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新型コロナ“大波”もたらす新変異ウイルスの不気味…すでに欧米やシンガポールで拡大中
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/313349
2022/10/25 日刊ゲンダイ
水際緩和したばかりなのに…(観光客らでにぎわう京都市内の観光地)/(C)共同通信社
どこまで変異は続くのか。オミクロン株の派生型ウイルスが次々と誕生し、欧米やアジアで勢力を伸ばしている。水際対策を大幅に緩和した日本国内への流入が懸念されている。
23日の全国の新規感染者数は3万815人。前週同曜日を約1400人上回った。感染状況は拡大傾向にあり、すでに第8波が始まっているとの見方が専門家の間でも出てきた。
足元でジワジワと感染が広がる中、更なる脅威が海外で急増している新たな変異ウイルスだ。
欧米では「BA.5」から派生した「BQ.1」(俗称タイフーン)や「BQ.1.1」(同ケルベロス)などが拡大。欧州疾病予防管理センター(ECDC)は、これらの派生型が1カ月以内に主流になると危機感を強めている。
米疾病対策センター(CDC)によると、米国内では「BA.5」が依然として感染者の6割超を占めるものの、「BQ.1」「BQ.1.1」が15日から22日までの1週間でともに3.6%増加。「BA.4」の派生型である「BA.4.6」が11〜12%を占める。
シンガポールではオミクロン株の亜種のうち複数のウイルスが混ざった「XBB」(俗称グリフォン)が新興勢力だ。その割合は、今月9日までの1週間で感染者の5割超に上っている。
ヤバいのは、これらの変異ウイルスは、感染力が強い可能性があることだ。ドイツの国立がん研究センターの専門家によると、「BA.5」に比べ「BQ.1」と「BQ.1.1」は感染拡大スピードが12%、「XBB」は20%速いという。
BA.2系統の亜種が感染広げる恐れも
再び検査に行列?(C)日刊ゲンダイ
第7波で過去最多の感染者数を招いた「BA.5」よりも感染力が強いウイルスに主流が置き換わった場合、第8波が今まで以上の“大波”となる恐れがある。昭和大医学部客員教授の二木芳人氏(臨床感染症学)がこう言う。
「米国でBA.4、BA.5の変異ウイルスだけでなく、BA.2の変異である『BA.2.75』『BA.2.75.2』が少しずつ増えているのも気になります。日本もBA.4、BA.5の対応ワクチン接種を始めましたが、BA.4やBA.5系統に有効だからこそ、かえってBA.2系統の亜種が間隙を縫って感染を広げないとも限りません。いずれにしても、水際対策を緩和した日本に、新たな変異ウイルスが流入する可能性は高い。政府はその前提に立って感染拡大の予防策を講じる必要があります」
すでに第8波が襲来している。今年の冬も変異ウイルスに悩まされることになるのか。
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