日本(Japan)の食用昆虫」p.24-30 p.25 バッタ目「コオロギ科」 p.45 「バッタ目」 ※コオロギに関する記述あり。 新聞記事に掲載あり。 ・「信濃毎日新聞」データベースで、昆虫食・コオロギ食関連記事が複数ヒットする。 ・『昆虫食文化事典』三橋淳著 八坂書房 2012 【486/ミジ】 ・『長野県百科事典』信濃毎日新聞社開発局出版部編 信濃毎日新聞社 1974 【N030/2】 ・『長野県百科事典』信濃毎日新聞社開発局出版部編 信濃毎日新聞社 1981 【N030/2a】 ・『達者がいちばん 健康長寿者生活実態調査から』佐久市編 佐久市 1997 【N498/176】 回答プロセス (Answering process) 1.『長野県史』を調査する。該当資料を確認する。
2.郷土分類(N383)の棚を調査する。該当資料を確認する。 3.新聞記事の検索ができる当館契約データベース「信濃毎日新聞データベース」で、キーワード「コオロギ」「食」「昆虫食」「長野県」「信州」等で記事を検索する。昆虫食を学ぶ、広めるといった近年(2020年前後)の話題等も含めた関連記事が複数ヒットする。
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