>（JETRO）米国債国別保有残高

の、5月の米国外投資家による米国債保有残高

すね。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/07/a03be8533690942b.html
>国別保有残高をみると、1位の日本が1兆2,128億ドルだが、2021年11月の1兆3,286億ドルからは1,000億ドル以上減少しており、2020年1月以来の低水準となった。2位の中国は9,808億ドルで、12年ぶりに1兆ドルを割り込んだ。減少は6カ月連続で、2021年11月の1兆808億ドルから約1,000億ドル減少している（添付資料図参照）。中国については、長引く米中対立から意図的に米国債保有を減らし、金融分野の米国依存を低下させているという指摘もある（「日本経済新聞」電子版7月19日）。

７月の日経新聞・・・

円安が150円かと騒いでいたのは９月ころじゃなかった？

今は11月だよね・・・？？

なにか古い情報に振り回されてる感じだね・・・？？？

https://www.youtube.com/watch?v=ZzV-pUC2eVc
>コンディション・グリーン 〜緊急発進〜/機動警察パトレイバー 8bit

　最近日銀が円を買って米ドルを売っている。榊原元財務官などは日本円を買う資金を「無限」に持っていると言った。「無限」といういい方は数学的な言い方ではないが，日本円を買う米ドルをたくさん持っているという意味に変わりはない。１０００億ドルほど買ったかは分からない。日銀が減らした分だけ減ったことは間違いないがその行先は主に金塊（金地金）とルーブルと人民元であろう。
　財務省も日銀も米ドルの凋落は認識しだしてきた。石油やガスがルーブルでしか買えない非友好国。ルーブルの需要は高まった。北京政府はキューバに１億ドルの援助を最近与えたが米ドルがある程度は必要だから保持している。
　北京は２０００億ドルのＦＲＢ証券を売った。政策金利が４％ぐらいに上がって来たので利子が増えて困る面もあるが，結果として９６００億ドルぐらいに保有量を減らした。昨年まで１兆２０００億ドル以上保有していた中国・北京政府だから減らしたことは間違いない。
　もちろん売ったり買ったりするが，北京は１兆ドル以上保持していた年月が長いので減ったということは売りの額が多いことを意味する。どこまで売るだろうか。それは８８００億ドルまでとりあえず売るだろう。ＦＲＢ証券を売って米ドルを市場に溢れさせると混乱も多いだろうからとりあえず様子見。日本政府は米ドルで円紙幣と金塊を買ったことはすでに論じた通り。
　現在円安になっているのは日銀が日本円を買っているから。相当かっているね。ＦＲＢ証券の利子は３カ月ごとに着く。１兆２千億ドルなら１。２兆÷４×０．０４＝0.120兆＝３００億ドル。３カ月で約３００億ドル。日本円に直すと１４０×３００億＝４２０００億円＝４兆２０００億円。利子だけで約４．２兆円もドルを買ったことになる。無限ではないが、９．８兆円プラス４．２兆円＝１４兆円ほど鈴木財務大臣の下で買ったことになる。
　しかしながら本体の１．２兆ドルはそのまんま東西。片や中国は２０００億ドルをどう振り分けたのであろうか。金地金の価格は１ｇ＝１７７０円だから１ｋｇで１７７０円×１０００＝１７７万円≒１８０万円として１０ｋｇで１８００万円１００ｋｇで１億８０００万円。あとは計算してくれ。金塊もルーブルも人民元も買ったはず。将来の重要性を考えれば，４：４：２ぐらいか。人民元：金地金：ルーブル。
　
　米ドルを使わない貿易体制の構築が中露の基本政策。なぜなら経済制裁や政権転覆にあわないようにペトルダラーの縮小。
　ロシアの対外制裁３０００億ドル。イランの金塊２０ｔ。ベネズエラの金塊２０ｔなどなど返してもらえない。自由に使えない。医薬品や食料の不足となって乳幼児を殺している。イエメンをみよ。
　ウクライナ政権転覆に５０億ドル（Ｖ．ヌーランドの告白）。シリアは米軍の石油盗掘に抗議しているが米軍は応じない。ソマリアの内戦激化。ウクライナ支援金や武器が中東へ。ウクライナ紛争が終わった後，ソマリアが再び戦場激化となる。
　中南米で一番政権転覆が起こりそうなのはブラジル。総選挙が終わったばかりだがルラ大統領が持ちこたえられるかどうか。

　とにかく米ドルを無制限に刷って阿漕なことをやって来たのがネオコン。アメリカ国務省。それを阻止すべく中露が立ち上がった。ドルを使わない貿易体制の構築。ゆえにアメリカではインフレが起きた。米ドル紙幣の行き先がないのだからカネ余り。すなわちインフレ。中国やイラン・サウジなどがドルを使わなくなれば，ドル余りはさらに進む。進めばインフレはさらにさらに進む。ゆえにサマーズは，金利をもっと引き上げろ。景気後退になっても政策金利を引き上げろと主張している。しかしＦＲＢは彼の意見を尊重しつつ，金利上昇を弱めたり強めたりして一本調子で金利を引き上げない。しかしＦＲＢ国債は中国などによって売られるので米ドルは余る。余ればインフレが進む。ＣＰＩなどは目くらまし。

　物価や賃金が上がったから金利を上昇させるのではなくて，米国債が売られすぎて米ドル紙幣があまりに余りだした。甘利にも甘利過ぎた。そこで中国の通信機器購買を禁止して国債を売らないでくれと頼み込んだが北京政府とフワウェイとは別行動。中露の結束は固いのでバイデンはバリ島で中国と仲良くしようとしたが，国務省は大反対。ネオコン＝国務省は大反対。とはいえすでに指摘したように，パウェルは政策金利を上げなければ米ドル紙幣が余りすぎてインフレがさらに進むから、困る。❍●❍〇。ＱＥをやりすぎた反動が今に現れている。

　困る困る困る大困る。これを記号で表してみよう。　。。◙❍〇。

ではみなちゃま。お休みナさんせ。おいドンはつかれたと。
なおロシアとトルコはすでにＦＲＢ国債を数十億ドルまでに売ってしまっている。この半年で各国も国債を買うよりも金地金（bullion）を多く買った（RT.com）。

ワタチは金がないから５ｇだけ買った。寄付してクンナマシ。