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[3419]ウクライナ戦争。17本目。私の本の発売のこと。セヴェロドネツクが陥落する。/副島隆彦
投稿者:副島隆彦
投稿日:2022-06-15 12:49:36
http://snsi.jp/bbs/page/1/
副島隆彦です。今日は、2022年6月15日(水)です。
私は、体調が悪くて、この数日、寝ていました。ようやく元気になりました。ようやく、ここに書きます。
毎日、NYの株がガンガン下がっている。アメリカと西欧(EU,NATO)の勝ち、とうことはない。
いつまでも、欧米と、その手先になっている高級日本人ども(ディープステイトの自覚的な手先たち)の、思うようにはならないよ。
私の最新刊の金融本の『有事(ゆうじ)の金。そして世界は大恐慌へ』(徳間書店、5月28日発売)に書いたとおりのことが、完全にそのまま起きている。ここに盗み読みに来るだけの横着者も、そろそろ観念してこの本を買って読みなさい。
私は、先週やっとのことで、2か月遅滞(ちたい)したが、「愛子天皇待望論」を書き上げた。 ウクライナ戦争が起きたので中断していた。この「次の天皇を、急いで愛子にするように、国民の8割とくに女性たちの強い希望、要望に、沿うように、政治家たちは急いで、皇室典範=今はただの法律=を改正して、女性天皇も認める、に書き変えよ」の 本は、日本の国家体制(国体、=こくたい=とも言う )に関わる重要な問題だから、みんな、この問題から逃げるな。
特に、反体制でリベラル派で、反(はん)自民党である、2千万人の日本国民が、天皇家(皇室)問題になると、尻込みして語ろうとしない。そこを敵どもに付け込まれる。
私の、「愛子天皇待望論」 は、まず、日本の天皇家も、ヨーロッパの王たちへの呼び方と同じ、呼び捨てで言い、だ。 ヘンリーとか、エドワードとか、ジョンとかエリザベス、メアリーとか、と同じように、今の徳仁(なるひと)天皇、雅子(まさこ)皇后、 その前の明人(あきひと)、美智子(みちこ)、そして、孫の愛子。 と呼び捨てで言い。何が、今上(きんじょう)天皇と書け、だ。そんな変な敬語の体系は、すべて蹴とばして粉砕する。と、私、副島隆彦は、この本の始めで書いた。日本民族の劣等遺伝子がなすことだ。
それから、私のウクライナ戦争本が、もうすぐ出る(6月28日)。
( 下にアマゾンの宣伝のURLを載せる) そっちを読みに飛んでください。
プーチンを罠に嵌め、策略に陥れた英米ディープステイトはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする
さて、ここから、ようやく、私のウクライナ戦争。17本目である。
私は、この平和な日本にいて、こうして自分の本の宣伝ばっかりやっている。情けないと思うが、ここが自分の戦場であり、真剣な持ち場、役割なのだと思わなければ、とてもやっていられない。
私は、自分の体をボロボロにしながら(ネットの情報収集で体力を激しく消耗した。オーストリア国軍の広報部の英語放送がわかり易くていい)、勝手に今の世界戦争の日本での司令官(コマンダー)を名乗って、今を生きている。
ウクライナの東部の主要都市のセヴェロドネツクが、ようやく陥落する。
ロシア軍と、ドネツク人民共和国の代表(大統領)の、エドウアール・バス―リンと、軍事部門の代表のパセニチク大将(見るからに立派な人格者だ)が、「アゾト化学工場 Azot chemical plant に立て籠っている( hole up 潜伏 )しているウクライナ兵 は、Surrender or to die 降伏か死か、どちらか選べ」と破壊された村の記者会見で言った。6月13日だ。
ウクライナ政府と軍の広報官も、「13日に、ウクライナ軍は、セヴィロドネツクから撤退した」と、発表した。その前に、隣りの都市リシチャンスクに繋がる橋が、3本とも砲撃で落ちた。これでウクライナ軍は、後方からの補給路(ロジスティックス)を断たれた。だから、ゼベロドネツクは南部の、空港の有る方からも、ロシア軍に攻め上げられて、完全に 攻囲(siege シージ)された。ウクライナ軍が、人間の盾(ヒューマン・シールド)としてアゾト化学工場のシェルターに置いている600人の民間人(一般住民、非戦闘員)を、今日(15日)から外に出す、人道回廊 が出来るだろう。
ウクライナ軍の最精鋭の、「俺は、一歩も後ろ(後方、こうほう)に退かない。死ぬまで戦う」の 本物の戦士(ウオリアー warriors )たちが、おそらく2千人ぐらい残っているだろう。このあと降伏か、死の、どちらを彼らが選ぶのか、私には分からない。
ウクライナ戦争の 大きな所(大戦局、グランド・ウォー・シチュエイション)では、5月18日から、流れが大きく変わった(大転換した)。このように、私が認定する。 5月16日までは、各戦線で、ボロ負けしていたロシア軍が、大反撃の攻勢に出て、じっくりと腰を落として、補充部隊を全国から東部2州と占領してる南部(ヘルソン州とメリトーポリ州、その先端にサポロージャの原発がある。ここもロシア軍が死守。発電所は動いていてキエフに電力を送っている)に動員して、ジリジリと着実に、陣地を広げて来た。
私、副島隆彦は、もう4か月、9000キロの遠くの方で、毎日、兵士たちが、数百人ずつ死んでいる、激しい戦闘が続いている「対岸の火(火事)」であるのに、ウクライナ戦況の実況中継を、世界中の国々の動画と報告をずっと見て来た。だから体を壊しそうだ。
私は、軍事オタクではないので、兵器も戦略も何も知らなかったが、今では、相当に詳しくなった。おそらく日本の戦争ジャーナリスト=戦争オタクたちと、この4か月の知識で、対等に語れるぐらいになっている。
皆、アメリカの戦争研究所(ISW アイ・エス・ダヴリュ)という、キンバリー・ケイガン(まだ40代の女)という、極悪人の、ネオコンがMoonie の本性を現した、ケイガン一族の女が作った団体からの、米軍の軍事スパイ衛星(16基ぐらい有る)から作られる、正確な戦況図(ミリタリー・シチュエイション・ルーム)が公表しているものを見て、エラソーに、日本の戦争オタク(防衛研究所の研究員たち。案外、自衛隊のトップの方面軍総監だった、爺さんたちは、この戦況図の毎日の追っかけを、ジジイだからやっていない)はあれこれ、自分が見て来たようなウソを解説している。
エラソーなことを、テレビで言っているだけだ。日本軍=自衛隊なんか、イチコロで、やられる、ということを知っている。ロシアや中国とぶつかったら数時間で敗れる、と分かっている。傍観者のくせに、「ロシア軍の指揮は、初歩から間違っている」などと、言っている。 お前たちには、軍人としての必死さが無い。
だが、まだ現役の自衛隊の幹部で指揮所にいる連中(40代、50代)は、目を血走らせて、ブルブル震えながら、このISWの戦況図を、朝も晩もなく、ずっと見てきたはずだ。それで、私、副島隆彦と同じで、体を悪くした筈(はず)なのだ。
一部の反共右翼の気合の入った活動家たちも、「ウクライナ軍、勝てー。ロシア軍を殲滅(せんめつ)しろー」で、この ISW の 軍事スパイ衛星から立体的3次元で、作成される戦況図を見ながら、おそらく、全国で20万人ぐらいが、ネット(SNSでもある)にこの4か月ずっと齧(かじ)り付いてきたはずなのだ。私とやっていることは全く同じだ。だから、気持ちが、同じ日本人どうしてつながる。だが、彼らは私の日本国内での敵だ。
私、副島隆彦は、ごく、ごく少数派といえども日本国を代表する、「プーチンが正しい。ロシア頑張れ。ネオナチ=ゼレンスキーたちを打倒せよ。そして、その背後にいて代理戦争( proxy war プロクシー・ウォー)をやらせている 英米のthe Deep State があやつる、米政府と、米軍の特殊部隊「タイガーチーム」と 英SAS(サス)の国家情報部(OO7のようなやつら。謀略もやる)と、NATO=EU (今や) を、打倒せ」という人間だ。
だから私が、日本国のロシア支援軍の 司令官(コマンダー)(ただし、遠くから、声援、応援だけ。それ以上の力は、無力だから無い。だが、無敵と言えば、無敵。誰からも相手にされないから。日本国内では勢力になっていない)だから、私の頭脳で何でもわかる。
凶悪なワシントンDCのMoonie (文鮮明主義者。統一教会。ローマ教会とCIAが反共宗教団体として作った )の大幹部の凶悪なロバート・ケイガンの妻が、ヴィクトリア・ヌーランド(ニューランド)だ。だから、ISWのキンバリー・ケイガンは、極悪女の 女悪魔である、ヌーランドの義理の妹だ。こいつらが、2014年2月のキエフのマイダン暴動(クーデター)を、自分たちが現場に居ながら、実行した。真に凶悪な悪魔どもだ。焼き殺さないと、人類が、危ない。
これらのアメリカのディープステイト側の政治家や高官たちのことは、古村治彦著の『悪魔のサイバー戦争を、バイデン政権が始める』(秀和システム、2021年6月刊)に詳しく書かれている。何と、この本は、ウクライナ戦争が始まる8ケ月前に出版された。驚くべきことである。
悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める
私、副島隆彦が、かつて書いたように、キッシンジャーが、この2014年に、プーチンのところに飛行機で飛んで行って、「ウラジミールよ。古代バビロニアの death cult 死のカルト集団が、地獄の底から、甦(よみがえ)ったぞ。気を付けろ。戦争をさせられるぞ」と言った。
丁度そのとき、マイダン暴動と同時期に、シリアとトルコが、これも仕組まれた、ロシアの戦闘機撃墜で、開戦、一触即発だった。それをキッシンジャーが止めた。
だが、同じ2014年の6月10日に、北イラクのモスルに、7・5万人のIS(アイエス)「イスラム国」(バグダディという元イラク兵の若者たち、をヒラリーたちが、サウジの砂漠の中の米空軍基地で育てた)が、突如、出現した。
これもずべて、ヒラリー、マケイン、バイデンたち、ディープステイトが、仕組んで作った、「イスラム原理主義運動の熱気を作って、多くのイスラム教国の若者たちを狂わせて、引き寄せて、サラフィーヤ、聖戦主義の原理主義の過激派に、洗脳、扇動した凶悪な計画」とウクライナ暴動は、全く同じ時なのだ。 その2年前の、ヒラリーが現地に入って、リビアのカダフィを惨殺して、400億ドルのリビア国の資金を奪った。それをIS「イスラム国」の育成資金にした。砂漠を、真新しいトヨタのランクルの隊列で、ISは行進した。
キッシンジャーは、2016年から、何とか政権を握ったドナルド・トランプ(アメリカの民衆主義者=populist )にも、それから習近平のところにも飛んで行って、「5千年前の古代バビロニアのデス・カルト、悪魔が、地上に復活したぞ。気を付けろ」と教えに行った。
だから、私、副島隆彦は、この時「急いで、3帝会談を開け。ヤルタ2.0 をさっさと行え」と、自分の本たちに書いた。だが、このあとトランプが、2020年11月に、巨大な不正選挙 (fraudulent election フロージュレント・エレクション)をやられて(8千万票の 郵便投票(笑い)と、遠隔操作でのドミニオン・ソフトによる得票数の改竄)、無理やり引きづり下ろされた。
そして、バイデンと息子のハンターの、幼児虐待、大量殺害の、ペドフィリアの 異常幼児性愛 の現場も、ウクライナだ。彼らは、カトリック教徒だ。
ローマ・カトリック教会(ヴァチカン)の坊主(神父、司教ビショップ、教皇まで)たちが、女性との性交を禁じられたので、それで、この1500年間(440年、教皇レオ1世がローマ主教座を確立した)に、カトリックの坊主(モンク、monk 神父、修道僧)たちが、頭と体がおかしくなって、我慢できなくなって、発狂した。この巨大な偽善の戒律が、実に1500年間、続いた。
それで、今の、世界中のキリスト教国家(主に欧米の白人国家)各国で、数百万人の子供たちを、犠牲者とする、ペドフィリアの事件を起こした。だから、このカトリックの坊主たちは、100万人単位で、おのれの深い罪を償って、自殺しなければいけない。こいつらが、人類(人間)の諸悪の根源だ。
だから、プーチンが、ロシア国民と共に、この諸悪の根源どもとの戦いに、ついに立ち上がったのだ。このことを理解し、支持しなければ、人類(人間)に未来は来ない。もうひとつ、私が、いつも書く通り、英国だ。大(だい)宰相のウオルポール以来、英国が、ドイツを裏から操(あやつ)り、嗾(けしか)けて、必ず、フランス、ロシア、とケンカ(戦争)をさせた。だからヨーロッパ大陸は、ずっと戦争が続いた。このヨーロッパの大きな政治の流れに、気づかないといけない。
だから、やっぱり、ローマ教会と並んで、英国国教会(アングリカン・チャーチ)を滅ぼさないといけない。それとオランダのハーグの国際司法、刑事、両裁判所だ。ここも内部は、判事たちはカトリックだ。ペドフィリアの実行犯の凶悪な犯罪者たちだ。この人類の正義((justice ジャスティス)を握りしめている、と宣言している、巨悪たちに、己れの罪の深さを自覚させて、静かに自殺させないといけない。
それが出来ないのなら、プーチンに、まとめて処罰してもらわないといけない。
だから、プーチンは、今、地上に、現れた 哲人王( philosopher king フィロソファー・キング。古代アテネの賢帝ペリクレス、と26歳下のソクラテス の再来だ)として、この悪魔たちに、天罰を食(く)らわす。だから、日本国内の、ちょっと頭が悪い(学校時代の勉強が出来なかった。だが、勘は鋭い)が、この世の真実を見極めようとする、いわゆる、陰謀論者(いんぼうろんじゃ。conspiracy theorist コンスピラシー・セオリスト )として、世の中から、少し蔑(さげす)まれている者たちよ。
いつまでも、NOW(ニューワールド・オーダー)とか、ロスチャイルドの陰謀が・・・と、一つ昔の、馬鹿な話ばっかり言っていないで、さっさと、進歩、発展して、副島隆彦の理解のところまで、上にあがって来い。 あれらの旧式の理論も、私の本たちに書いて説明した。
どうせ、お前たち、日本の 真実追究派は、世の中の、お利巧さんたちで、この国の体制と大勢を作っている 立派なサラリーマン(本当は会社の奴隷。でも立派で賢いと自分では思っている)たちからは、嫌われ者の、変人あつかいだ。だから私、副島隆彦が、一気に、上昇した、英米ディープステイトとの戦い、のレベルに、さっさと来なさい。
私、副島隆彦こそは、日本を代表する陰謀論者だ。このことに異論、反論のある者は、出て来い。だから、私の隊列に入れ。しかし、ひとり、ひとりは、自分の頭の病気(軽度の精神病)を抱えているから、どうしても皆、互いに意見が合わない。それならそれでいい。ただ、私、副島隆彦の言論統制に服して、私を、司令官(コマンダー)だと承認せよ。それだけでいい。
もう5万人死んだ、ロシアの田舎の青年たちが兵隊になって、ウクライナで死んだ。その倍の手足が飛んだ負傷兵がいる。同じぐらいウクライナ軍の兵士たちも死んで、そして、負傷兵が同じぐらい(10万人)いる。いるに決まっている。殴り合いになったら、同じようにケガするのだ。一方の圧勝ということはない。
横で、人(他人)のケンカを見ながら、好き放題のことを言っている、馬鹿野郎は、ついでに、その場で、ケンカに引き込まれて殴られればいいのだ。
どういう人間が、戦場の兵士になるのか。本当の本当の戦場とはどういうものか、について、私は、自分の切実な考えを後でまとめて書く。
僧侶(坊主)が、女の体に触ってはいけない、性欲の禁止問題について、私たちは、今や、はっきりとあからさまに書かなければいけない。ここに、宗教という、人類が作った、偽善で、巨大なキレイごと(良く言えば、共同幻想、mass illusion マス・イルージョン。悪く言えば、集団発狂状態、 mass histeria マス・ヒステリア ) が、生んだ、人類の諸悪の根源が有る。
ここを曝(さら)け出して、表(おもて)に出さないと、もう、人類は収まりがつかないのだ。今度の、ウクライナ戦争の根源も、このカトリック坊主の性欲禁止、と結婚の禁止に、ある。
ウクライナ人を名乗る(本当は、Rusi ルーシーで、Russia ルーシア人の一種のくせに)者たちは、カトリックである。特に西部のガリシア右翼たちがそうだ。となりのポーランドとリトアニアもそうだ。だから、ウクライナが、このあとロシア側と2分された後(その前に、ゼレンスキーたちネオナチは、どこかに捨てられて追放処分だ)国家としては、ポーランドと西ウクライナが合体するかも、と言われている。
日本の浄土真宗の開祖、親鸞(しんらん)聖人は、マルチン・ルター(1517年、宗教改革ののろし)よりも、310年も早く、「我、禿坊主(はげぼうず)の、親鸞は、愛欲の海に溺(おぼ)れ、尼( 奥さんの恵信尼=けいしんに=と結婚して、子たちも作った)と交わり、仏教の戒めを破り、破戒(はかい)僧となった。地獄に落ちても構わない」と、宣言した(西暦1207年、34歳。58歳で京都に戻って89歳で死んだ)。 このことが、日本の親鸞の真の偉さだ。
ルターも、自分の根城の、北部ドイツのヴィッテンブルグ教会で、その山城にフリードリッヒ賢明公に匿(かくま)われながら、ルター訳の新約聖書を出したが、「僧侶の性欲を認めよ」と、尼さんと結婚して子供を成した。何と他の尼さんとの間にも子供が有った、と、ヨーロッパでは、知識人層の間で、ずっと言われている。
英国の革命的な、喜劇集団モンティ・パイソンの ホウリー・グレイル(聖杯、せいはい Holy Grail )の映画、その他に描かれている。今も、モンテイ・パイソンを越える、突き抜けて、大きな歴史(人類史)の真実を表に出す知識人集団はいない。日本では、この任務(天命だ)を、私、副島隆彦がやる。
私は、前の方で書いた通り、もっともっと精密に精緻(せいち)に、ウクライナ戦争の戦況(せんきょう)を書きたい。一体、この4か月、何が起きていて、ここまで来たか。5月10日ぐらいまでのことは、来週発売の、私の『 プーチンを罠(わな)に嵌(は)め、策略に陥(おとしい)れた 英米 ディープステイト は、ウクラナイナ戦争を 第3次世界大戦にする』 そして本の帯(腰巻き)は、「日本は、平和な中立国であるべきだ! プーチンだけを悪者にするな !!」 本に書いた。
ところが、この下↓ に、六城(ろくじょう)君が、「武装中立のすすめ」のようなことを書いている。六城君は、頭は理科系で、いいのだが、生来の右翼体質が、死ぬまで抜けない。 司馬遼太郎(しばりょうたろう)という作家が、どんなに、愚劣で、悪質で、敗戦後はアメリカの手先(戦争中は、対モンゴル向け特務機関員)で、歴史偽造をやった物書きか、を、六城君は知らない。いろいろ教えても、彼の頭に入らない。
ひとり、吉村昭(よしむらあきら)という優れた、歴史小説家が、司馬遼太郎を、激しく嫌って糾弾した。皆、吉村昭を読みなさい。吉村昭の歴史もの には、ウソが書かれていない。司馬遼太郎が書いていることは、ウソばっかりだ。何が、「坂の上の雲」だ。バカ。 日本海海戦の 連合艦隊の東郷平八郎と作戦参謀の秋山真之(あきやまさねゆき)の横に、旗艦(フラッグ・キャリア・シップ)の三笠の艦橋にいた、観戦将校として来ていた、英海軍大佐たちが、「東郷。こうやれ、こうやれ。次は、こうやれ」と命じていたのだ。
全部、イギリスが、1から10まで仕組んで、子分の日本にやらせたのだ。幕末、明治維新もすべてワルのイギリスがやった。私、副島隆彦が、これらのことを、ずっと書いて、暴き立てて来た。六城君は、その生来の右翼体質の為に、真実が分からないのだ。「戦艦大和、発進 」と言うような人だ。
その六城君から、きのう、彼の出張先の九州の大牟田産のマスクメロンがお中元で送られてきた。すぐに一個の半分、食べた。おいしかったよ。
六城君のように、一日に、自転車を200キロ平気で漕ぐような、生来の、筋肉体質で、じっとしていたら血が滾(たぎ)る、という強健な人間たちがいる。こういう人たちは、 戦争の時代に丁度、当たったら、きっと、必ず戦場に行かされて、あるいは、志願して、きっと最前線で、30代で、中隊長(少佐)になって、自分の部隊を率いて戦線をあちこち移動しただろう。その中隊の半分ぐらいは死ぬ。 私の弟子たちに、そういう体が生来、頑丈な者たちがいる。生まれた時代が違ったから、この人たちは、かわいそうだな、と、私は、いつも思った。
「こいつら、戦争でもないと、自分の人生を燃焼できないのだろな。戦場で死にたいのだ」と、私はいつも思う。私が教えていた田舎大学で、全国大学対抗のインターハイで優勝した、バスケット部のメンバーたちは、身長がみんな190センチぐらいあった。「先生、僕らは、毎日、20キロぐらい走らないと体の調子がおかしくなるんです。だから、タバコを吸ったりして体力を殺さないといけないんです」と、言っていた。そういう頑丈な者たちが、機会を得て、戦場の勇敢な手練(てだ)れの 兵士になる。
ロシアを助に来た、外国義勇軍のチェチェン兵 (ラムザン・カディーロフ首長が率いる。だから、カディーロフチィ(部隊)と呼ばれる)が、最強部隊だから、最前線では、普通の正規軍の部隊から恐れられる。「チェチェン兵が来た。逃げろ」になる。
だが、この戦場で凶暴ともされる、チェチェン人カディーロフ部隊も、6月1日から6日までの、セベロドネツク戦での、「ウクラナイナ軍が撤退すると見せかけて」(罠だった)チェチェンの部隊を、地下要塞化していた工業地帯にまで引き込んで、それを、隣りのリシチャンスクの高台に瞬間(高機動、ハイ・モービリティ)で据えた、アメリカ製の155mmりゅう弾砲(ハウウィツアー)「M777」のバッテリー砲列10門に、精密に狙い撃ちにされて、カディーロフ隊の精鋭の半分の300人ぐらいが戦死したようだ。
このウクライナ軍の奇策(きさく。これを、両軍があちこちで使い合っている)のために、セベロドネツクは、丸一か月陥落しなかった。しかし、その翌日の6月7日からは、ロシア軍が、物量戦で、10倍の(砲)火力(artillery アーティラリー)で、砲撃を加えて、ウクライナ軍の地下要塞も、木っ端みじんにしたようだ。「ロシア軍は、1日に6万発、撃って来るが、ウクライナ軍は、6千発しか撃てない(これじゃ勝てないよ)」とウクライナ国防省が公然と嘆いている。
ここには、ウクライナに自らの意思で、外国人義勇兵(foreign volunteer フォーリン・ボランテォーア)としてやって来ていた、死ぬ覚悟で戦う気で来た、各国からの軍人あがりたちが投入された。だから、どちらも横綱相撲(よこづなずもう)で、「そうか。向こうが、カディーロフチィなら、俺たちが出るしかないな」と、前線に出て行った。そして、この者たちもロシア軍の砲撃の餌食になって、死んだ。
外国義勇兵は、双方で、2万人ぐらいずついる。 このあと、12日までに撤退せずに、セヴェロドネツクに取り残されたウクライナ軍で、降参して投降してくる者たちが、あの、マリウポリの アゾフスタール製鉄所の地下要塞にいた2400人(うち重傷者400人)と、同じように、ぞろぞろと這い出てくるだろう。それから、身体検査を受けてPOW(ピー・オウ・ダヴリュ。捕虜。プリズナー・オブ・ウォー)用の捕虜収容所に送られる。この者たちは、生き延びた精鋭の兵士たちだ。前線(フロントライン)から後ろに引かなった(退却しなかった)。
本当の、本当は、私、副島隆彦も同じように、最前線で死にたい。「おいは、後方(こうほう)では死なんど」と言って死んだ西郷隆盛のようでありたい。鉄砲の撃ち方ひとつ知らないのだが。もう、生きていても、つまらない。人命尊重の思想が、私は、本当は、好きでない。人間は、自分の死に場所を自分で決めて、みな、潔く死ぬべきだ。家族やまわりに迷惑をあまり掛けないように。民衆の側からの、過剰な福祉(ウエルフェア)要求は、やめよ。ディープステイトの思う壺(つぼ)だ。民衆の福祉の請願(せいがん)は、民衆を、自分から弱体にする。
戦場の真実とは、いつ、どこで、誰が死ぬか、分からないのだ。最前線ではなくて3キロ、後方(こうほう)だから、自分は大丈夫だ、と思っているやつが、不意打ちや、爆撃を食らって死ぬ。戦場の戦闘は、すべて遭遇戦(そうぐうせん)である。敵と出会ったところが殺し合いの戦場だ。ほとんどは、部隊が前進したら、敵の砲撃で、たった一秒で死ぬ。それが真実の戦場だ。
そういうことを、私は、自分の戦争論として、「本当の戦場とはどういうものか」を、「自分が見て来たようなウソ」として、このあと、書きたい。
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