人間の体は 粘膜で 体内と体外が 接しているため そこを守らなければならないのだ IGA 「IgA」は、体内では2番目に多い免疫グロブリンで、鼻汁、涙腺、唾液、消化管、膣など、全身の粘膜に存在しています。IgAは、粘膜の表面で病原体やウイルスと結合し、病原体やウイルスが持っている毒素を無効化して感染しないように阻止する働きがあります。
また、免疫グロブリンには、特定の細菌やウイルスにのみ反応する「特異性」があるため、基本的に多種類の感染症の予防はできません。しかしIgAは、特定の細菌やウイルスだけに反応するのではなく、多くの種類の細菌やウイルスに反応するという特徴があるため、さまざまな感染症の予防ができるのです。 IgAは母乳にも含まれている IgAは、母乳、特に、出産後に数日間分泌される濃い母乳の「初乳」にも多く含まれています。 生まれたばかりの赤ちゃんは自分でIgAを作ることができません。しかし、母乳によって赤ちゃんの体内にIgAを移行できるため、細菌やウイルスによる感染から守ることができるのです。 腸管でのIgAの働き方 腸管には、身体全体の60%以上のIgAが存在し、粘膜の表面で病原体やウイルスと結合して毒素を中和し、体内への侵入を防いでいます。 腸管の主な働きは消化吸収ですが、 多くの細菌やウイルスも口から入り腸を通って体内に侵入するため、身体を守る器官としてもとても重要です。 そのため、腸管の壁には、異物が侵入した時に異物の排除を指令する役割があるリンパ組織「パイエル板」が存在しています。 パイエル板の外側にはM細胞があり、異物を発見するとその情報がマクロファージや樹状細胞、ヘルパーT細胞やB細胞に伝わります。するとB細胞はIgAなどの抗体を作り出し、異物を撃退するのです。 また、IgAを作るB細胞は腸管だけでなく、口や鼻など身体全体の粘膜を移動してIgAを作り出すため、全身で異物の侵入阻止に貢献しています。 一方で、IgAには基準値があります(110〜410mg/dL)。基準値範囲外の場合には、さまざまな疾患が考えられます。 LPS活用事例 LPSは土の中などに存在するため、野菜や穀物、海藻類などに豊富に含まれています。しかし、農薬などによって細菌が取り除かれるとLPSも少なくなってしまうため、近年食事から取り入れられるLPSはどんどん低下していると言われています。そのため、サプリメントを利用したり、肌への効果を期待する場合は化粧品などを利用したりするのがおすすめです。 サプリ 化粧品 ペット用 美容液 免疫を知ろう やさしいLPS編集部 この記事の著者 やさしいLPS編集部 食用植物に共生するパントエア菌由来の“免疫ビタミン”LPSを提供する自然免疫応用技研株式会社です。当サイトでは、自然免疫、マクロファージ、LPSに関する情報と、当社の活動をお伝えします。 chevron_right 記事一覧へ 前の記事 免疫の暴走について解説!感染症の重症化や... 次の記事 免疫力が高い人の特徴とは?免疫力を高める10のポイント 関連記事 免疫力が低下すると風邪を引きやすくなる!その原因や対処法とは? 風邪を引くと、喉や頭が痛くなったり熱が出たりするのは、身体に備わる免疫システムがウイルス等と戦ってい... event2021/02/19 獲得免疫のひとつ「B細胞」とは?役割や働き方を解説! B細胞は免疫細胞の一種です。身体には、ウイルスや細菌などの異物と戦って排除する「抗体」を産生したり、... event2021/03/25 免疫と腸の関係とは?腸内での免疫の働きや腸内環境を整える食事について ヨーグルトや乳酸菌飲料などの発酵食品が免疫力を高めるという話や、なんとなく「善玉菌」が体に良くて「悪... event2020/11/20 ワクチンは獲得免疫を利用した病気の予防法!仕組みや注意点とは? 子どもの頃にワクチン接種を受けた記憶がある方も多いと思いますが、なぜワクチンを接種する必要があるので... event2021/04/07 免疫力を高める方法や食品を紹介!ウイルスに感染しにくい体をつくろう インフルエンザや新型ウイルスコロナに感染しにくい体を作るには、免疫力を高めることが大事。普段風邪をひ... event2020/08/31 === 赤ちゃんは 1歳位になるまで 胃腸が完成していないので はちみつなどは 細菌がいるので 食べさせてはいけないのだよね〜〜 母乳から IGAを 補給して 粘膜を保護してあげている
[スレ主【魑魅魍魎男】による初期非表示理由]:アラシかも(アラシや工作員コメントはスレ主が処理可能)
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