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「救急搬送困難、コロナ感染者以外が増加…病院『根本的な理由分からない』」
(読売新聞 2023/1/21)
www.yomiuri.co.jp/national/20230118-OYT1T50279/
医療機関に患者受け入れを3回以上断られるなどの「救急搬送困難事案」が、9〜15日の1週間に横浜市で過去最多の541件となり、川崎、相模原市も高水準が続く。新型コロナウイルス感染拡大の「第8波」が続くなか、感染の疑いがない患者でも受け入れが断られるケースが増加している。(村松魁成)
「本当に申し訳ないが、受け入れを止めさせてもらっている――」
横浜市立みなと赤十字病院では10日夕から24時間、一部を除いて救急搬送の受け入れを断った。現場では「どんな時も断らない」ことを信条としてきたが、苦渋の判断だった。救命救急センター長も務める武居哲洋副院長は「コロナ感染者以外を断るケースが増えた。複数の要因が重なっている」と表情は険しい。
高度医療機関として、重症者を含む32床のコロナ患者専用の病床も8割が埋まる状況だ。1月以降は約550床の一般病棟も 逼迫(ひっぱく) している。18日時点で満床の病棟もあり、「異例な状況」だという。社会活動の回復で、これまで減少していた一般疾患の患者数が急増しているとみられ、武居副院長は「検証しないと根本的な理由も分からない」と語る。1月に入って200件ほど救急搬送の受け入れを断っているといい、「このままでは20%以上の患者を断らざるを得ない状況。コロナ病床の使用率だけでは、現場の厳しい状況は測れない」と訴える。
救急搬送困難事案は、川崎市でも170件、相模原市が61件と最多に近い水準となった。横浜を含む各市消防局によると、「第7波」では断られる理由は7割ほどがコロナ感染だったが、最近は5割ほどに減った。
川崎市では16日夜にも、80歳代の男性の受け入れ先がなかなか見つからず、30回以上照会してようやく、鎌倉市の病院への搬送が決まった。男性は脳疾患による救急要請だったが、川崎市消防局の担当者は「コロナ感染者以外が想定以上に断られている」と困惑する。こうした現状に、各市消防局の担当者も「救急車の出動要請が増えれば、困難事案も増加する。適切に利用してほしい」と呼びかける。
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「根本的な理由分からない」とすっとぼけていますが、もちろんコロナワクチン被害が原因です。
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